ちょっくら、ここらで一休み

2009年01月29日 | その他
               (一時停止ボタンを、ちょっとだけ押します)

「2010年4月19日まで、連続1000日のブログを書きます」と宣言して、書き始めて本日が連続555日目となりました。

電気屋の当店、お陰さまで次から次へと発生する修理や工事に追いまくられて、実はとっても忙しい毎日なのです(別に自慢をしているわけではありません)。
夜は遅くまで昼間の仕事の整理、それから急いでブログを書く毎日なのです。
ブログは、とっても楽しく書かせていただきました。色々ありがたいコメントいただき本当に勉強になりました。
ところが、区の役員の仕事がどっさり入る羽目となり、なかなか時間のやりくりが大変な毎日となりました。
本職の電気屋そっちのけで区の用事に振り向けなければなりません。
体の調子もちょっくら疲れ気味です。
そこで決断いたします。ほんのしばらくブログを休みます。
あくまで「一時停止」なのですが、休止と相成りました。

長い間、つたないブログを読んでいただいた読者の皆さん、本当にありがとうございました。
アトム電器1000店達成に、ブログが追いつくことも出来ませんでした。
いやいや、アトムが1000店にさっさと到達するほうがよっぽど嬉しいものです。

それでは、又の日にお会いできることを楽しみに、さようなら!!

家の軒数が半分になったよ

2009年01月28日 | お客さん宅で
               (河江地区は、まだまだ雪に埋もれてます)

今日は晴れ上がって、とても気持ちの良い天気でした。
家々の屋根の雪、南面は完全に融けてしまいました。残ってる北側の屋根の雪も、だんだんと薄くなります。
田畑の地面も顔を出してきました。あと一週間、今度の水曜日は「立春」、但馬の冬も峠でしょうか、ポカポカ陽気で冬を忘れます。

山合いの河江地区のSさんから電話です。
「堀コタツを持ってきて~」です。Sさんからは随分久しぶり、よくぞ忘れずに電話です。
90歳を越したおじいさんおばあさんの二人暮し、いやいやこの河江地区、全部の所帯が85歳以上の老人ばかり、超々高齢者の村なのです。
掘コタツは、床から一段下がった四角い穴に、ヒーターを置いて使います。

『Sさん、随分久しぶり、何歳なったん』と尋ねると、
椅子にじっと座ったままの、ヒゲ面のおじいさん、「とうに90越したよ」とうなずくSさん、
「電気屋さんから、初めてテレビを買った20年程前は河江も27戸あったけど、今は家の軒数13戸で半分もないんよ」と寂しそう、
「堂より上は一軒も住んでない空っぽ、持って出るほどの家でもないし、ほったらかし、廃村だよこの村は・・・もごもごもご」と、お話されます。
90越したSさんがしゃべると、こちらまで切なく寂しくなります。
もう数年もすれば、完全に消滅してしまいます、申し訳ないけど間違いありません。
こんな風景のお客様の家で、テレビの国会中継見ても、バラエティー番組見ても、なんか空しさがこみ上げてきますよ。
同じ日本、都会と田舎、田舎とその又山の中のもっと田舎、超々高齢者の限界集落、13軒ぜ~んぶ90歳ばかりの顔を眺めると、ほんとにいろいろ考えさせられてしまいます。
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褒めるお客様、褒めないお客様

2009年01月27日 | お客さん宅で
              (地デジ放送、とっても綺麗でしょう、
                      ウ~ンと云って褒めないお客様)

ガラガラ~、『こんにちは~、ご注文のテレビお持ちいたしました~』と朝一番、元気いっぱいアクオス37インチです。
Aさん宅、ご主人のご注文で配達指定日の納品です。
奥さん出てきて、「え~、こんなの聞いてないわ~」と困ったお顔、
「主人はちょっと出かけていないわ、携帯で確かめなくっちゃ~」と大慌てです。
ポンポ~ンと、ご主人が奥様に相談されずにご注文され、その事が奥様に伝わってなくって電気屋があたふたする場面、そんなご家族が時々あります。
Aさん宅はいつもそうです。でも奥さんはエライ!!、
「主人が注文しているんなら間違いないわね、電気屋さんのすすめる商品ならこれ又間違いないわね」と、褒めていただきます。
いつもドキドキいたします。

