コブシの咲くころ

2011年03月31日 | 季節(春)

(日本モンゴル民族博物館にはためく、日の丸とモンゴルの国旗)

資母診療所へ蛍光管を配達します。                                                                                                                                                         『ついでの事です。取替させていただきましょうか?』、                                                                                                                                                 豊岡市にありますへき地の診療所は、但東町の資母(しぼ)診療所、日高町の神鍋(かんなべ)診療所、竹野町の森本(もりもと)診療所の3ヶ所、どこもこじんまりと小さくて、お医者さんが一人で看護師さんも2人ばかりです。                                                                                                                                                              「取り替えていただけたら助かるわ」、きれいな看護師さんも嬉しそう、診察室の天井はお医者さんも一緒に手伝って、交換しました和やかですね。待ち合いには、おばあさん二人会話が弾んでその間、待つのも少しも気になりません。                                                                                                                                            「取り替えた古い蛍光管も、処分してもらえますか」と云いながら、看護師さんがお尋ねですね。                                                                                                          「この市伝票の請求金額間違っていませんか?、40wの蛍光管ってこんなに安いのですか?」、このごろ高くなったガソリン代よりずっと安い金額に、ビックリしたよな顔でした。その上取り付けサービスし、処分までしてもらってこの値段、だれでも驚く事ですね。                                                                                                                             『そうですよ~、間違っていません大丈夫です。社会奉仕のお仕事ですよ、なので、アトムの特選品カタログ見ておいてね、お願いします。どんなことでも電話をしてちょうだいね』と、ニコニコしながら帰ります。                                 資母診療所のすぐ傍に日本モンゴル民族博物館がありまして、日の丸と一緒にモンゴル人民共和国の国旗がパタパタ・パタと強い春風に吹かれています。                                                                      ふるさと但馬の春の風、のどかな田舎のこの町にモンゴルの国旗が揺らめくと、何か場違いな妙な気分になりますね。                                                                                                      

帰り道、出石の町の出石川、昨日渡り初めされた新しい鳥居橋を初めて通ります。                                                                                                  もう6年半にもなりますね、台風23号で出石川が決壊し鳥居橋が使えない、大洪水に襲われ家も流され田も浸かり、大変な被害を被った地区でした。                                                                           長い年月費やしてやっと完成しました立派な橋が、これで日高と出石の通行も近くなります楽ですね。                                                                                              鳥居の橋からまっすぐに延びる道路の左の山は、コブシの花が群生します。コブシの花咲く季節には山一面に白サギが留まっているよな景色です。                                                             処女小説「出石」で作家の道に進んだ、出石に縁(ゆかり)の木山捷平(きやましょうへい)が、「大正も今は昔のコブシ哉」と詠んだ詩の情景が出石を取り囲む山々の、もうすぐコブシの咲く季節、春を呼びますコブシの里は、なつかしいふるさと想う風景ですね。                                                                                                                                     

テレビで見ました、新聞で読みました。「天皇、皇后両陛下が東京武道館をご訪問」のニュースです。                                                                                            東日本大震災の被災者を直接見舞いにお出かけを、床に膝を折って被災者へ励ましのお言葉かけるお姿伝えます。                                                                                                  コブシの咲くころ思います。                                                                                                                                          もう16年も前のこと、阪神淡路大震災の冬でした。天皇、皇后両陛下は、震災直後の神戸の被災者を見舞いに来られて激励を、今回と同じように膝を折って声掛けられました。                                                被災者が感謝の気持ちで見送る際に、バスの中から美智子皇后陛下は両手を握りしめてコブシを作り、「しっかりね、しっかり頑張ってね」と、コブシを何回も何回も差し出された光景を見ました。テレビで幾度も眺め、本当に感謝感動したことを思い出しますね(このバスがなんと、ふるさと但馬の全但バス)。                                                                                                  コブシの花咲くこの季節、昨日の武道館のニュースでまたまた感動いたします。

《北国の コブシ咲くころ 春の音》


昨夜(ゆうべ)は寝られかったですや~な、あんた

2011年03月30日 | お客さん宅で

(マグロ丼ぶり、とろろに醤油味でとっても美味しく食べました。「ブログと写真は無関係」)

〇さん宅へ昨日テレビを配達します。                                                                                                                                                             午前中に店に来るなり、「エコポイントは、もう終わりになりますきゃ~な」と、大きな声で尋ねてこんな事をお話しされますね、                                                                                                   「わたしゃ~な~あ、あと5年も生きてえ~へんのに、良い(ええ)テレビもってゃ~なゃ~しな、ちいしゃあ~のでええで、大きなのはよ~買わんしな~あ」と、3月いっぱいでエコポイントが終了することを、ちゃ~んと知ってるくらいにテレビの事情よ~く分かってるくせに、妙に始末なお話ですね。                                                                                                                                                                           〇さんは、80をとっくに過ぎた一人暮らしのおばあさん、ほんのちょっぴり耳遠く、喋る事はどうも始末な事ばかりです。                                                                                                              昨日午後一番に、テレビを配達した時も、「32型はやっぱり大きいわ、贅沢だわ、なんぼ値段が変わらんといっても贅沢だわ、人が笑うわ」と、しきりに悔やんで喋ります。                                                                                    『店でよ~く説明したでしょ、26型だからといって32型よりもほんのちょっぴり安いだけ、画面の大きさは全然違ったでしょ』、『今まで29型を見ていて、いくらなんでもこの茶の間に26型は合わんでしょう、32型でも小さいくらいですよ、価格と大きさ比べると一番割安なテレビですよ』、『娘さんが里帰りされて、“ちょうどええころだがね”と、きっと褒めてくれますよ』なんて、丁寧説明いたします。                                                                                              アンテナ線が古くって、畳をあげて床下もぐり、配線し直し大変でした。                                                                                                                                                    『ハイ、ザラザラの映りだった今までのテレビを見ていてえらかったでしょう。新しいテレビの映りはすごいでしょ、歳をとったら綺麗なテレビを見ないと損ですよ』なんて話しをいたします。                                                                今日ですね、頼まれていました玄関の照明直しに伺いました。                                                                                                                                                                   訪ねた途端に〇さんは、「昨夜(ゆうべ)は寝られかったですや~な、あんた」、「おお~きなテレビ、もったいな~てもったいな~て、近所の人が見なったら,“大きなテレビを買って~”と云って、笑いなれへんかと心配で心配で、一晩中、昨夜(ゆうべ)は寝られかったですや~な」とお話しなのです、呆れます。                                                                                                                                               『誰も笑ったりしませんよ、なんなら隣のおうちのテレビの大きさ見に行きましょうかね、〇さんとこよりもっと大きなテレビを見ておられますよ』、『あんまり、もうすぐ死ぬんだ~、いつまでもおれへんだ~なんて云ったらあきませんよ、そんなお年寄りに限って死んだりしません死にません。どんどん大きなテレビで贅沢してちょうだいね』なんて笑ってお話しします。                                                                                                               どうしてこうも〇さんは、電気屋さんの親切な説明聞いても分からんの、32型のテレビが贅沢と、贅沢し過ぎて隣の人に笑われるなんて、心配で夜も寝られぬほんまかいな、街の電気屋さんをさらかっているのと違うかと、ついぞ思ってしまいます。

