昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

あけましておめでとうございます。

2015-01-01 21:02:46 | 日記

あけましておめでとうございます。
昨年義母が亡くなったので新年の挨拶は欠礼しなければならないのだが、まあブログ上くらいはいいだろう 。
年が明けて、ウィーンの大晦日午後7時、東京の元旦午前3時にウィーン・シュターツ・オパーのシルヴェスターの『こうもり』のライブ中継をタダで観させてやる、というメールがウィーンのculturallというチケット・サイトから入ったので、楽しみに3時まで起きていていたのだが、どうしてもアクセスできない。おかしいなぁ、を繰り返しあちこちPCをいじって、それでも駄目で諦めて寝たのが午前4時半。
そこで元旦の朝起きたのも10時を回っていた。ここで遅い朝食。
身内の不幸があったので、お節も形ばかりの物。お屠蘇もオカブが飲んだだけであった。
ただ、お節のうちオカブの好きな叩き牛蒡とごまめだけはばーたんに作ってもらった。あと炒り鳥はかーたんが作った。
そそくさと元旦の朝食を済ませ、オカブもかーたんも昼寝。正月といってもなんとも変り映えのしない日常だ。
夕刻近くまで眠って、録画しておいた2011年シルヴェスターのウィーン・シュターツ・オパーの『こうもり』の公演をビールを飲みながらかーたんと観る。
6時過ぎにおせちの残り物で夕食ともつかぬ食事をして7時から『ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート2015』を観る。
今年はズービン・メータの指揮だ。ズービン・メータとはオカブも多少の縁がって、2008年3月にウィーンを訪れてシュターツ・オパーで『運命の力』を観た帰り、ホテル・ザッハーのレストラン、ローテ・バーで食事をしていたらマエストロ御一行様がご入店になられた。びっくりしてその際言葉を交わした懐かしい記憶がある。その時の記録は右記で。【ウィーン旅行記2008年】
今年のニューイヤーも交響楽団員が歌いだしたり舞台上でシャンパンを酌み交わすなど種々の趣向を凝らした演出がなされていた。
ズービン・メータはオカブの好きな指揮者だし、シュトラウスに的を絞っての選曲も好感が持てた。ただメータが真面目な性格なので、独特の小洒落た(ある意味下品な)ウィーン情緒が出ていなかったのだが惜しむらくは、である。後はちょっとバレーがしょぼかった。
ニュー・イヤーを観終わってあとは白船夜船である。お休みなさい。

寝て起きて呑んで過ごすや福寿草   素閑

 




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