午後は、Uさん宅に32インチのアクオスです。
『地デジもBS放送もアンテナ新品、配線新品、とっても綺麗に映るでしょう』と説明です。
Uさん天邪鬼(あまのじゃく)、「そりゃ~新品だからでしょう、古いテレビより綺麗は当たり前」です。
私はひつこく、『アトムのお値段日本一、工事は完璧、これで褒めなきゃ~もったいないよ』と、催促です。
Uさんの奥さん、「ムチャクチャ綺麗だわ~、あんたも褒めてあげたら」と、催促です。
Uさん、ウ~ンと云ってなかなか褒めません。Uさんはいつもそうです、でも憎めません。

0さん夫婦は、90歳越すお方です。
『照明のリモコン、チャンネル2になってますね。こうして1にすればハイOKね』と、すぐ解決です。
『秋に取り付けたこのエアコン、調子どうですか』と尋ねると、
お二人口をそろえて、「この加湿エアコン、こんないい物ありません」と、べた褒めです。
「なんぼ高くても、こんな気持ちよいエアコンほんとに良かったわ」と、心からの感謝とお褒めの言葉です。
ダイキンエアコン、「うるるとさらら」です。
褒めてもらったエアコン、気持ちよさそうに音もなく働いています。
私も、褒めていただくと、とっても心が弾みます。
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35年前、みんなで暮らしていた

2009年01月26日 | ふるさとの話
               (小学校にも掛けてあります、
                   コウノトリと、牛と、人の有名な写真)

豊岡は三江地区のUさんからガスコンロの注文です。
Uさんは、5年位前に大阪から引っ越してこられました。
引越し間なしの4年前、大洪水で床上浸水、大変な目に合われています。
『ハイ出来ました、新品のコンロはいいですね~』と云いながら、テーブルに向かいお話です。
『風呂はガスですか、オール電化にすれば、ガスコンロよりも安全、清潔、それに燃料費が抜群に安くなりますよ』と説明です。
するとUさん、「水害で替えたばっかりでしょう、ボイラー取り替えるのもったいないわ」です。
ああ、この三江地区はエアコンも風呂も、何もかも新品になったはず、うっかりしていました。

帰り道、六方田圃に立つ人工巣塔に、コウノトリが一羽停まり巣造りの準備です。

その目と鼻の先の新田(にった)小学校に、蛍光管を納品です。
『あっ、この小学校は職員室が二階になったな』と思い出します。
大洪水の後、二階になりました。ここにも大洪水の影響です。
廊下に掛けてあります。とっても有名な写真、「35年前、みんなで暮らしていた」と記した昭和30年代のモノクロ写真です。
少し上流の出石川、但馬牛に水浴びさせる女性、その周りをコウノトリが自然に歩く姿、ちょっと昔、豊岡の普通の風景だったのです。

新田小学校の周辺こそが、日本唯一のコウノトリ舞う郷なのです。
二階への階段の壁には、コウノトリと環境を考える学習成果が貼ってあります。
校舎には、「創立80周年」の大きな横断幕、80年前の曾(ひい)おじいさん達が通う頃は、まわりの野原はコウノトリで一杯だったことでしょう。

洪水の影響とコウノトリ舞う郷、ちょっと複雑な気持ちになります。
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蓼川大橋(たでがわおおはし)と、源頼光(みなもとのよりみつ)

2009年01月25日 | ふるさとの話
                  (円山川に架かる蓼川大橋)

豊岡のYさんに、加湿器の相談に訪問です。
本日は快晴、帰り道、円山川の広い河川敷は真っ白な雪、陽に照らされまぶしい風景、蓼川大橋をバックに一枚撮りました。

但馬って不思議なところ、冬になると衣類乾燥機と、除湿機と、加湿器がよく売れるのです。
戸外に干せない、温度も低い、冬の洗濯物は奥さんの悩みの種です。
雪国は湿度も高い、壁に結露してしまう、そこで登場が雪国御用達の除湿機です。
インフルエンザが流行する、暖房エアコンは部屋が乾燥する、そこで今度は加湿器の出番です。
除湿機を売りながら加湿器を売る、ちょっと妙な気分の但馬の冬です。

写真の蓼川(たでがわ)大橋は、15年ほどの新しい橋です。
名前に、「蓼」がつく由来は、古来の円山川の別称からのようですね。
わが日高町上郷(かみのごう)に、頼光寺(らいこうじ)というお寺があります。
源頼光(みなもとのよりみつ)と縁があるお寺と伝えられています。

