8月の独楽吟

2015年08月31日 | 日記




8月の独楽吟・・・・・喜びの32首



8/1  嬉(うれ)しさは   じいちゃん見送る  玄関の  百日紅(さるすべり)の木  紅(あか)く咲くとき

8/2  嬉(うれ)しさは   柳祭りの  花火見て  急ぐ家路を  月照らすとき

8/3  嬉(うれ)しさは   50℃越します  炎天下  エアコン工事  汗をかくとき

8/4  嬉(うれ)しさは   アトムの学び  戦略は  目から鱗(うろこ)の  仕組み聞くとき

8/5  嬉(うれ)しさは   会議帰りの  資料さえ  片付く間なし  忙しきとき

8/6  嬉(うれ)しさは   若き誠也の  終戦時  不戦日記読み  歴史知るとき

8/7  楽(たの)しみは   70年経てば  堂々と  未来志向の  談話出るとき

8/8  楽(たの)しみは   仕事きれいね  なんとまあ  紹介したいわ  すると聞くとき

8/9  楽(たの)しみは   草刈り作業  汗をかき  一休みにて  ポカリ飲むとき

8/9  楽(たの)しみは   本家の墓は  宇左ヱ門(うざえもん)  分家のうちが  掃除するとき

8/10  楽(たの)しみは   他府県ナンバー  うきうきと  ふるさと急ぐ  家族見るとき

8/11  楽(たの)しみは   孫らは里へ  静かなり  一晩過ぎて  また会えるとき

8/12  楽(たの)しみは   これでお盆は  安心と  笑顔で持つと  手添えられるとき

8/13  楽(たの)しみは   茄子とキュウリで  迎え盆  息子江戸から  帰省するとき

8/14  嬉(うれ)しさは   70年談話  スマホ読み  夕日背にする  塔を見るとき

8/15  嬉(うれ)しさは   70年前の  長い日は  玉音盤で  世鎮まるとき

8/16  嬉(うれ)しさは   茄子(なすび)に乘った  ご先祖が  安心笑顔で  帰られるとき

8/17  嬉(うれ)しさは   お盆が明けて  待ってたと  エアコン・テレビ  よく売れるとき

8/18  嬉(うれ)しさは   メジャー相手に  大友は  完投勝利  凄さ知るとき

8/19  嬉(うれ)しさは   同じこと言う  ばあちゃんに  やさしく諭す  声を聞くとき

8/20  嬉(うれ)しさは   ありがたき哉  ふるさとの  はなし書きつつ  良さを知るとき

8/21  楽(たの)しみは   ごっついお得  お知らせし  にぎわい笑顔  予想するとき

8/22  楽(たの)しみは   今度のクイズ  とことんに  難しくして  出来上がるとき

8/23  楽(たの)しみは   ちょこんと座って  ご詠歌を  聞く子らお菓子  手にもらうとき

8/24  楽(たの)しみは   お金払うと  じいちゃんは  ATMまで一緒  行くと言うとき

8/25  楽(たの)しみは   落ちんといてと  ケンちゃんに  言われて今日も  カギ締めるとき

8/26  楽(たの)しみは   じいちゃ~んかさ~  もったか~の  叫ぶケンちゃん  追いかけるとき

8/27  楽(たの)しみは   秋の名月  十四夜  三夜足らない  月を見るとき

8/28  嬉(うれ)しさは   苗字が田中  多過ぎて  屋号で電話  してもらうとき

8/29  嬉(うれ)しさは   満月眺め  わが家族  家内安全  感謝するとき

8/30  嬉(うれ)しさは   ノボリにポスター  お便りに  リホーム切り替え  電話あるとき

8/31  嬉(うれ)しさは   あて名貼り終え  月末の  集計済ませ  夜も更けるとき

8月31日

2015年08月31日 | 日記




 嬉(うれ)しさは   あて名貼り終え  月末の  集計済ませ  夜も更けるとき

リホームのノボリを立てると

2015年08月30日 | 仕事




 嬉(うれ)しさは   ノボリにポスター  お便りに  リホーム切り替え  電話あるとき



9月号の「街のでんきや便り」や「アトムの特選品カタログ」を、
一枚一枚、心を込めて袋に入れてまいります。

夏商戦のエアコンが峠を越しました。

「街のでんきや便り」には、
「ようがんばったエアコンくん、今年の夏も疲れたわ・・・・、頑張って冷やしたんでメンテナンスして~や」と書いて、
エアコン点検の「ワンコイン・メンテナンス」のおすすめ記事を載せてます。

もちろん、但馬の寒~い冬に「よ~ぬくもる!、高性能の暖房エアコン」のおすすめを、
冬のことまで考えて取り付けさせてもらった、Wさんちの写真記事と一緒に載せてます。