《年とると どうして電気屋 さらかうの》


また来んせえな、但馬に。

2011年03月29日 | ふるさとの話

(但東町は合橋小学校の前に立っています「また来んせえな・・・・・」の看板です)

ふるさと但馬を訪ねて来ていただいた、観光客の皆さんを暖かく迎えるために、あちらにこちらに看板がやさしい言葉で語ります。                                                                                                                   合橋保育園に、ほんのちょっとの商品を配達終えて帰る間際に見上げます。夕陽に照らされ看板が、青空背にして立ってます。                                                                                                 「また来んせえな、但馬に。」と語ります。                                                                                                                                                           ふるさと但馬を観光し、帰り道を走る車に「またのお越しを待ってますよ、また来て下さいね」と云ってます。                                                                                                                                         夕日に照らされたこの面は、お帰りの車に語りかけますいいですね。                                                                                                                                                              次の写真は、但馬にやっとたどり着いたね、これから楽しい観光を、心ウキウキの車に語りかけますいい言葉、「よう来んさった、但馬に。」ですね、                                                                                                              但馬の言葉は、なんてやさしく暖かい、だれが聞いても、「ほっこり」気持ちが和らぐものですね。

《やさしさが じわっと出ますね いい言葉》


「三つの心得」 礼儀礼節 正しい服装 整理整頓

2011年03月28日 | その他

(会社に勤めていた頃、いつもポケットには「三つの心得」のカードです)

本棚にありました一冊の、なつかしい社内報をみつけます。                                                                                                                                             私が勤めていました会社を辞めて、街の電気屋さんを始めてから10年たった頃ですね、勤めていました会社から送ってきました社内報、その工場の20周年の記念号という事で、辞めて10年も経っているのに律義に届いた一冊を、大事にしまっておきました。                                                                                                                                                                            その社内報の表紙には、「三つの心得」、礼儀礼節、正しい服装、整理整頓と書いてありますとっても懐かしい言葉です。                                                                                                         大阪からちょっと地方へ転勤しまして、初めて出社しまして驚きますね。                                                                                                                                   社外からの工場見学も結構あるよな大きな工場、1,000人以上の従業員の、男も女も幹部も一般社員も、誰でも彼でもポケットに小さなカードを入れてます。名刺くらいのカードには、「三つの心得」と記して大きな文字で、「礼儀礼節」、「正しい服装」、「整理整頓」と書いてありました。                                                                                                                                                        一日に一度はそれを見ながら、三つの心得に沿った行動をするようにという事ですね。                                                                                                                         「三つの心得」を、全員がいつも肌身離さず持っている事だけありまして、工場内はもちろんですよ、敷地の隅々ゴミ一つ落ちていませんし、廊下はピカピカ、置いてある物整理整頓ピシッとしてます、タテヨコ歪んでいたりしてません。                                                                                                                       制服制帽、実にきちんとした身なり、挨拶完璧大きな声で気持ちが入った声出しますね。そんな会社の社内報、表紙に記した「三つの心得」をじ~っと見ましてとても懐かしく思い出しますね。                                                          何故に、こんなことを今日は想う、実はちょっと考える事ありました。                                                                                                                                         ちょっと用事を頼むためある小さな会社を訪ねます。                                                                                                                                                 これまでは、ずっときれいに整理整頓されてたはずが、久し振りに訪ねたら、会社の周りがちょっぴり雑然少し汚れていますね留守でした。                                                                                       こんな筈のない会社だったのに、何か様子が変でした。結局、そんな印象受けまして、『用事頼むのはやめにするか』となりました。                                                                                                家でもですね、会社でも、商店してたらもっとです。人の見る目の第一印象は、パッと見た目の好印象は、なんといっても整理整頓きれいにピカピカ、家でも会社でも商店でもですよ、外に向かって光っていても、いくら光っていましても光り過ぎる事ありません。                                                                                                                                                                            普段の小さな心がけ、基本の基本はあの社内報に載っていました、「三つの心得」その中の、整理整頓大事です。                                                                                                      車で走って電気屋さんを、外から眺めて感じます。とにかくきれいで、明るくて光っているよなお店はですよ、きっと繁盛してそうですね。

《人はです 第一印象 それすべて》


頭を垂れます朝昼晩と

2011年03月27日 | ふるさとの話

(竣工式のアトラクションは、保育園児とお母さんの合唱ですね)

本日日曜休みです。                                                                                                                                                               まわりの山は100mちょっとの低い山、中腹にあります長楽寺、そのあたりからくっきりと上下に分かれて白のコントラストがついてます。                                                                                                                               昨夜のうちに降りました。雪が木々を白くして山の上半分は冬景色です。ほんのうっすら屋根の雪、朝陽に照らされ光っています。荒れた天気の昨日にうって変わって日曜日、朝陽が差します快晴ですね。                                                                                                                     