京の都で狼藉をはたらく鬼たちを、大江山で退治したというおとぎ話がありますね。
そのときの主人公が平安中期の武将源頼光、坂田金時(さかたのきんとき)や、渡辺綱(わたなべのつな)を家来に引き連れ、酒呑童子を退治したと云う伝説です。
但馬の隣、京都府大江町には鬼にまつわる場所や建物、モニュメントが存在します。
その源頼光が、西暦1000年(長保2年)に但馬守に任ぜられました。
源頼光は任地に住み、実務に当たる受領(ずりょう)国司でしたから、上郷に館を構えていたわけです。
日高町史に出てきます。
「朝まだき空櫓(からろ)の音の聞こゆるは、蓼刈る舟の過ぐるなりけり」という和歌です。
金葉和歌集に、頼光と夫人(相模母)の連歌として紹介されているものです。
任地の上郷の館の前は、気多川(円山川)と云ったそうですが、その当時「蓼」が生い茂り、それを刈り取る様子を見て詠った和歌といわれています。
それ以来、「蓼川」と呼ばれるようになり今に至っています。

「蓼川大橋」は、そこよりずっと下流の橋ですが、国府を縦断する用水路を「蓼川用水路」、日高の保育園を「蓼川保育園」、仕出屋さんは「たで川寿司」、豊岡の駅弁は「たで川(株)」と云いますね。
1000年前に鬼退治した源頼光さん、1000年後の日高町は国府の風景を見たら、どう思うでしょうかね~。

私には、「端っこ意識」なんてありません

2009年01月24日 | お客さん宅で
            (雪の石段を登り、
              道ふさぐ新雪の枝に立ち止まり、山門を仰ぎ見る)

雪を踏みしめ、山上の長楽寺に向かいます。
年末大晦日に頼まれながら、都合が付かず出来なかったテレビの調整に訪問です。
『ハイ、これでやっと地デジが映ります。液晶のきれいな画質が味わえますよ』と、説明しながら住職とお話です。

『町内のあるお寺では、無人で鐘撞(かねつ)き出来るそうですね』と、お話しすると、
「そうそう、ちょうど夕刻そのお寺を訪ねると、誰もいないのに釣鐘の撞(つ)き棒が動いてゴ~ンですよ、ちょっとドキッとしますよ」と返事です。
そんな話から、「夕刻5時のチャイム、夕焼け小焼けのメロディーは電気屋さんの前の公民館のスピーカーからですね、山上でもとても大きく聞こえますよ」と質問です。
『当店では、目の前の大きなスピーカーからのメロディー、ビックリの大きさで聞いてますよ』、
『でも、当店の場所って公民館への出入りで晴れやか、国府地区の中心としての立地、本当にありがたい所での商売に感謝してます』と説明です。

町の中心とか、町のはずれとかの話に移り、こんな会話をいたします。
ずっと前、商業者の会合で日高町の中心である江原駅周辺の活気に比べ、日高町の端っこの国府地区はどうのこうのと会話が進んだとき、私はこんなことを言いました。
『国府が端っこなんて意識ありませんよ、自分ちが中心といつも思ってやってます。当店から見て江原駅だって、豊岡駅だってそこが端っこ、当店の立地は最高、中心はこちらと思って頑張ってますよ』と、本気で反応してしまいます。
当店が当店にとって町の中心、但馬だって但馬にとって日本の中心、東京だって但馬から見れば日本の端っこですよ、
心に端っこ意識なんて何の役にも立ちませんよね。

そんなことを住職とお話しながら、入れていただいたコーヒーをゴクッ、お菓子をパリッ、
住職の、「下りの石段、滑らないでね」と、やさしい見送りを背に、帰り道、石段を一歩一歩雪の中を進みます。

あら~、教育勅語が飾ってありますね

2009年01月23日 | お客さん宅で
             (Kさん宅には、教育勅語がキッチリ飾ってあります)

本日、息子と二人でKさん宅に洗濯機の配達です。
家庭用サウナの扉が、開け閉めできるかな~と云う、微妙な寸法のところにピッタリ納まりました。
『よかった~、きれいに納まって、ありがとうございました』と応接間、
お礼を言いながら見上げると、額に収まった「教育勅語」です。