それから、9月10月限定の、
県の助成企画「お買い上げ20%金券お返し、ごっつい!お買い得セール」の特報を伝えます。

9月のメインチラシは「リホームのおすすめ」なのです。

「アトム特選品カタログ、住設・リホーム」バージョンに併せて、
オリジナルチラシも入れました。

「水回りリホーム相談受付中」の “電気屋さんもなんでもやってますよ~” のご案内と、
温水便器「アラウーノ」や、節水シャワーや蛇口の取り替えを、Tさんちの写真記事を載せて伝えます。

9月は「リホーム」のおすすめ案内一色で、
「リホーム、リホーム、リホーム」と、お客さまへの案内いたします。

店内の壁に天井に、アトムの「リホームポスター」が数十枚も、
外にはズラッとアトムの「リホームノボリ」が10本以上林立します。

ノボリにポスターお便りに、店の内外をリホームキャンペーンに切り替えをしたところに電話です。

リ~~ン「アトムさん、先日見積りしていただいた台所のリホーム、アトムさんに頼むことにするわ」、
「システムキッチンとレンジフード、タカラの見積もりで決めたいわ」とKさんちから電話です。

9月のリホームキャンペーン明後日に控えて、幸先よろしい話です。

月を眺めて家族に感謝

2015年08月29日 | 家族




 嬉(うれ)しさは   満月眺め  わが家族  家内安全  感謝するとき



月の出てくる歌の歌詞って、どうして物悲しいものが多いのでしょうか。


「荒城の月」

土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲


春高楼(こうろう)の花の宴

巡る盃(さかずき)かげさして

千代の松が枝(え)わけ出(い)でし

昔の光いまいずこ


秋陣営(じんえい)の霜の色

鳴きゆく雁(かり)の数見せて

植うる剣に照りそいし

昔の光いまいずこ


いま荒城の夜半(よわ)の月

替(かわ)らぬ光たがためぞ

垣に残るはただ葛(かずら)

松に歌うはただ嵐


天上影は替らねど

栄枯は移る世の姿

写さんとてか今もなお

嗚呼(ああ)荒城の夜半の月


世の中の栄枯盛衰を詠んだ歌なので、しょうがないですね。


「月の沙漠」

加藤まさを作詞・佐々木すぐる作曲


月の沙漠をはるばると
旅の駱駝(らくだ)がゆきました
金と銀との鞍置いて
二つならんでゆきました


金の鞍には銀の甕(かめ)
銀の鞍には金の甕
二つの甕はそれぞれに
紐で結んでありました


さきの鞍には王子様
あとの鞍にはお姫様
乗った二人はおそろいの
白い上衣を着てました


広い沙漠をひとすじに
二人はどこへゆくのでしょう
朧(おぼろ)にけぶる月の夜を
対(つい)の駱駝はとぼとぼと

砂丘を越えてゆきました
黙って越えてゆきました


千葉県の海岸で歌を詠んだと言われていますが、
王子、お姫様を乗せたラクダが、とぼとぼと行く様はなんとも寂しいものです。


「雨降りお月さま」

野口雨情作詞・中山晋平作曲


雨降りお月さん 雲の陰
お嫁に行くときゃ 誰と行く
一人で唐傘差してゆく
唐傘ないときゃ 誰と行く
シャラ シャラ シャン シャン
鈴つけた お馬に揺られて
濡れて行く


急がにゃお馬よ 夜が明けよ
手綱の下から ちょと見たりゃ
お袖でお顔を 隠してる
お袖は濡れても ほしゃ乾く
雨降りお月さん 雲の陰
お馬に揺られて 濡れてゆく


雨降りお月さん 雲の陰
お嫁に行くときゃ 誰と行く
一人で唐傘差してゆく
唐傘ないときゃ 誰と行く
シャラ シャラ シャン シャン
鈴つけた お馬に揺られて
濡れて行く


