おなじみのドイツ菓子工房『ムッティス・クーヘン』で先週予約していたシュトーレンが出来上がったので、三茶のキャロット・タワーで世田谷区の起業メッセに出店を出しているムッティス・クーヘンのブースに取りに行った。
「シュトーレン」とはドイツの一種のクリスマス・ケーキだが、これは「ブッシュ・ド・ノエル」のようにクリスマス・イヴ当夜だけに食べるものではなく、アドヴェント(待降節、クリスマスの四週間前から始まる)の始まりの前後から食べだして、クリスマスが過ぎて翌年1月6日のエピファニーのあたり(ドイツ語圏では三聖王祭、日本では公現日、あるいは顕現節ともいう)までも食べ続けるという息の長いクリスマスのお菓子。生菓子ではないので日持ちするということもあろう。
夕食後、美味いコーヒーを淹れて、ナッツとドライフルーツの入った逸品のケーキを食した。一瞬、日本にいるのを忘れたかのような感じだった。
小春日や陽に当たりつつ妻を待ち 素閑