今日は、区民総出の春日役(はるびやく)です。                                                                                            蓼川(たでがわ)用水の水を止めます川掃除、それに地区内の生活用水路や、道路の清掃をいたします。毎年3月最後の週の、日曜その日の大事な奉仕作業の行事です。                                                                              一昨年と昨年の、二年続けてかち合いました。アトムチェーンの旅行会は子供が休みの春休み、ピッタリ日役と同じ日、二年続けて欠席します。今年は行けるぞ役員降りた、楽しみしてたら今度はですね地震が発生残念ですが、アトムの旅行は中止になって三年続けて行けませんです。                                                                                                                   清掃作業を始める前に、「東北関東大震災の犠牲者の方々の、冥福を祈って黙祷をいたします」、「黙祷~」、区長の合図で頭を垂れてます黙祷します。                                                                      本日昼前黙祷します。                                                                                                                              国府地区公民館に県民交流広場が完成し、「ほっこり広場」と名付けられます。その完成のお祝いの竣工式のセレモニー、式の最初の一分間は、「東北関東大震災の犠牲者の方々の、冥福を祈って黙祷をいたします」の合図で黙祷します。                                                                                                                                

夜は、豊岡のTさんのお通夜駆けつけ涙して頭を下げます。「低頭(ていとう)」の合図で黙祷しました悲しいですね。                                                                                                                    Tさん宅は、当店が創業直後の頃からでした先代のお父さんの時代からずっと大事なお客さま、お父さんの跡を継いだTさんは、分教会の会長や地域で活躍凄いです。                                                                               病に冒され若くして、58のお歳で亡くなられたのです。Tさんの人柄や、お付き合いさせていただいた出来事は一言二言では言い尽くせない、ブログで書くこと適いませんね。                                                                                                            今日は晴れてた良い天気、なので夜半は冷え込みきつく、通夜の席も悲しさ寒さで震えてました。                                                                                                                                         頭を垂れます朝昼晩と、黙祷、低頭いたします。

《心より 頭を垂れて 黙祷す》


応募者多過ぎ、なので4月からは抽選にします

2011年03月26日 | 店内外の話

(「街のでんき屋便り」のパズルの賞品は4月からは抽選にします)

春4月の声聞く日まで、一週間もないというこの時期に、どうしたことでしょうかこの寒さ、猛烈な吹雪が舞います寒いです。                                                                              『4月も目の前なのに雪の朝ですね。この辺りは屋根にもキッチリ積もりましたね、道や田圃も真っ白ですね』と、冷蔵庫を車から降ろしながら挨拶します。                                                             「そうなのよ、昨夜来の雪はこの辺りは5cmくらいは積もったわね、国府に比べて山奥でしょう、山に囲まれた田舎のこの辺りは子供の数だってたった2,3人よ、数年もすると小学生はゼロで老人ばかりの集落よ」、冷蔵庫をお買い上げの田の口(たのくち)のHさんは、いつものように田舎田舎と口癖ですね。                                                                                                  午後一番にテレビの設定見るために、栃本(とちもと)めがけて走ります。                                                                                                                      植村直己冒険館を過ぎた辺りより猛吹雪のような雪が降り、目の前真っ白雪景色です。途中のトイレに寄った時、車を降りてたった2,3mを駆け抜ける、それだけですよ上着は真っ白雪だらけどうしてこんなに降るのでしょうか。                                                                                                                                                       宿南(しゅくなみ)のNさん宅へ、テレビの配達いたします。                                                                                                                               来た時雪は止んでいた、それでも寒さは真冬です。養父市はケーブルテレビで配線ごちゃごちゃ手間取りまして、家についてるBSアンテナ調子が悪くって、ちょっぴり手間取り時間が過ぎる、夕刻迫って寒さが増して雪が猛烈降り始めます。                                                                                                                                              「1月の洗濯機の時は大雪で、今日のテレビも吹雪と寒さ、電気屋さんに来ていただく時はどうしてこうも寒いのでしょうかね。BSアンテナの調子を診ていただくのは、ポカポカ陽気の頃にお願いしますね」と、奥さん恐縮されますね。                                                                                                                                               

息子は「街のでんきや便り」の4月号、私はクロスワードパズルを作ります。                                                                                                              もう1年以上も続いたパズルです。作る私は、頭を抱えてウンウンと汗をかきかき考えてますが、マンネリ飽きられ心配なので先月号よりパズルのスタイル変えました。                                                普通は、タテのヒント、ヨコのヒントと数字の入ったワードの枠に、言葉を埋め込み完成します。今度はスタイル変えて、枠には数字を書きません。ヨコのヒントかタテなのか、それも指定をいたしませんね。                        クロスワードパズルに数字がないのと、タテヨコどちらのヒントか分からない、今度のパズルのスタイルはちょっと難しくいたします。                                                                       でも、3月号と4月号の2ヶ月は新しいスタイルに慣れていただこうと、ヒントの代わりに「答えのワード」そのものを書き並べ、それを埋めてもらいます。それでも結構難しいです。                                             5月号以降は本当のヒントで答えを考え、それを数字のない枠に入れるパズルにいたします。                                                                                             もうひとつの変更は、この一年間の応募の皆さん全員に、ささやかですがプレゼント商品渡して訪ねます。ところが、だんだん回重ねる月々のクイズの応募殺到します。もう応募者が多過ぎて、配る軒数時間がないし予算もかさんで大変ですね。                                                                                                                                         4月号より変更します。                                                                                                                                                            クイズの応募は、店に持参かFAXでもよいと、それは従来通りです。でも、正解されまして差し上げてますプレゼント、豪華?な賞品を抽選で3名様に限定するように変更いたします。                                    「アトム電器のクイズは簡単すぎるわ~」と云われないように、毎月毎月少しずつ中身をいじって難しくいたします。                                                                                         「街のでんきや便り」のクロスワードパズル、これからもどうか楽しんでください、頼みます。

《出来たもの 簡単そうで 奥深い》


おじいちゃんのお金だ

2011年03月25日 | お客さん宅で

(雪どけ水がザーザーと、堰を下って流れゆく、春の訪れ間近です)

日高町の三方地区は、5本の指を広げた手のひらのように谷が深く伸びてます。そのいちばん深い阿瀬渓谷に通じる集落にも、春の気配を感じます。                                                                 集落中央の駐車場はつい先日テレビの配達に来た時など、うず高く雪が積もって山のよう、それが今日はすっかり影ひそめ、谷川沿いの隅っこにほんのひと塊りになってます。                                            川を流れる雪どけ水は、階段状の堰を下って流れゆく、水しぶきは真っ白に泡立て逆巻き春の訪れ告げようと、ザーザーザー辺り一面に響きます。                                                          