唐傘がない時は濡れて行くは、お嫁さんにはとても悲しいことです。


「十五夜お月さん」

野口雨情作詞・本居長世作曲


十五夜お月さん 御機嫌(ごきげん)さん
婆(ばあ)やは お暇(いとま)とりました


十五夜お月さん 妹は
田舎へ 貰(も)られてゆきました


十五夜お月さん 母(かか)さんに
も一度 わたしは逢いたいな


野口雨情は、
なんと悲しい、お月さまの歌を作るのでしょうか。

没落した家の一家は、離散するという悲しい物語です。

お母さんは病死し家は破産、
旧家で長く世話をした婆や(お手伝いさん)は暇を出され、

仲良しの幼い妹は、よその家に貰われて行きます。

十五夜を眺める女の子は、
もう一度お母さんに逢いたいと涙するのです。

なんと言う悲しい歌を、雨情は書いたのでしょうか。


お月さまが出てくる歌って、
悲しい歌が多いのです。

明日の夕刻、東の空に煌々と昇る満月は楽しみですね。
我が家の家族は幸せです。

家内安全・商売繁盛に、心から感謝感謝の満月ですね。

万場の田中です

2015年08月28日 | ふるさと




 嬉(うれ)しさは   苗字が田中  多過ぎて  屋号で電話  してもらうとき



「万場の田中です」と電話です。

炊飯器の調子を診に来てと電話です。
「田中で分かりますかえ、〇〇やです」と電話です。

万場地区は、とても「田中」姓の多い地区なのです。
いや、ほとんどのお家は「田中」の表札ばかりの地区なのです。

同じ地区の苗字が、半分以上同じとは滅多にお目にかからない事なのです。

45世帯ばかりの万場地区は、姓が8つしかなく、
中でも「田中」姓が31世帯で、区内の6割以上を占めると言われます。(ひだか辞典)

万場は、昔から冬のスキー宿、民宿の多くあるところです。

スキーヤーがゲレンデから宿に帰り、
宿の名前を姓だけで聞いていたため、どこもどこも「田中」ばかりで迷ったという話もありました。

そのためでしょうか、各家には必ず「屋号」がついているのです。

「さかんや」とか、「さかや」「とうふや」「くるまや」(水車小屋)なんて、
昔からの商売の名前を屋号にしたものや、

「てらね」「下住」「北住荘」なんて、地名からつけたもの、
あるいは「本宅」「別館」なんてついているものもありますね。

万場の田中さんは電話で用事を頼むとき、
「万場の田中です。〇〇やの田中です」と言いますね。

秋の名月シーズンの始まりです

2015年08月27日 | 自然




 楽(たの)しみは   秋の名月  十四夜  三夜足らない  月を見るとき



旧歴の7月、8月、9月を季節は秋と申します。

今日8月27日は旧暦7月14日です。
空気が澄み切って輝く月がきれいと言われる、秋のシーズンの始まりです。

月の満ち欠けで表す暦を旧暦(陰暦)と言います。
おおよそ、新月から満月を経て新月になる日にちが30日、なので旧暦15日がだいたい真ん中満月ですね。

旧暦15日=月齢15.0=満月と、うっかり思ってしまいますがそうでもありません。
今日は旧暦14日なので十四夜かと思いきや、月齢12.5なのです。満月には三夜手前の月なのです。

8月の満月の夜は8月30日、
旧暦の7月17日で、月齢15.5という事なのです。

いろんな訳あって、満月は必ずしも旧暦の15日でないし、月齢も15.0台になるわけでもありません。

中秋の名月は、旧暦8月の満月の前日とだいたい決められています。
旧暦8月であります9月の28日が満月の夜です。

なので、今年の中秋の名月は9月27日ってことなのです。
さらに、旧暦9月の満月は10月27日にやってきます。

旧暦の秋は7月8月9月です。
現在の暦の8月9月10月なのです。

澄み切った秋の空にきれいな満月が、
仕事を終えるころの夕刻に、東の空に煌々と昇ってくる季節です。

ケンちゃん今日も気がもめる

2015年08月26日 | 家族




 楽(たの)しみは   じいちゃ~んかさ~  もったか~の  叫ぶケンちゃん  追いかけるとき



一昨日のことです。
台風のニュースで猛烈な風の被害を伝えます。
雨も記録的な激しさだと映ります。

九州に上陸した台風が、中国、近畿地方にも、大きな影響が出ると繰り返しの予報です。

店の回りに立てたノボリや、屋上からの垂れ幕を、
その日のうちに片付けて、暴風来襲に備えます。

昨日のことです火曜です。
どえらい風が吹くと思って朝を迎えます。
雨も凄いかなと思って身構えました。

ところが、朝のうちはそれ程の風も吹かない、雨もほとんど降りません。
『やれやれ毎年のこと、大きな被害のニュースを聞きながら、
当地兵庫の北部って案外風も雨も、それ程でなくって助かったな』と、心ひそかに安心します。

それでも、午後のほんのひと時です。
「バババ、バ~~」と、叩き付けるような雨が、短時間でしたが降りますね。

『火曜日に工事に伺いますよ』と伝えていたUさんちにも、
一日延期を伝えていて、よかったよかったの午後ひと時のドシャ降りでした。

『ちょっと配り物しに廻ってくるよ。出かけてきます』と家内に声かけますね。

すかさずです。
ケンちゃんは、「じいちゃ~んかさ~、傘待った~。もったか~、もったか~、かさもっていって~~」と叫びます。

いつものことです。
ケンちゃんは、今日も気のもめることです。
目配りしてます気がもめますね。

「落ちんといてよ~、落ちんといてよ~」

2015年08月25日 | 家族




 楽(たの)しみは   落ちんといてと  ケンちゃんに  言われて今日も  カギ締めるとき



夕刻のチャイムが鳴る頃です。午後6時です。

『じいちゃんは、今からカギを閉めに行ってくるよ」と声をかけます。
蓼川農業用水路の、水門のカギの開け閉めです。

一日おきに、
朝の6時にカギを開けに行き、夕刻6時に閉めに行く日課です。
門扉に付けたチェーンのカギを、水路に渡した一本の材木の上から掛けるのです。

「掛けてくるよ~、ケンちゃんも一緒に行こか」の声を聞いていた家内は、
「注意して~よ、川にはまらんといてよ。足元ふらふら~っとして川に落ちんといてよ」と言いますね。