「朕(ちん)惟(おも)フニ、我(わ)カ皇祖皇宗(こうそこうそう)、國(くに)ヲ肇(はじ)ムルコト宏遠(こうえん)ニ徳ヲ樹(た)ツルコト深厚(しんこう)ナリ」で始まる文章です。
『あら~、教育勅語が飾ってありますね』とKさんに、
Kさん、「橿原神宮で求めたのよ、いいでしょう」、「家に飾っているだけで気持ちが引き締まり、家庭愛和の礎になるんよ」と説明、
Kさんはさらに、「最後の方に書いてあるこれいいでしょう、ドイツも戦後復興のため持ち帰ったのですよ」と強調です。
それは、「之ヲ中外(ちゅうがい)ニ施(ほどこ)シテモ悖(もと)ラス」、我が国で実践しても外国で実践しても道理に反しないという意味です。
「電気屋さんも、教育勅語興味御ありでしたか」と尋ねられます。

私も数年前、都会の姉兄に出した、「ふるさと便り・お盆の巻」で教育勅語を取り上げ、父母の思い出と絡(から)めて綴った事を思い出しました。
長楽寺にお盆の施餓鬼法会に参った後、昔を思い出し、便りした事です。

『父母(ふぼ)に孝(こう)に、兄弟(けいてい)に友(ゆう)に、夫婦相和(ふうふあいわ)し。』の表題で、
教育勅語の全文と、私なりの解釈文を添えました。
教育勅語については、「戦前の誤った皇国史観の元凶だ」とか、「戦後に軍人勅諭とともに、教育勅語は失効確認や排除の決議がなされたのだ」なんてことは、十分存じていますが、
書いてある内容は、実に素晴しいものといつも感心していました。
Kさん宅のように飾るとこまではしていませんが、以下の徳目を読めば自然にうなずく内容なんですね。

教育勅語から学ぶ、 12の徳目

1. 親に孝養をつくしましょう(孝行)・・・父母ニ孝ニ
2. 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)・・・兄弟ニ友ニ
3. 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)・・・夫婦相和シ
4. 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)・・・朋友相信シ
5. 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)・・・恭倹己レヲ持シ
6. 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)・・・博愛衆ニ及ホシ
7. 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)・・・学ヲ修メ
8. 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)…知能ヲ啓発シ
9. 人格の向上につとめましょう(徳器成就)・・・徳器ヲ成就シ
10.広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)・・・進テ公益ヲ広メ、世務ヲ開キ
11.法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)・・・常ニ国憲ヲ重シ、国法ニ遵ヒ
12.正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)・・・義勇公ニ奉シ

今日はKさん宅で、とっても良い勉強をしてしまいました。

「われわれの旅は続いている・・・」、オバマ大統領就任演説を読む

2009年01月22日 | 世相雑感
               (国府駅、ふるさとの旅立ち駅は雪の中)

今日は午後2時をまわっても、朝霧のようにモヤがかかっています。
一面の雪原からの冷気でしょうか、垂れ込める鉛色の冬雲のせいでしょうか、とっても寒い但馬独特の冬模様です。
国府駅から見渡す高生田圃は、ビッシリ大雪原です。遠くの妙見、蘇武、神鍋の峰々も雪で真っ白、国府平野は根雪の融けないうちに、土曜日からまた大雪の予報です。

本日の新聞で、オバマ米大統領の就任演説を読みました。
時間にして20分足らずの演説、なかなか気品のある素晴しい内容でした。
選挙戦中の、「イエス・ウイ・キャン」や、「チェンジ」に代表される、聴衆を魅了する言葉は消え、「危機、危機、危機」の連続、
「われわれが現在求められているのは、新たな責任の時代である。すべての米国人が自分自身と米国、世界に義務を負うことを認識し、嫌々でなく喜んで引き受ける機会ととらえることだ・・・・・」と、国民すべてに国難の克服を呼びかける内容、
なにか、オバマ新大統領に対する過剰な期待値を引き下げようとするようでした。

でも、アメリカ人の発想は違いますね~、
国としてはとても短い歴史でありますが、米国誕生の建国の祖、ワシントンが戦った時の様子を織り交ぜて、演説の結びにしていますね。
演説の中で数回、「旅」と云う言葉でアメリカの苦難の歴史を振り返り、
「われわれの旅は続いている。われわれは依然として地球においてもっとも力強い国である・・・・」と国民を鼓舞し、
「われわれがだれであれ、どれほど長い旅をしてきたかを思い起こし、その記憶とともにこの日を祝おう。・・・・・・・」に続き、
米国誕生の戦い(独立戦争のトレントンの戦での、有名なデラウェア渡河)で、ワシントンの云った言葉を引用しています。