「テレビ代を用意しましたので集金に来て下さいな」とWさんから電話です。『こんにちわ~、おばあちゃんおられますかえ~』と入り口ドア開け挨拶します。                                                              『お電話いただきまして、集金に寄せてもらいましたよ~』と声掛けますと、「まあ、上がっておくれんしゃあ~な、お支払いしますんで」と、90近いおばあちゃんは上に上がれと催促します。                                             『出石の初午もすんだのに今日はなかなか冷えますね、今年は雪も多かったし遅くまで寒いことです』、『でも、駐車場の雪も消えましたね、裏の川はきれいな雪どけ水が勢いよく流れてますよ』なんて話ししながら、掘りごたつに入ってお話しします。                                                                                                                                         「〇〇万円用意しときましたえ、テレビ代を払わせてもらいます」、『ありがとうございます。娘さんと、どれにしようかこれにしようか話していた時、おばあちゃんにテレビ代を出して貰うんだと云っておられましたね、テレビ代はおばあちゃんのおごりですか?』、                                                                                                                                  「なあ~に云っとんさるんだ~にゃ~な、この金はな、おじいちゃんが残しておいておくれんさった分だがな、ありがてゃ~あですや~な」と、袋に入ったテレビ代をそっと差し出すおばあちゃん、もう何年も前に亡くなったおじいさんの残したお金とおっしゃいますね。                                                                                                                                 「新しいテレビは本当にきれいでしょうが、家中きれいに映るようになって気持ち良くなりましたね、よかったですね」と云いながら、もうすぐ4月というのにストーブもコタツもガンガンつけて、家の中は冬ですね。                              ふるさと但馬の山の中、裏の谷川ザーザーとうるさいほどに春の水音聞こえます。Wさんちの地デジ化も3台まとめていっぺんに、春が来ました完了します。

《じいちゃんの 残したお金 地デジ化へ》


ほた~るのひか~り、 まどのゆ~き

2011年03月24日 | 季節(春)

(広さがなんと4畳半の大きさな黄色ターボリンを横にして、花粉対策の宣伝ですね)

道路から坂道登って、小学校に駆け込みました。                                                                                                                               『ちょっとお尋ねします。森本へき地保育園はどこにありましたか?、商品を届けに来ました、初めてなのです』と、道を尋ねに入ったのは中竹野小学校の職員室、玄関入って廊下の奥で先生つかまえ聞きました。                              外からはそんな様子に見えませんでしたが、昨日は豊岡市の小学校は一斉に22年度の卒業式でした。                                                                                     親切に教えていただく女の先生は、きれいな洋服礼装で、教頭さんらしい横の男の先生もピシッと決めた背広とネクタイ、とっても晴れがましい礼服ですね。                                                           突然訪ねる知らない者に、ニコニコ笑顔で先生は、「森本中学校はご存知ですか?、中学校の前の橋を渡ってすぐの左に入ったところが森本地区の公民館です。そこの前が保育園ですよ」、                                 『分かりました橋を渡ったすぐその先ですね、ありがとうございました。とても忙しそうなときに申し訳ございませんでした』とお礼を云って外に出て、ふりむき校舎の奥を眺めます。                                          玄関奥の体育館の窓から見えるは紅白の幕、様子が普段と違います。気がつきました今日は晴れがましい卒業式でした。                                                                                 

3月の彼岸のころは、幼稚園の卒園式に小学校や中学校に、高校、大学どこもここも卒業式が続く季節の華やかさ、道を走っていましても遠くに見える学校や、幼稚園の校舎の窓に映る紅白の、いかにも卒業式の風景ですね。                                                                                                                                                 現在の小学校では卒業式にどんな歌を唱ってるのかな?、中学校では何を唱って先生を、恩師に報いる別れの歌をどんな曲で卒業式をやっているのか知りたいですね。                                                昔の定番決まってました。小学校は「蛍の光」、中学校や高校は「仰げば尊し」でした。                                                                                                   小学校の頃ですね、蛍の光を歌っていても、歌詞の意味など最初の出だしの「蛍の光 窓の雪」しか良く分からずに、あとは何となくわかりませんね。でもその歌詞の言葉は、よ~く記憶に残った旋律と一緒にちゅうで憶えます。

ほた~るのひか~り まどのゆ~き
ふみ~よむつき~ひ かさねつ~つ
い~つ~しかとし~も す~ぎ~のと~を~                                                                                                           あけ~てぞけさ~は わか~れゆ~く

とま~るもゆく~も かぎりと~て
かた~みにおも~う ちよろず~の
こ~ころのはし~を ひ~と~こと~に~
さき~くとばか~り うと~うな~り~

蛍の光 窓の雪
書読む月日 重ねつつ
いつしか年も すぎの戸を
開けてぞ今朝は 別れゆく

とまるも行くも 限りとて
互みに思う 千万の
心のはしを ひとことに
幸くとばかり 歌うなり
                                                                                                                                                              歌詞は本当は4番までありますが、私達の小学校の頃は2番までしか教えてもらわなかったですね。2番までしか教えなかった理由も、実はちゃんとあったようです。                                                 漢字で書いた歌詞を読むと、『フム、フム』と意味が良く分かりますが、平仮名で書いたように、伸ばし伸ばしの旋律で唄いますと 、「むつき~ひ」ってなんの意味か不思議でしたし、「す~ぎ~のと~を~」って、過ぎる事かと思っていましたし(本当は杉板の戸のこと)、                                                                                                                      「ぞけさ~は」、「ちよろず~の」、「うと~うな~り~」の意味も分からんかった。「さき~くとばか~り」は、何か花が咲く事なんかな?、                                                                    とにかく「蛍の光」は、とてもよく唄う歌でしたが最初の一行目、「ほた~るのひか~り まどのゆ~き」しかよう分からんものでした。                                                                        そんな思い出想い出す、春彼岸明けの今日ですね。

《わが恩師 仰げば尊し いま昔》                                                                                        

 




5文字の答えだけを電話で済ます奥さんは・・・・

2011年03月23日 | お客さん宅で

 

(Uさんの奥さんは、いつも手紙を添えてクイズを応募です)