『ケンちゃん行こか』に、ケンちゃんは「いく~、いく~」とついて来ます。
200mほど離れたところの水路です。

一つ目の支水路の小さな門扉にカギを掛け、次は用水路の大きな門扉のカギです。

『ケンちゃんはこの柵につかまって、絶対動いたらあかんよ。
こっちに来たら川にはまるから、絶対に柵から手を離したらいかんよ』と云って、私は一本の材木の上でカギを閉めにかかります。

チェーンを手繰り寄せて、カギ穴にキーを差し込んでいる時です。

「落ちんといてよ~、落ちんといてよ~」と、
大きな声でケンちゃんが叫びます。

家内が口うるさく、
「ふらふら~っとして落ちんといてよ」の言葉そのまんまに、

ケンちゃんは、
「落ちんといてよ~、落ちんといてよ~」と必死になって言いますね。  
  

振り込め詐欺と疑われますがな

2015年08月24日 | お客さま




 楽(たの)しみは   お金払うと  じいちゃんは  ATMまで一緒  行くと言うとき



『ハイ、きれいに映るようになりましたよ。これで大丈夫』と言って、テレビの設置を終えますね。

「ありがとうございます。雷が落ちてから、農協さんに保険のことでちゃんと手続してもらって、
アトムさん早く持ってきてもらい、ありがとうさんです」と、ばあちゃんはペコペコお礼ばかりの笑顔です。

ばあちゃんの、ベットのそばのテレビを取り替えました。

「そうそう、今日来てもらうの分かっとって、わたしゃあお金用意しとれへんわ」と、
ばあちゃんが、財布にお金がないこと気付いて話します。

『おっと、宜しいですよ宜しいがな。お金は後でよろしいですよ』と、
ばあちゃんに話すそばからじいちゃんは、「アカンちゃ、ちゃんと据えてもらっとって、すぐ払わんとアカンちゃ」と言いますね。

「ワシがすぐ払っちゃる」と、財布をのぞき込んで叫びます。

『あ~あ、足らんがな。
アトムさんが3,6800円とリサイクル料に5年保証で、4万ちょっとと言いんさるが、足らんがなちょっと」と叫びます。

『よろしいですよ、あとで又いただきに来ますから宜しいですよ』と、手を左右に振って言いますね。

言ってもじいちゃんは納まりません。

「連れて行っておくれんしゃあな。銀行に、車乗せて行っておくれんしゃあな」、
『今すぐですか、銀行ですか』、

「いや、キャシュコーナーでいいですや~な。
バリュー(スーパーの名前)のATMに車で連れてって」と頼みます。

『なんや90才に近いじいちゃんと、ATMに一緒に行ったら振り込め詐欺の手口みたいですなあ。
振り込め詐欺と疑われますがな。あんまりしたくない話ですね』、

そう断っても、じいちゃんがどうしても「連れて行ってくれ」、
「付いて来てくれ、ATMの後ろまで付いて来てくれ」と言います。敵いませんな。

現金払いを、どうしてもしなくちゃ気が済まぬじいちゃん相手に、
有難いことやら、時間がないやら、ちゃっぴり困るね敵いませんね。

地蔵盆の夜に

2015年08月23日 | ふるさと




 楽(たの)しみは   ちょこんと座って  ご詠歌を  聞く子らお菓子  手にもらうとき



岩中の城山(宵田城のあった頂上)に登って帰り道です。

岩中の子安地蔵の、地蔵祭りを見ました。
境内に吊り下げられた提灯が、50個も60個もあるのじゃないかと思えるくらいの賑やかさです。

府市場の道路沿いギリギリにある地蔵さんも、地蔵祭りの飾りです。
道路にかかるほどに、台の上にお供えのお菓子の箱が積まれています。

府中新の六地蔵さんも地蔵祭りです。
六地蔵は堀にあります。府中新から堀の六地蔵まで通りには、半紙に子供や大人が絵を描いて、灯ろうが楽しげに並んでいます。

池上の地蔵さんは、熊野神社の境内にあります。
ご詠歌をあげる大人のそばで、上級生の女の子たちは行儀よくちょこんと座って聞いてます。

ご詠歌は40分くらいかかります。
ご詠歌の間も、キャッキャッと境内で騒いでいた小さな子たちも、
「さあ並んで、お菓子を渡しますよ。今夜は子供たちの地蔵祭りなんよ、ハイお供えのお菓子」との聞くと、行儀よく「ありがとう、ありがとうございます」と受け取りますね。