ワシントンの言葉、『冬のさなか、希望と美徳だけが生き延びたとき、共通の危機に脅かされながら、その難局に立ち向かう国家や都市が出現したと、未来の世界で語られるようにしよう」から、
オバマ大統領は次のように結んでいますね。
「・・・・・・われわれは旅を終わらせるのを拒み、ひるみもせず、後退することもなかったと、地平線をみつめ、神の恵みをいただきながら、自由という神からの偉大な贈り物を運び、未来の世代に無事手渡したと。」・・・・・、

ほんと格好いいですね~。
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大統領の名演説と、チラシ作り

2009年01月21日 | 店内外の話
                  (ダイキンエアコンの、おすすめチラシ)

出来ました、「アトム特選品カタログ・2月号」と一緒にお配りするチラシです。
毎月、当店イチオシの商品を載せます。今月は、加湿もバッチリのダイキンエアコン「うるるとさらら」です。
昨年の暮れに0さん宅、Kさん宅に取り付けて、どちらも高齢のおじいさんおばあさんに、「空気が乾燥しなくてやさしい~」との大満足の声に味をしめ、冬場のイチオシ商品に決定しました。
加湿の役割が、「暖房力アップ」、「お肌しっとり」、「空気がやさしい」、「脱臭や風邪対策」といっぱいなんですが、チラシではワンフレーズ、ワンポイントの表現が求められます。
色々考えました。結局、『奥さま、娘さん必見です!』、『ダイキンの美肌加湿機能エアコン』に決まりです。
普通過ぎだったかな~、なかなか難しいですね。

それにつけても、アメリカ大統領の名演説には感心しますね。
オバマ第44代大統領の場合、彼が一躍世に出た2004年の民主党大会での名演説は、
「リベラルのアメリカも、保守のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ。黒人のアメリカも、白人のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ。
イラク戦争に反対した愛国者も、支持した愛国者も、みな同じアメリカに忠誠を誓うアメリカ人だ。」ですね。
リベラルとか保守とか、黒人、白人の言葉に続いて「アメリカ」を繰り返す手法は、聞く者に心地よい響きを与えますね。

あと二人、ケネディ第35代大統領の場合、就任演説で、
「国が諸君のために、何ができるかを尋ねてはなりません。諸君が国のために、何ができるかを考えてください。世界の友達よ、アメリカが諸君のために何をしてくれるかではなく、人類の自由のため我々が何ができるかを考えようではありませんか。」です。
これは誰でも知ってる名演説ですね。
もう一人、リンカーン第16代大統領の場合、1863年南北戦争当時、南北の統合と理想を訴え、
「人民の人民による人民のための政府を地球上から、なくしてはならない。」と、演説しています。
どれをとっても、言葉を繰り返す手法が見て取れます。
チラシ作りにも、ぜひとも参考にしたいものですね。

大寒のふるさとは雪ばかり

2009年01月20日 | ふるさとの話
                (神鍋冬まつりのポスターを、貼りました)

雪国但馬がふるさとの者にとって、大阪や東京から西の空遠く、故郷になに思うかと言えば一番は雪の風景、冬の季節でしょう(私が大阪にいた頃そうでした)。
今日は大寒、ふるさとは雪ばかり、夕刻からは氷点下の冷え込みです。
近所のHさんの奥さん、スーパーで家内に声をかけ、「ご主人のブログ見てるそうよ、都会の娘が時々だって、私はパソコン使えないから見たことないけれど、娘に聞いたのよ」と、おっしゃったそうです。
東京にいる私の長男も電話で言います。「毎日見てるよ、難しいこと書いてどうしたん」と酷評です。
他でも聞きました、「ふるさとの地名が懐かしいわ」と言う声も、
ブログって、ふるさと出身の都会の方がご覧になり、生まれ育った懐かしい地名に、とっても郷愁を感じられるようですね(私も、ふるさとの地名が出たニュースではそう感じました)。

私は若い頃、手紙魔でした。
ふるさとの両親が、「もういいよ」というほど出しました。其の文面は長文の上、会社での出来事を、「よかった、素晴しかった」の話ばかりです。
田舎で電気屋始めてからも、都会の5人の兄姉には何回も何回も、長文の「ふるさと便り」です。
もうずいぶん前の、季節も「秋」、その前文です。