「今月号のクロスワードパズルは簡単過ぎたわよ」と、ニコニコ会釈の挨拶しながらクイズの応募用紙を渡されますね。                                                                                                                                                                        Uさんの奥さんから受け取る応募用紙には、ほんの一言書いた短冊一枚いつも手紙が添えてある、それも達筆流れる文字で心のこもった言葉です。                                                                       【パズルのプレゼント有難うございました。「ひげそり」毎朝、気持ち良く使っています。たずねていたゞき有難うございます。パズルは高齢者にとっても楽しいです。】                                                             先月号の賞品をもらったことへのお礼や、「アトムの特選品カタロ」と一緒につけた「お買い上げ商品の調子伺いカード」への返礼ですね。いつもパズルを楽しみにしている事を伝える文面の優しい文字からは、幼稚園の先生だった昔の面影浮かびます。                                                                                                                                   毎月届ける「街のでんきや便り」のクロスワードパズルの応募は、本当に沢山いただき嬉しい悲鳴をあげてます。応募の用紙の片隅に、「今回は難しかったわ・・・・」とか、「私がウンウン考えてたら、娘がサッサと解きました。今回の賞品は娘に・・・・・」とか、「いつもは家で楽しむだけでした。初めて応募します・・・・・」とか、多くのお客様から嬉しいメッセージが書いてある、大切なお客様と、一生懸命な店との心通うメールです。                         

ピンポ~ン、『Nさ~ん、こんにちわ~、こんにちわ~』、『電話で答えを済ます奥さんに、ご褒美の賞品を届けに来ましたよ~』と、大きな声で挨拶します。                                                          なんでも明るく元気にニコニコと、本当に天真爛漫奥さんはいつもご贔屓のNさんですね。                                                                                                                リ~ン、「クイズの応募はFAXでどうぞと書いてあるが、うちにはファックスがありません。店まで持って行くのも遠いの、電話で答えを云うからそれでいい事にして貰えるかしら?」、家内がとった電話でいつもの通りのお話しなのです。                                                                                                                                            「ハイ、特別ですよ、Nさんだけは電話でよいことにいたします」、                                                                                                                     「答えは(ネ)(コ)(ヤ)(ナ)(ギ)でしょ、ネコヤナギね」と念を押しての電話だったそうです面白い、5文字の答えだけを電話で済ます奥さんは、やっぱり今度もNさんの元気な元気な奥さんでした。答えは全部枠埋めて下さいと書いたのに(ネ)(コ)(ヤ)(ナ)(ギ)だけとは、手間を省いてエコですね。                                                                                                      手渡す賞品受け取って、「まあ~、そんなにわざわざ届けていただいて~、悪いわね~、すみませ~ん」、                                                                                         『も~、特別ですよ。Nさんだけですよ、電話で5文字だけ伝えるお客さんはNさんだけですよ、ファックスを買って下さいよ、もうこれっきりですよ』とお願いしても、ニコニコしながら「まあ~そんなに云わなくってもよろしいがね、アトムさんはクイズの応募が100件はあるでしょう?、一軒くらい電話で応募も許してよ」なんて云いながら、渡したご褒美受け取ってニコリと笑って済ませます。                                            それからですね来たついで、「洗濯機を診てね、洗面台の電気がチラつくの、部屋の小玉が点かないの、あれもして、これも診て」、次から次へと用事を云います帰れない、とうとう最後にこうですね、                               「あっ、もう正午ね、昼ごはん食べた?、まだなの?、そうでしょう、きのう買った寿司の残りが半分あるからこれを電気屋さんの昼ごはんにあげるわ、大丈夫だから食べてよ、おいしいよ~」、                                      まあ、お客様にクイズの賞品届けてお話しするのも大仕事、こんなことの繰り返し、街の電気屋愉快です。

《上品な 手紙もあるし 色々と》

 


道義(どうぎ)ヲ篤(あつ)クシ、志操(しそう)ヲ鞏(かた)クシ

2011年03月22日 | 私の思い

(店に飾ったシクラメンの花と黄色の水仙)

80才のおばあちゃんを励ましながら、瓦礫の下で9日間も生き抜いた孫の阿部仁さん(16)、二人を救出した警察官に、「よくここまで頑張って生きていた」と男泣きさせた救出劇、一緒に救出に携わった若い巡査に、「警察官になってよかった」と、職務に心から誇りと警察官という職業を、胸を張って「すばらしい仕事」と云わしめた出来事は、日本中に心の底から明るいニュースとして受け止められました。                                           未曾有の大津波による、あまりに激しい犠牲者の数々、追い打ちをかけるように原発の重大事故、寒さの中での厳しい避難生活、日本中がなんともやりきれない不安と焦りを感じる状況が続いています。                                     被災地から遠く離れて、直接には厳しさが実感できない者が、厳しいという言葉を軽々しく使う事さえも恐れ多いものですが、そんな厳しい避難生活の中にあっても被災された皆様は、じっと辛さに耐え、お互い助け合い、冷静にして規律ある振る舞い、本当に感心し感動いたします。                                                                                                                                          世界中から、日本人の素晴らしい精神行動に驚きと称賛が寄せられています。どうしてこうも、沈着冷静にして礼を重んじる行動がとれるのでしょうか?。                                                                         

現在の教育現場や地域や職場では、あまり取り上げられないものですが、日本には日本人の素晴らしい規範を示した「教育勅語」と云ううものがありましたね。                                                                その中身は、「父母(ふぼ)に孝(こう)に、兄弟(けいてい)に友(ゆう)に、夫婦相和(ふうふあいわ)し。・・・・・・・・・・」から始まって、おおよそ12項目からなる徳目で成り立っています。                                                「広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)・・・博愛衆ニ及ホシ 」、「広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)・・・進テ公益ヲ広メ、世務ヲ開キ 」、「法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)・・・常ニ国憲ヲ重シ、国法ニ遵ヒ 」などの項目は、正に常日頃はもちろん一旦火急の時にも、「博愛」、「公益」、「遵法」の精神の大切さ、重要さを伝えています。                                                                 特に最後の項目に、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」と述べて、「正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)・・・義勇公ニ奉シ」と、身を犠牲にしての義勇の行動の大切さ、尊さを説いています。                                                                                                                                                                      