そして、お母さんに手を引かれて、
夜道をニコニコ帰っていきますね。

ふるさとの今夜は、どこもかしこも町中で、子供たちの楽しい地蔵祭りのひとときでした。



 

「中秋の名月の、次の次の次の夜」って分かるかな

2015年08月22日 | 日記




 楽(たの)しみは   今度のクイズ  とことんに  難しくして  出来上がるとき



毎月のクロスワードパズルのことです。

「今月のクイズは ①簡単だった ②難しかった ③その他のご意見(     )」という最後のアンケートに、
ほとんどの回答者は、「①簡単だった」にグルグルと印しを付けて、「簡単すぎる~、簡単だわ~」の返事です。

8月号のことです。

5文字の正解は、「(カ)(キ)(ゴ)(オ)(リ)」だったのですが、
半分くらいの回答者は、(オ)が(ウ)となっていて、「(カ)(キ)(ゴ)(ウ)(リ)」となってます。

タテのヒントで、
「昔々、煙管(キセル)の修理屋さんの名前」のワードを「ラオヤ」とするところを、「ラウヤ」と答えた回答が半分あったというわけでした。

「ラオヤ」って、
昔、煙管(キセル)の掃除や修理に回ってくるおっちゃんがいましたね。

羅宇屋と書いて、
「ラオヤ」って読むのです。

ラオスの竹から作った煙管を掃除することから、
修理屋さんをラオヤ(羅宇屋)と言ったのです。

羅宇屋というワード自体知っている年代が少ないと思っていましたが、
賢い回答者の方がおられます。

「羅宇屋ってな、読んで字のとおり “ラウヤ” とも読むんだよ。
但し、かき氷は「カキゴオリ」が正しいから、アトムさんは “ラオヤ” って読ませたかったんだね」とご指摘です。

9月のクイズが出来ました。
ヒントを優しくしてしまうために、どうしても答えが「簡単だ~、簡単すぎる~」になってしまいます。

いっぺんこのブログをお読みの皆さんも、
解いてやってみてください簡単ですよ。

9月の「赤二重枠で作る5文字」は、ちょっと難しくしました。
それでも、この5文字にもヒントがおまけについてます。

おまけのヒントは、「中秋の名月の、次の次の次の夜」です。
分かったお方は賢いですね。


 

赤文字のヒントの答えは、ふるさとの話の中にあります)

ヨコのヒント    ヒントの〇〇は漢字です。

1 しゃもじに似ている野菜。
6 外の明かりが入ってきます。
7 大友投手は10試合目に投げました。
9 学校の建物の〇〇強化工事が進みます。
10 この器、水がじゃじゃ漏れです。
12 大友投手はこれを総なめしました。
14 蹴って遊んだこともあります。
15 氷の上を滑ります。
17 大友投手の名は。
18 ガリレオは〇〇説を訴えました。


タテのヒント     ヒントの〇〇は漢字です。

1 薩摩の藩主。
2 旅に出て泊まります。
3 あの人は立っても座っても〇〇がいいわね。
4 大友投手は但馬貨物のころは〇〇野球です。
5 昔のコウノトリはこの木に巣作りです。
8 ホームベーカリーで作りました。
9 焼き菓子。
10 大友投手が生まれました。
11 大友投手は日米野球で〇〇勝利しました。
13 〇〇録していたドラマを見ました。
14 ATMで使います。
16 やたらにお金や物を惜しむ人。
 

「ごっついお買い得セール」を加盟店に説明すると

2015年08月21日 | 仕事




 楽(たの)しみは  ごっついお得  お知らせし  にぎわい笑顔  予想するとき



昨夜の役員会で預かってきました資料を持って、
会員店さんへの説明に歩きます。

『A子さ~ん、今日はもうメチャクチャ嬉しいお知らせ持ってきましたよ~』と駅前のS店さんを訪ねます。

A子さんは、

「な~に言っとるの、アトムさんが商工会の事で来ると言ったら、“総会の案内です~、会費もいただく時期です~”とか、 “売出しの抽選補助券一冊はお願いします~” やないの」、
「なんぞ儲かる話、ごっつうお得になる話しでも持って来て~な」、

「そんで今日は何なの、なんぞいい話、嬉しい話ですか?」と言いますね。

『今からの話、全~部、ぜ~んぶお店の負担はありません。
一銭もお金がいらんのに、ムチャクチャ嬉しいごっついお得なご案内ですよ』、

『ハイ、二本もポール差し上げます。二枚のノボリを店先に立ててね。もちろんタダよ』、

『ハイ、ポスター2枚貼ってね。ものすごいお得なこと書いてあるでしょ。
これを9月と10月の2ヵ月間やるんよ、お客さんビックリたまげるお得なセールですよ』と話します。