ああ、香りなつかし、わが、ふるさとの秋

「ふるさと」

「ふるさとの、山に向ひて言うことなし、ふるさとの、山はありがたきかな」
この詩は、望郷のふるさとを表現したあまりにも有名なものです。
石川啄木が、ふるさとの山「岩手山」や、それに連なる「姫神山」を眺めて詠んだ歌です。
現在では、「啄木望郷の丘」と呼ばれている、盛岡市郊外の小山があります。
その小山から、ふるさとの山々に向かい合い、ふるさとへのなつかしさ、生れ故郷への感謝、それらを織り交ぜた心情を詠ったものと言われています。・・・・・・・・・(兵庫の者が盛岡の啄木を書いたりして、前文が原稿用紙2枚くらい続く)・・・・・・・・きょうは、私達きょうだいが生まれ育ったふるさと国府のこと、お父さんお母さんときょうだい皆と力合わせた秋の農作業の事、くらしの事を思い出してみました。ふるさとの秋の香りです。食べられませんがせめて郷愁の香りが届けばと思います。

ここから本文が、用紙10枚くらい続くもの、本当に迷惑な便りを親や兄弟に出し続けました。
なつかしい故郷の話は尽きません。

冬のエアコン工事

2009年01月19日 | 季節(冬)
                   (雪の中でエアコン工事)

シャツは汗でビッショリ、腰の周りは塩を吹くほどに汗をかく真夏のエアコン工事、
そんな時に思います。
『寒いほどの季節なら、楽だろうに』と、真夏はそう思います。
ところが冬のエアコン工事、北風に吹かれ、雪をかき分け現場に到着、冷たい雨が降ろうが雪が降ろうが、カッパを着てでもやらねばなりません。
屋根の上なら雪がのってて危険で出来ません。日は短くすぐ夕暮れ、やっぱりエアコン工事は、日の長い夏場に限ります。
涼しい時には盛り上がりません、寒いと苦痛です。
夏のカンカン照りの下ほど、『エアコン付けた~』と云う、実感が沸くから不思議です。

本日は、老人ホーム事務所の床置き形エアコンを取替えです。
晴れ間だ~と、向かってもすぐ雪降り模様、
どっさりの雪をかき分け、ボロボロに錆びて外しにくい室外機と息子は悪戦苦闘、
私は、とっても低い床下を匍匐前進(ほふくぜんしん)で配管入れ込みです。
全身ドロドロになるわ、寒いのなんのたまりません。
「あっ、ダイキンは室外機に200Vいる~、古いナショナルと反対だ~」、もういっぺん床下にもぐり、配線の入れ込みです。
本当に、厳寒のエアコン工事は汗は少しもかかないけれど、寒さとやりにくさでほんと疲れます。

手作り・ビンゴゲームで、心をわしづかみ

2009年01月18日 | 季節(冬)
                (掲示板に貼った、ビンゴゲームの案内)

本日は、池上区の新年初総会です。
私が役員として、議事を得意の大声でどんどんと進めてまいります。
そう云えば、ずっとずっと昔、27,28歳の頃を思い出します。当時も仕事上、皆を招集しては会議会議の毎日や、時には数百人を前にしての熱弁でした。
その頃も心がけました。「どうしたら皆が集まってくれるだろうか、良かったと云ってくれるだろうか」と、腐心しました。アイデアも次から次へと繰り出しました。
電気屋で云う、「どうしたら売出しに、一軒でも多く来てもらえるだろうか」、「どんな記念品が魅力だろうか」と、まったく同じことをやってました。

本日は、総会終了後の昼食懇親会で、「手作り・ビンゴゲーム」をやったところ、皆の心をわしづかみです。
今までは、会議が終了すると弁当を持ってさっさと帰る人ばかり、「どうしたら残って貰えるのやら」と、
悩んだ挙句に考えた、賞品こちら持ち、アイデアこちら持ち、手作り作品のビンゴゲームです。
印刷したカードに、1から6まで5個の数字、箱から取り出す球の数字で進めて、「ハイ、リーチ」、「ヤッター、揃った~、ビンゴ、ビンゴ」と大はしゃぎです。