何も昔の古臭い主義、思想だなんて云う事は思えませんね。身の危険を顧みずに、原発の放射能を抑えるための献身的な作業を続ける方々、救助のために、自分の寝る間も惜しんで捜索にあたる方々、本当に感謝しても、し過ぎても、それでも足らないくらいの「義勇公ニ奉シ」のことですね。                                                                                                                    こじつけではありません。「終戦の詔書」の最後の件(くだり)にこんなことがあります、ジ~ンときますね泣けますね。                                                                                         「総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義(どうぎ)ヲ篤(あつ)クシ志操(しそう)ヲ鞏(かた)クシ誓ヒテ国体ノ精華ヲ発揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ」(総力を将来の建設に傾けねばならない。人道と正義を重んじ、強固な精神を保たねばならない。そうすれば、日本の誇りを高く掲げつつ、世界の進歩について行くことができるであろう。国民諸君には、どうかこの私の願いを実現してもらいたいと思う)、                                                                       終戦の放送を焦土で聞いた日本人は、涙しながら再建を奮い立ったことです。                                                                                                              負けてなるものかの日本です。世界中が見ていますね、頑張りましょう、がんばろう。

《世界から 称賛されてる 礼の国》


黄色い水仙

2011年03月21日 | お客さん宅で

(まあ、そんなに綺麗って褒めてもらって・・・・、差し上げるわ、持って帰ってよ)

Nさん宅はお寺です。                                                                                                                                                           「電気屋さんの近所のYさんのお宅に、明日の午後、初七日の法要に来ることになりました」と、Nさんは店に入ってお話しされます。                                                                                『あら~、明日はお寺の照明の事で、下見に来てくれとおっしゃってましたね?』、「そうです。頼んでいましたが、急にYさん宅の初七日に行かなくてはならなくなりました。Yさんちのお寺様は遠い徳島県だそうですね、先日の葬儀には徳島からお寺さんが来られたそうですが、度々来る事が出来ないからと、同じ宗派の私に知り合いを通じて頼まれたのです」、                                                                          「Yさん宅のことは全く分かりませんが、電気屋さんなら近所ですからご存知ですね」と、いろいろお話されますね。                                                                                    Yさんの近所にも同じ宗派のお寺があるのに、縁があってのことでしょう、Nさん、Yさん、どちらも当店の大切なお客様、これまた縁です。こんなふうにお願いしましたお話しします。                                                       『Yさんは、当店35年前からのとっても大切なお客様です。徳島の方から縁あって日高町に移り住んで、食品関係のお仕事されてました。ご家族一緒に働き者の一家でしたよ』、『亡くなったご主人、とっても良い方だったですよ。一番近くのお寺の宗派に替わるわけにもいかないですね。遠い徳島からお寺さんも大変ですね』、                                                                                                             『徳島のお寺の代わりのお世話をされる事って、とても大切な縁があっての事でしょう。ぜひ、よろしくお願いしますよ』なんてお話しいたします。                                                                                              お寺と檀家の関係は、先祖や親元の繋がりのお寺様との縁ですから、たまたま都合で遠くの地に移り住んでいても、やっぱり本家の宗派となって本家のお寺様に頼むこと、亡くなって葬儀をするとき大変ですね。         でもYさんちのように、今後のお世話はやっぱり遠く無理な場合はありますね。                                                                                                                         Nさんのお寺もやっぱり宗派が同じでも、何軒かある同じ宗派のお寺からNさんへ頼まれる事になったのも、とても大事な縁ですね。                                                                                      『お寺に下見は、今すぐ行きましょう』、駆けつけ相談いたします。

帰り道、一軒一軒丁寧に挨拶しながら届けます。3月号のクイズのご褒美、クロスワードパズルのささやかお礼の賞品ですね。                                                                            Tさん宅の玄関は、手作りお雛さまと一緒にいつも綺麗な花が飾ってあって、感心・感動いたします。                                                                                                       『こんにちは~、クイズの応募ありがとうございました。ささやかな賞品です』、「まあ、わざわざそんなの持ってきていただいて悪いわね、丁寧に一回一回来てもらわなくてもよろしいのに」と、恐縮挨拶されますね。                                         『いや~、奥さんの顔を見せていただくだけで有り難いです~』、『それにしても黄色の水仙は綺麗ですね、奥さんと一緒ですね』と、キッチリ褒めますいつものように、                                                              「なに冗談言ってるのよ、旨いことばっかり~、そんなに綺麗って褒めてもらって、この水仙なの私なの?」、「裏の庭にまだ咲いてるは綺麗な水仙、差し上げるから持って帰ってよ」、奥さんニコニコ、ハサミを持って水仙取りに行きますね。                                                                                                                                        クイズのささやかな賞品持って歩くのも、褒めたり喜んだりの、縁を繋ぎの作業です。

《お寺でも 電気屋さんも 縁一つ》


普段以上に元気を出して

2011年03月20日 | その他

(どこよりも地味で質素な豊岡市役所は、現庁舎も残して裏手に新庁舎を建設します)

数日前のことですね、店に入ってこられて区長さんがお尋ねでした。                                                                                                                             「21日に予定してます地区の敬老会は、どうしたもんでしょうか?、東日本大震災のこの時期に、敬老会をしてもよろしいか意見を聞いているのです」と、                                                                            被災された皆さんや、大変な状態の東日本の方々のことを思って、予定してる行事でも自粛する必要がありやなしやの相談に来られます。                                                                               『東日本の方々の大変な事には胸が詰まる思いです。いろいろな行事やイベントを、自粛しようかと云う噂はありますね』、『私は、敬老会は予定通り開催した方がよいと思います。被災地の事に想いを寄せる気持ちは、行事やイベントをしたからといって、弱まったり知らぬことになったりするものではないですよ』、                                                                                                                『敬老会を楽しみにしているお年寄りの方だって、寄って話したからといって、それで被災地のことを疎んじる事になるような気持ちは、さらさらないでしょう』、『手配している注文先にもキャンセルになりますし、自粛ムードが広がりますと世の中不景気な事になり、被災地の復興にだって影響しますよ』、                                                                                                                       『予定通りやりましょうよ、そして義援金でもなんでも、手助けになることを行事を通じて考えましょうよ』とお話しします。                                                                                             区長さんは、「他の地区の事も聞いてみます。他の方の意見も聞きます。電気屋さんのおっしゃる通りです」とお帰りでした。                                                                                           