兵庫県の商店街活性化助成事業で、豊岡市商工会の町の商店街が「ごっつい!、お買い得ポイントセール」をやることになったと、
加盟してるお店に説明して回ってると話します。

なんといっても、お客さまのお得がいっぱいな中身です。

『あのね、A子さんとこでお買い物されたら、500円に付き「はばタンシール」を2枚台紙に貼ってあげて』、

『はばタンシール10枚で台紙いっぱいになるの。なった台紙、それが1、000円の金券になるんよ』、

『次の日には、金券でお菓子でもパンでも売ってあげてね、
台紙で買いに来られたらお金と一緒なの。商工会に出してお金にちゃんと替わるから大丈夫』、

『お客さまに渡すお買い物の20%の金券は、全~部県から補助してくれるから』と、

今度の「ごっつい!、お買い得ポイントセール」の中身を説明します。

よ~く考えてみますと、
10万円(限度額)のエアコン買うと、2万円の金券が手に入る、

次の日に、
2万円の掃除機がタダで買えちゃうと云う、お客さまにとってはビックリ仰天のお得です。

S店のA子さんと話をしながらお互いに、
「こりゃあ、お客さまも絶対喜ぶわ。商店街の加盟店から買ってよかった良かったと、大にぎわいになるわ。こりゃほんとだわ」と、

お客さまの笑顔を想像して話します。

ふるさとの話を書いてて想う

2015年08月20日 | ふるさと




 嬉(うれ)しさは   ありがたき哉  ふるさとの  はなし書きつつ  良さを知るとき



3月号から書き始めました。
街のでんきや便りに添えます楽しいクイズ、そのヒントも兼ねて書きます作文は「ふるさとの話」です。

半年続きました。
お客さまの読まれての反響は「初めて知ったわいい話ね」、「私の里の話で楽しく読みました」、

「クイズは、ふるさとの話読んでやっと分かりました。よかったわ」と、大変好評な声でした。

3月の「コブシ咲くふるさと」、
4月の「松岡のババ焼き祭り」、
5月の「水生城の最後の決戦」、

6月の「気象予報の生みの親・桜井勉のお話」、
7月の「江原駅のいい話」、
8月の「府中新の7体あるのに六地蔵」、

そして、来月9月号のふるさとの話しは今日書けました。
9月号は「出石の誇り、大投手・大友工のお話」です。

いつもふるさとの話を書きながら想います。
ふるさと但馬や我が街日高町、それに出石も豊岡も但東も、城崎、竹野と調べて話、
なんとなんと、素晴らしい歴史や、人物や行事を発見します。

本当に、ふるさと但馬の良いところ、
いっぱい知ること嬉しいですね。

今日書きたての、9月号の「ふるさとの話」をアップしてみます。



ふるさとの話 9月号

今月は、出石町材木出身の元プロ野球選手「大友工」さんのお話しです。
ブロンズ像も誇らしく凄い活躍のいい話です。

クイズのヒントも隠れています。

出石出身の名投手
 先月、夏の高校野球は早稲田の清宮内野手(1年)や、
関東第一のオコエ外野手(3年)などの目を見張る活躍
で、熱戦が大いに盛り上がりました。
プロ野球では、ふるさと出石の能見投手が阪神で活躍し
ています。
出石には、60年ほど昔になりますが、物凄い成績を残
し名声をほしいままにした投手がいたのです。
出石町材木の出身で、読売巨人軍で活躍した大友工(お
おとも・たくみ)投手です。

出石の誇りとして
 出石温泉乙女の湯の手前のグランドに、大友工の立派
なブロンズ像が建立されています。また、出石明治館の
中の一室は、大友工の数々の偉業を紹介する展示室とさ
れ、大友工のユニホームや、楯やトロフィーが数多く展
示されています。
出石の誇りとして、像や展示室があるほどの大友工は、
どれくらい凄い投手だったか今回はその話しです。

軟式社会人野球から
 大友工は、大正14年2月19日に出石町材木に生ま
れています。電信兵で終戦を迎え、戦後は故郷に戻り炭
焼きなどをして過ごした時期もありました。その後、但
馬貨物(新日本運輸)に勤務のかたわら軟式野球をした
のです。
今のように、少年野球などの経験はありません。20代
からの野球です。
昭和23年秋、全国車輛軟式野球大会の近畿大会でベス
ト4まで進出します。その時の、球威ある投法がスカウ
トの目に留まり読売巨人軍に入団したのです。
昭和24年5月、66年前のことです。

