脱走してしまって探していますに掲載を希望されたり
捕獲器の貸し出しを希望されたり
チラシの作成の方法を聞かれたり・・・。
自宅から逃げてしまった飼い猫を探すのは
簡単なことではありません。
そのうち帰ってくるなんてこともありませんし
いなくなって猫も飼い主さんも、本当に心細く不安でつらい気持ちになります。
だからこそ、日ごろからの脱走対策をお願いしている次第です。
いなくなってしまった子がいました。
暮す会からの譲渡ではありませんでしたが
スタッフさんが、いろいろアドバイスしてからホームページにも
掲載しました。
ですが、残念なことに・・・。
見つかったものの、ずっと飲まず食わずでがんばっていたんでしょうね。
衰弱しきった身体は、受診した病院でも助けることはできませんでした。
おうちに帰りたかったこの子の気持ちを考えると
いたたまれないものがあります。
また、せっかく見つかってもこの結末では
飼い主さんもやりきれないと思います。
担当したスタッフさんも、あまりのことにショックを受けていました。
猫は、外に興味があって見てるのは好きですが、
だからと言って外に行ったら
パニックを起こして普通のいつもどおりの飼い猫ではなくなります。
電線に止まってる鳥も好きだし、飛行機や車や歩く人にも
興味はありますが、それはテレビの中の動物やサッカーと
同じことです。
まず飼い主さんが安全を確保してあげること。
これが何よりも大切なことです。
網戸にすることが増える時期ですが、本当に気を付けて
網戸には網戸ロック、猫が爪で開けない工夫をしてください。
玄関前には、1枚ゲートをつけたり
外から帰って来る時も、足元に猫がいないかを確認するよう
家族みんなで約束してもらいたいと思います。