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5文字の答えだけを電話で済ます奥さんは・・・・

2011年03月23日 | お客さん宅で

 

(Uさんの奥さんは、いつも手紙を添えてクイズを応募です)

「今月号のクロスワードパズルは簡単過ぎたわよ」と、ニコニコ会釈の挨拶しながらクイズの応募用紙を渡されますね。                                                                                                                                                                        Uさんの奥さんから受け取る応募用紙には、ほんの一言書いた短冊一枚いつも手紙が添えてある、それも達筆流れる文字で心のこもった言葉です。                                                                       【パズルのプレゼント有難うございました。「ひげそり」毎朝、気持ち良く使っています。たずねていたゞき有難うございます。パズルは高齢者にとっても楽しいです。】                                                             先月号の賞品をもらったことへのお礼や、「アトムの特選品カタロ」と一緒につけた「お買い上げ商品の調子伺いカード」への返礼ですね。いつもパズルを楽しみにしている事を伝える文面の優しい文字からは、幼稚園の先生だった昔の面影浮かびます。                                                                                                                                   毎月届ける「街のでんきや便り」のクロスワードパズルの応募は、本当に沢山いただき嬉しい悲鳴をあげてます。応募の用紙の片隅に、「今回は難しかったわ・・・・」とか、「私がウンウン考えてたら、娘がサッサと解きました。今回の賞品は娘に・・・・・」とか、「いつもは家で楽しむだけでした。初めて応募します・・・・・」とか、多くのお客様から嬉しいメッセージが書いてある、大切なお客様と、一生懸命な店との心通うメールです。                         

ピンポ~ン、『Nさ~ん、こんにちわ~、こんにちわ~』、『電話で答えを済ます奥さんに、ご褒美の賞品を届けに来ましたよ~』と、大きな声で挨拶します。                                                          なんでも明るく元気にニコニコと、本当に天真爛漫奥さんはいつもご贔屓のNさんですね。                                                                                                                リ~ン、「クイズの応募はFAXでどうぞと書いてあるが、うちにはファックスがありません。店まで持って行くのも遠いの、電話で答えを云うからそれでいい事にして貰えるかしら?」、家内がとった電話でいつもの通りのお話しなのです。                                                                                                                                            「ハイ、特別ですよ、Nさんだけは電話でよいことにいたします」、                                                                                                                     「答えは(ネ)(コ)(ヤ)(ナ)(ギ)でしょ、ネコヤナギね」と念を押しての電話だったそうです面白い、5文字の答えだけを電話で済ます奥さんは、やっぱり今度もNさんの元気な元気な奥さんでした。答えは全部枠埋めて下さいと書いたのに(ネ)(コ)(ヤ)(ナ)(ギ)だけとは、手間を省いてエコですね。                                                                                                      手渡す賞品受け取って、「まあ~、そんなにわざわざ届けていただいて~、悪いわね~、すみませ~ん」、                                                                                         『も~、特別ですよ。Nさんだけですよ、電話で5文字だけ伝えるお客さんはNさんだけですよ、ファックスを買って下さいよ、もうこれっきりですよ』とお願いしても、ニコニコしながら「まあ~そんなに云わなくってもよろしいがね、アトムさんはクイズの応募が100件はあるでしょう?、一軒くらい電話で応募も許してよ」なんて云いながら、渡したご褒美受け取ってニコリと笑って済ませます。                                            それからですね来たついで、「洗濯機を診てね、洗面台の電気がチラつくの、部屋の小玉が点かないの、あれもして、これも診て」、次から次へと用事を云います帰れない、とうとう最後にこうですね、                               「あっ、もう正午ね、昼ごはん食べた?、まだなの?、そうでしょう、きのう買った寿司の残りが半分あるからこれを電気屋さんの昼ごはんにあげるわ、大丈夫だから食べてよ、おいしいよ~」、                                      まあ、お客様にクイズの賞品届けてお話しするのも大仕事、こんなことの繰り返し、街の電気屋愉快です。

《上品な 手紙もあるし 色々と》