ものすごい努力
 軟式球しか握ったことがない大友は、硬式球に慣れる
ために物凄い努力をします。手に球を握ったまま眠り、
球の感触を体に覚えさす。
球威を増すため、ステップを広げる投球で、自然に体
が右に傾くサイドスローの投法です。

巨人軍での活躍
 巨人軍に入団2年目で11勝4敗、3年目にして巨人
の主戦投手に躍り出たのです。それからの活躍が凄いで
す。
3年目には、松竹相手にノーヒットノーランの完全試合
を含む17勝8敗、4年目は27勝、5年目は21勝、
6年目はなんと30勝6敗なのです。
プロに在籍の10年間で、通算130勝57敗という驚
異的な勝率の成績です。特に広島には滅法強く、対広島
戦18連勝のあと1敗を挟んでまた12連勝したことも
あり、7年間の対広島戦は、41勝3敗というありさま、
「大友投手が先発の試合、今日も絶対勝つ気がしない」
と試合前の広島ナインに言わせたそうです。
昭和28、29、30年の3年の間、最優秀防御率、最
多勝利、最優秀勝率の投手三冠に、沢村賞を始め、日本
シリーズ最優秀投手賞など数々のタイトルを総なめ状態
なのです。

日本人初、メジャー相手に完投勝利
 昭和28年秋に来日したアメリカのメジャーリーグ球
団、ニューヨークジャイアンツと巨人との日米野球では、
9連敗のあとの10試合目です。
大友工投手は先発し、試合は1失点するものの9回を投
げ切り、2対1で巨人の勝利です。「地面の底から浮き
出す球は打てない」と、メジャーリーガーを驚かした投
球で、日本人初のメジャーリーグ球団相手の完投勝利を
挙げたのです。
戦後8年目の日本です。
球場の観客は、わんわの歓喜に沸く大興奮、ムチャクチ
ャに凄いことだったようです。
そんな凄い球史に残る大投手「大友工」が、60年前の
出石の町から出て活躍されたのです。
(出石明治館の資料などから、大友工の話を書きました)

田舎のばあちゃん、何度も何度も同じことを話します

2015年08月19日 | お客さま




 嬉(うれ)しさは   同じこと言う  ばあちゃんに  やさしく諭す  声を聞くとき



「よう見えとりますか?、暗いことないですか~え」、
『ばあちゃん、良~く見えとりますよ』、

「よう見えとりますか?、暗いことないですか~え」、
『ハイハイ、良~く見えてます大丈夫。ばあちゃん良く見えてますよ」、

「よう見えとりますか?、暗いことないですか~え」、
『良く見えてますよ。大丈夫大丈夫、大丈夫ですよ見えてますよ、大丈夫』と、私も先ほどから何遍も何遍もオウム返しに返事です。

初めてのご依頼の客さまのお家で、流し元灯の取り付け工事をいたします。

「今、大阪から里の実家に向かってる者です。
午後3時くらいに、流し元灯の取り付けを頼めないでしょうか」、

「初めてのお願いで、今日って急に頼んで申し訳ありませんがお願いできますか?」と、
朝に電話の依頼です。

ご依頼先の里の実家って、
日高町内でもずっと遠くの山の中、回りを山に囲まれた谷沿いの集落なのです。

じいちゃんばあちゃん二人暮らしのお家です。

じいちゃんは「わしゃあ88だ、眼も片方ほとんど見えんし」、
ばあちゃんは「80越しました。眼も耳も頭も悪いですや~な」と、典型的な田舎暮らしの老人二人の世帯です。

この集落は20戸くらいでしょうか、若い者はほとんど都会に出てしまい、
子供の数ったら、近所のHさんちに高校に通う男の子が村の中で一人っきり、もうほとんど高齢者家族ばっかりの集落なのです。