論語・衛霊公(えいれいこう)第十五に、
『子曰、工欲善其事、必先利其器』・「子曰、工(こう)其(そ)の事を善(よ)くせんと欲すれば、必ず先(ま)ず其の器(うつわ)を利(するど)くす。」と、書いてあります。
いい仕事をしようとすれば、先ず万全の準備が必要であるという意味です。
会議でも、売出しでも、懇親会でも、何でもかんでも、人を魅了し心をわしづかみする為には、考えられる万全の準備が必要なんですね。

不況下でも『勝ち続ける経営』・・・家電情報誌・技術営業より

2009年01月17日 | アトム電器
                 (オーブン焼物で作った、ブタの置物)

息子と友達の二人で、「ブタの置物」を粘土で作っています。
電子レンジのオーブン焼きで仕上げ、その数およそ80個もあります。
『何に使うつもりなの』と尋ねても、ヒントは「トントン拍子」と云うだけ、今は秘密だそうです。

世の中不況のニュースばかりです。
昨日の日銀支店長会議での地域経済報告では、『景況感は連続で下方修正、全地域で「停滞」から「悪化」に』と、朝刊に出ています。
早川名古屋支店長の会見では、「生産、輸出などの指標をグラフに描いてみると、見たことのない勢いで落ちている」と、述べています。
見たことのない勢いですって、日本経済はこの先どうなるか、本当に心配になります。

そんな折、(株)リックの家電業界誌、「技術営業1月号」に素晴しい記事です。
本日はこの記事の紹介をいたします。

見出しは、”不況下でも『勝ち続ける経営』”と云う、全国のあらゆる商店が聞いたら、「エっ~、ほんまかいな」という内容の記事です。
家電小売業界で今最も注目の3人のリーダーが、東京でのリック開催「地域店経営セミナー」で講演した内容です。

鹿児島の「セブンプラザ」57店を率いる山口貞利社長は、セブンプラザの目指す経営理念を次のように掲げています。
「喜びを分かち合う」を表題に、
一、お客様満足度を極める。
  お客様から必要とされる「かかりつけの電器店」を目指す
一、職場満足度を極める。
  人は宝であり、働く人が幸せになる店を目指す
一、世の中に感謝。
  お客様・お取引先をはじめ、社会の全てに感謝する心、です。

日本一の優秀地域店と名高い、東京の「でんかのヤマグチ」の山口勉社長は、
『大事より小事に徹底したこだわり、非効率こそ「高売り」経営支える』として、こう述べています。
「コンセント工事など細かい仕事をよく頼まれるのですが、それが来てくれなかった、まだ取り付けていなかったと言われる方が重大事なんです。こんな小さな仕事だから来なかったとか対応が遅かったとか、そんなことを言われる方が当社にとっては非常にまずいことなんです。」、です。

アトム電器633店を率いる、大阪はアトム電器チェーンの井坂泰博社長は、経営戦略についてこう訴えています。
『異質競争の時代に入ると戦略の戦い、つまり「社員対社員」ではなく「経営者対経営者」の戦いに変わってくるのです。経営者というのは事業の仕組みを作ります。社員はその仕組みの上で汗をかきます。でも、今は社員同士の戦いから経営者同士の戦いに変わってきたので、事業の「仕組みの戦い」へと大きく変化しています。』、です。

三者三様、この不況下に「勝ち続ける経営」の秘密がいっぱいの素晴しい理念、とっても参考になる内容です。
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一格(いっかく)の国体定制(こくたいていせい)無ければ

2009年01月16日 | 私の思い
                 (いただいた巨大な梨、
                       とっても甘く美味しさも巨大)

息子が、Tさんから巨大な梨をいただいて帰りました。
早速食べて驚きです。とっても甘くて水分たっぷり、素晴しい味でした。
麻生さんでも小沢さんでも、どちらでも良いのでとにかく迅速、ハツラツ、フラフラしないで、素晴しい政治をやって欲しいものです。

麻生政権って、やる事なす事な~んかフラフラ・ガタガタって云う感じですね。
総理自身が、定額給付金を世に知らしめてからの、もたもた振りに、フラフラ発言、嫌になりますね~。
何とかかんとか、参院の審議入りにこぎ着けたようですが、今度は3年後の消費税増税方針の税制改正法案への付則明記で、自民党内がガタガタですね。
中期プログラムで自民党内では手続きを踏んで決まってたことなのに、民主党と戦う前に、こんな大事なことで党内対立で全然まとまらない、
こんな政権ほんまにアリですか、困ってしまいますね。