3月18日の新聞見ると、「大震災でイベント中止」と見出しでふるさと但馬の町だって、4月3日の「第13回浜坂みなとほたるいか祭り」は中止、同日の「第12回朝来市・わだやまま竹田・お城まつり」は中止、19日の新聞にも、丹波市での3月26日からの「全国高校女子硬式野球選抜大会」は中止と載ってます。                                                                                                                          各地のイベント行事の予定を、取り止めたりする自粛ムードは悲しいですね。未曾有の国難大変ですが、全国民の気持ちの停滞それももっと大変ですよ、                                                                                                                                      日本地図を体にたとえ、右足からわき腹をとても大けがした体、痛めた体をいたわってじっとしてるも大事でしょうね。でも、体の元気な部分まで元気を出さずに休んでいたら、痛んだ所に治す元気も伝わりません。                                                     動くところは元気を出して今まで以上に力を溜めて、治すところの分まで元気を作ってそこに送るの大切ですよ。                                                                                                               自粛ムードが広がって、旅行も控える、食事も飲みも止めておこうよ、その分残し義援金へ回そうと皆が考えそうすると、本当にいい結果になるでしょうかね?。                                                                              食堂だって飲み屋さんだって、城崎温泉も出石の町も、全国どこでも観光地はですね、お客さんあってのことですよ。                                                                                         計画停電が続く関東地方、どうしたって経済的に大変になります当然ですね。ならば、西日本はそれをカバーするくらいに元気を出して、日本の景気を下げないように頑張ることこそ大事な事は、分かり過ぎます当たり前、そうしなければ被災地復興その原資も生み出せません。                                                                                                                            イベント行事に経済活動、それをしながら支援の方法、考える事こそ大事です。                                                                                                                電気屋さんも飲み屋さんも、食堂だって観光地なんぞ、人が来てくれなくては不景気どっとなりますね。なので、今まで以上に来ていただいて今まで以上にご利用願い、そのお客様からいただく分を被災地の復興に、                                    景気を落とさず普段以上に元気を出して、東が大変な時は西の出番、それが大事と考えますね。

《普段どうり それより元気 大事です》

 

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唱えるお経は違っても、想いは同じ心です。

2011年03月19日 | その他

(春彼岸、夕陽がきれいに茜色)

亡くなられた方が阪神淡路大震災を上回り、行方不明の方と合わせるとその数18,000人を越すという大震災の報、被災されて厳しい環境での避難生活を強いられている方々が数十万人となる過酷な現実、原子力発電所では、事故を抑え込むために命の危険をも顧みず、日本を救うために戦っていただいていると云うニュース、計画停電の影響で大変な状況下での生活、どれを見聞きしても本当に悲しく辛いものばかりです。                                                                                                                                                                   全国民一人ひとりが、自分の出来ることは何か、自分のできることから、自分に出来ることの力をすべて出し切って、この最困難な事態を何としても乗り切っていかなければと強く感じます。                                                  

人が亡くなりますと、その日のうちにお坊様にお経をあげていただきます。枕経(まくらぎょう)というものですね。そして、お通夜にももちろんお坊様にお経を、告別式にもお経を、さらに火葬に際しても、最後にお寺にお参りしまして初七日を執り行う際も、もちろんお経を唱えていただき、死者を懇(ねんご)ろににお弔いいたします。                                                                                 そのお経のことですが、枕経からお通夜に、告別式やお寺にお参りした時、唱えるお坊さんの読経、それをじっくり丁寧聞きましてこんなことを感じます。                                                                   先日のお葬式の一部始終の体験で、宗派によってでしょうかね、枕経からお寺でのお経まで全部同じに聞き取れました。                                                                               読経の言葉や流れの文句、それがどの場面も同じです。以前の別の宗派の体験では、確かそれぞれ違ったように感じてました。                                                                            これまでのお葬式では、宗派によるのでしょうが、なにやら梵字の訳のわからぬ発音ばかり、それでも場面ごとに違う感じに聞き取れる、お経ごとになにやら意味ありげに感じましたね。今度の葬式そのお経はですね、凡人の素人が聞いても言葉がわかる日本語の物語を語るような読経です。                                                                                                            まあ、親近感があるといえばありまして、梵字のような聞いててなにやら訳の分からぬお経よりも、良いかなと思えば思いたくなるようなものでした。しかしどの場面でも毎度毎度同じセリフの日本語の物語、ちょっとそれも値打ちがないような気がしましたね。                                                                                                                                   お葬式の済んだあとは初七日、二七日、三七日と続いて7週目の七七日(四十九日)で忌明けとなります。                                                                                            もちろん、亡くなった故人に向かっては、お葬式を終えてからも毎日毎夜に手を合わせ、お経をあげて弔わなければなりません。お寺でちょっと繰り上げて初七日を執り行った、最後にお坊さんが参列の親族に向かってこんなお話しされました。                                                                                                                                                                「仏教では、人が死んでからの49日間を中陰(ちゅういん)と申しまして、 死者が生と死・陰と陽の狭間に居る期間となります。死者があの世へ旅立つ期間、陰と陽の間という事ですね。その中陰を無事に終え、あの世に到達する日が満中陰(まんちゅういん)、七七日(四十九日)と申します。」、                                                                                                                       「死者は、この世からあの世に行く道中に、険しい山や針の野原、火の海を通り過ぎなければなりません。そして、七日ごとにいろいろな関所があり、そこで生前の生き方や行いを調べられ、天国に行く者地獄に行く者と振り分けられたりします」、                                                                                                                                                         「人は、死んだ者は死んだ者、生きている者は生きている者と割り切ってしまうものではありません。亡くなった者に対して想いをいたす事の大切さはとても重要なものです。特に七日ごとの関所を通る際には、生きているこの世の者からお経をあげて、死者に功徳を少しでも届け、閻魔さまの裁きを救いの方にして貰うようにしなければなりません」、                                                                                         「七日ごとの関所を無事に通過できますように、最後の三途の川を無事に渡れますように、そして天国に辿り着きますようにと弔いする日が、初・七日、二・七日・・・・・・・五・七日、六・七日の前の日の夜、その日を待つという事から逮夜(たいや)と云って拝む日なのです」、                                                                                                                                                  「今日は少し早目の初七日でしたが、次は二逮夜、三逮夜・・・・・・六逮夜とお参りいたします」と、優しく優しく死者への心遣いを説かれます。                                                                                                   仏教は、宗派によってお経や弔いのやり方其々微妙に違っても、最後の件(くだり)の逮夜の気持ち、天国に旅立つ死者に届けと功徳の行事、唱えるお経は違っても、想いは同じ心です。