ご依頼の奥さんは、このお家の都会に出ているご長男さんのお嫁さん、
今日は、じいちゃんばあちゃんちへ、電気屋さんに電話しながら帰って来られたという事ですね。

「ネットでアトムさんを探して頼みました」、
『当店はネットでたくさんご依頼ありますよ。なんでも直ぐに診に来ますからどうぞどうぞ』と返事です。

先日帰った時に、ホームセンターで買った流し元灯がどうしても点かないと云われます。
電気がどうしても来ていないとおっしゃいますね。

そんな訳で、電気配線も頼むと当店に電話したと説明でした。

蒸し暑い、山の中なのに今日はムチャクチャ暑いよ蒸し暑い、
汗だらだらの中で、せっせと配線取付作業をいたします。

ずっと見ているばあちゃんは、

「よう見えとりますか?、暗いことないですか~え」が10回くらい、

次は、
「電気屋さんはどこから来ましたかえ~」が10回くらい、

それが終わると長男のお嫁さんに、
「この人知っとんなるんか~」を10回くらい、同じことを何度も何度も聞くのです。

まあ、ちょっとご老人の酷い癖ですな、
少しですが、同じことを何度もおっしゃるボケですね。

こちらも、
『ばあちゃん、良~く見えとりますよ』、『ハイばあちゃん、国府から来ましたよ、国府の池上ですよ』、

お嫁さんは、
「主人が調べて頼んだんよ。親切な地元の電気屋さんよ。知らなかったけど知っとるのよ」と、10回も20回も優しく優しく諭します。

汗がぶうぶう出る中で、じいちゃんばあちゃん二人暮らしの生活を、
都会から見に来るお嫁さんに、『大変ですね~、奥さんはお生まれ都会ですか?。正直言ってここはとっても山家で凄いところですね』と話します。

「いえ、私のお父さんの実家は鳥取県のもっと田舎、山家はよ~く慣れてます」と、ばあちゃんに諭す感じで優しいですね。

巨人軍の大投手、大友工(たくみ)の展示室を訪ねる

2015年08月18日 | ふるさと




 嬉(うれ)しさは   メジャー相手に  大友は  完投勝利  凄さ知るとき



出石に仕事の帰り道、
「出石明治館」に寄りました。

ここの建物は、旧郡役所として使われていた明治の貴重な建築物です。
その中には、歴史を彩った人物の足跡をとてもたくさん展示してあります。

歴史ある出石からは、数多くの偉人が輩出されました。

応仁の乱の西軍の総大将となった「山名宗全」。時の権力に媚を売らず、こよなく出石を愛した「沢庵和尚」。

新生日本を夢見て奔走した維新の志士たち、

東京帝国大学初代総理の「加藤弘之」。軍部の横暴を生命を賭けて糾弾した、粛軍演説の「斎藤隆夫」。

女性の教育に生涯を捧げた「木村熊二」。日本の気象予報の創始者である「桜井勉」。

その他、多くの業績を残された先人が紹介されています。

入口の一室に大友工(おおともたくみ)展示室がありました。
今から62年前、日本人投手として初めてメジャーリーグ球団相手に、完投勝利を挙げた往年の名ピッチャー「大友工」なのです。

大友工は、ふるさと但馬は出石町材木町の出身なのです。
展示室に書いてありますこんなこと、いろいろ読んで驚きますね。

広島の選手が、
「今日の試合先発は大友工か。広島の負けに決まっとるわ」と試合する前に口をそろえて言いました。

大友投手はムチャクチャ強かったのです。
チーム創成期の広島カープには特に強い強い、

ある年のことです。
対広島戦18連勝です。そのあと後1敗しますが、さらに広島と対戦し続けて12連勝してしまったのです。
結局、7年間で41勝3敗とめっぽう広島に強くて、広島ナインは対戦する前から勝つ気がしなかったそうなのです。

当時、速球では金田正一と大友が双璧をなしていたが、
金田も「大友さんの球が一番早い」と一目置いていたといわれます。

その威力は、当時の正捕手だった広田順が取り損なった球で、左手の指を骨折してしまうことがあったそうです。
ニックネームが「キンさん」、筋肉隆々の金太郎かキングコングのイメージの力持ちだったそうなのです。

出石出身の大友工は、
電信兵から戦後は炭焼き、但馬貨物で軟式社会人野球をしていた頃スカウトの目に留まって、巨人の二軍に入団します。

それからがムチャクチャ凄いことなのです。

昭和25年から昭和33年ころの活躍です。
1年目こそ4勝だったのですが、2年目11勝、3年目17勝、4年目27勝、5年目21勝、6年目はなんとなんと30勝なのです。

讀賣巨人軍の第二期黄金時代を、別所、中尾投手と大友工の三本柱で支えたのです。

昭和27年には松竹相手にノーヒットノーラン完全試合、
これから3年間の、勝つわ勝つわの最多投手、最優秀防御率、最優秀勝率の投手三冠で、沢村賞やらなんやら数々のタイトルを総なめ状態だったのです。

昭和28年の日米野球で来日のニューヨーク・ジャイアンツに、巨人軍は9連敗のあとの10試合目です。
大友投手が投げます。

メジャーリーガーたちが「地面の底から浮き出す球は打てない」と、
小柄な体から流れるような、美しいフォームで投げ出されるサイドスローに驚き、監督のレオ・ドローチャーからも、メジャーに連れて帰りたいと言わしめるほどだったようです。

日本人投手で初の、メジャーリーク球団相手の完投での勝利だったのです。
球場の観客はわんわの歓喜に沸く大興奮で、実はムチャクチャに凄いことだったのです。

大友投手は、10年間で通算130勝57敗、これだって球史に残る勝率の投手だったのです。

ああそれから、出石出身の能見投手も大先輩に倣って、今年も阪神で頑張っています。