旧庄内藩士の手によって書かれた、「西郷南洲翁遺訓集」と云う、四十一ケ条からなる素晴しい言葉がありますね。
その第二ケ条に、
「賢人(けんじん)百官(ひゃっかん)を総(す)べ、政権一途(いっと)に帰し、一格(いっかく)の国体定制(こくたいていせい)無ければ、縦(たと)令(い)人材を登用し、言路(げんろ)を開き、衆説(しゅうせつ)を容(い)るるとも、取捨(しゅしゃ)方向無(な)く、事業雑駁(ざっぱく)にして成功有(あ)るべからず。
昨日(きのう)出(い)でし命令の、今日忽(たちま)ち引(ひ)き易(か)ふると云(いう)様(よう)なるも、皆統轄(とうかつ)する所一(ところいち)ならずして、施政(しせい)の方針一定(いってい)せざるの致(いた)す所也(ところなり)。」と、書かれています。
最後尾の、「皆統轄する所一ならずして、施政の方針一定せざるの致す所也。」は、
「皆がバラバラで一つにまとまる事がなく、政治を行う方向が一つに決まってないからである。」と、嘆いています。
まったく、今の自民党の政治家諸兄に、肝にしみて反省してもらいたい言葉です。

同じく、第三十ケ条の最も有名な言葉、
「命もいらず、名もいらず、官位(かんい)も金もいらぬ人は、仕末(しまつ)に困るもの也。此の始末に困(こま)る人ならでは、艱難(かんなん)を共(とも)にして、国家の大業(たいぎょう)は成(な)し得(え)られぬなり。・・・・・・・・・以下略」、
こんな人物を待望してしまう今日この頃です。

地域電気店の復権が、なぜ必要か

2009年01月15日 | アトム電器
                 (今週は雪ばかりの毎日、
                       今朝もドサッと積もりました)

店の駐車場も雪の山で狭い、それなのに今朝もドサッと積もりました。
迎えに出た校長先生に、「おはようございます」の、元気な挨拶の子供達の列、
正門に向かわず、公民館と幼稚園の間の、裏口から近道で学校に入ります。
今年はどうしてこんなに雪が降り続くのでしょうか、
エアコン工事にしても、アンテナ工事にしても、サッパリ仕事が進みません。
そろそろ晴れ間が欲しいものです。

年末の12月16日に、どさくさ紛れのように調査結果を公表した、公正取引委員会の「家庭用電気製品の差別対価に係る申告事案の処理について」については、ちょっとガッカリしましたね。
全国電機商業組合が、真面目にまじめに訴えた、家電量販店の「不当廉売・差別対価」について、
公正取引委員会が真面目(?)に取り組んだ、実態調査の結果と独占禁止法違反に当たるかどうかの見解の公表です。
結論として、「地域店と量販店の間に、問題となるほどの仕入れ値の差別対価は認められない」と云うものです。
それどころか文中に、「機種や時期によっては、量販店よりも地域店向けの方が安い場合もあり・・・・」とまで述べ、そんな事まで「云っていいんかいな」と、驚いてしまう内容です。
全国電機商業組合のトップも、「承服できるものでない」と言わしめる内容です。
お客さんのほうが、眉をひそめるほどの乱売合戦を繰り広げる、大型電気量販店の世界は周知の事実、
公正取引委員会の方って、どこで冷蔵庫を買っているのでしょうか、どこにアンテナ工事をさせてるのでしょうか、とっても不思議に思います。

アトム電器の会議で勉強しました。
アトムの存在理由というよりも、全国の地域電気店(街の電気屋さん)の存在理由は、
言わずと知れた、「複雑化する電気製品」を、「高齢化する多くの国民」に、「親身に普及を図る為」なのです。
世の中には量販店で十分と言う人が70%はありましょうが、30%以上の多くの方は親身な面倒見を必要とする地域電気店がピッタリの人々の筈です。
現在の15%のシェアーでは、高度なデジタル家電や、省エネ家電の普及に支障さえも出かねます。
広く考えると、電化製品の正常な普及が遅れ、「国益」にも反することになります。
地域店と量販店の、良好なバランス状態に戻す為にも、「地域電気店の復権」がどうしても、どうしても、「国益」を掛けて必要なのです。
公正取引委員会の公表を読みながら、なんとしてでも全国の地域の電気屋さんが復権せねばと、強く感じてしまいました。