《天国へ 無事辿り着け 逮夜拝》


赤いネコヤナギ

2011年03月18日 | お客さん宅で

(玄関の鉢に差してあります「赤いネコヤナギ」)

一週間ぶりのブログです。                                                                                                                             一週間前は、朝から家内の実家にいました。お通夜と、その次の日の告別式の段取りをすすめながら一段落、葬儀屋さんの方が納棺に来られるのを待って、亡くなったお父さんの枕元に集まっていました。              午後3時前だったと思います。E子さんが「地震だ~、揺れてるがな~」と叫ぶ声に、休んでいる身を起してビックリします。低い天井に吊られた電灯が、ユラリ、ユラリといつまでもいつまでも揺れています。それからですねこの一週間の出来事は、もう想像を絶するような、気も遠くなるような恐ろしい出来事です。                                                                                 大震災の津波被害に遭われた犠牲者の皆さまへ、本当に心からのお悔やみを申し上げます。                                                                                                 被災され厳しい避難生活を余儀なくされている多くの方々、救援のために懸命の作業を続けておられる皆さま、どんな言葉をかけてお見舞いすればよいのか、どんな言葉でご苦労に感謝すればよいのか、心底胸が詰まる思いであります。                                                                                                                                           体の調子もちょっぴりボチボチという事もあり、この一週間のニュースを見るにつけ、ブログでなにかを書いておるような気持ちになれずとうとう休んでしまいました。                                                        

この一週間の間でも寒い曇り空から冷たい雨の日、そして一昨日は3月中旬にしては大雪の冬模様、春の陽気には程遠いものでした。                                                                       やっと本日陽が射して、積もった雪も融かすポカポカ天気となりました。「街の電気屋クイズ」の賞品を届けにSさん宅を訪ねます。                                                                               玄関明ける戸の前に、植木鉢に差してあります一束のネコヤナギを見つけます。                                                                                                          ピンポ~ン、『こんにちは~、アトム電器ですよ~』と玄関明けて声掛けますと、家の中から奥さんが「ハ~イ、」と、ニコニコ元気に挨拶ですね。                                                                   『奥さん、これはなんですか?』と、鉢を指差し尋ねます。「まあ、電気屋さん、今日はどうしたの?、それはネコヤナギよ、赤いネコヤナギですよ」とおっしゃいますね。                                                    『Sさん、ネコヤナギですね。正解がネコヤナギのクイズのご褒美を届けに参りました』と、小さな包みをお渡しします。「街の電気屋クイズ」の3月号は、クロスワードパズルの答が「ネコヤナギ」です。                             Sさんも、クイズの解答を店に持ってきていただきそのついでに色々店でお話しを、いつもご贔屓とっても大切なお客様、今日はクイズの賞品を一軒一軒感謝を込めて届けます。                                                Sさんの奥さんは、「この赤い品種のネコヤナギって、このごろ流行(はや)っているのよ」、「赤いネコヤナギってなんともいえない綺麗でしょ、この少し草色の分はネコヤナギから花に変わったのよ」と、目を細めて愛(いと)しく眺めて説明ですね。                                                                                                                                      私は、腰からカメラを取り出し『ちょっと一枚撮らせていただきます』、奥さんは「こちらが良いかしら、写りがいい方はどちらでしょうか」と、玄関前で鉢を持って手助けされます親切に、そして「ブログに載せるのですか?、ブログを書いて下さいね」とおっしゃいますね。                                                                                                                          

私のブログを見ていただいています。ここ一週間ばかり書いていない事感じてなのか、「ブログ書いて下さいね・・・・・・・」、                                                                                 ブログを休んでいましても、「今日もまだ書いてない、今日も休んでいるな、どうしたのかな?」と思ってでしょうか、とても多くの皆さんに読んでいただいている事、感謝の気持ちでいっぱいでした。                                Sさんの奥さんに、赤いネコヤナギの話しを愛(いと)しく優しく聞きまして、「ブログに載せるのですか?」、                                                                                  震災に遭われた皆さんや、懸命の救援作業の皆さんに、なんのエールも旨く送れないですが、せめて普通に頑張る事が日本の元気に繋がると、そんな気がしてきましたね。                                         一週間休んで体もボチボチ元気になった、今日からブログ書きますね。

《元気出す 負けてなるかよ 日本です》

 


「エコポイントが終了します」のハガキを出したすぐ後に・・・・・・

2011年03月10日 | 店内外の話

(「エコポイントが終了します」のハガキを出します。その直後、電話がリ~ンと鳴って・・・・・・)

「いよいよ、エコポイントが終了します」のハガキを作って、茶の間にまだのお客様に、2台目、3台目がいるお客様にセッセと案内いたします。                                                                                           もう忘れるくらいに続きましたねエコポイントの特典も、とうとうあと半月ばかりになりました。1月に入ってからは、もらえるエコポイントも半減以下になりましたが、それでも一番売れてる40型なら11,000ポイントも付きますどうせのことなら貰わな損です、当たり前、                                                                                                                 お客様には、『3月いっぱいと4月1日との一日違いで勿体ないですよ、どうせ7月までに買うなら今が一番のチャンスですよ』とお勧めいたします。                                                                                             ハガキで最後の念押ししようと案内状をどっさり印刷しまして郵便局へ急いで駆けつけ出しました。                                         郵便局から帰って店番しながら、次はこれしよう、あれしようと座ったとたんに電話です。                                               リ~ン、「4時18分にとうとう息を引き取りました。すぐ病院に来てください」と豊岡病院から電話です。98歳を先日迎えた(家内の)実家の父さんが、とうとう最後を迎えます。とうとうその日が来ましたね。                                                                      即刻店を閉めまして、急いで病院に駆けつけました。身内の不幸がありますとその瞬間からピタリと仕事が止まってしまいます。そんなことは当たり前、当然ですけど大変ですよ。                                                                           その後バタバタ準備に時間、家に帰るの深夜の時刻、ブログなんぞは書けません。明日とあさっては臨時休業いたします。

《長寿です 大正昭和 平成と》

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