(今日、国府地区公民館で「2013年植村直己冒険賞の受賞者を囲む会」がありました)
当店の目の前が国府地区公民館です。
2013年植村直己冒険賞の授賞式を、日高文化体育館で終えた後、受賞された田中幹也(かんや)さんを迎えて「植村直己冒険賞の受賞者を囲む会」が国府地区公民館でありました。
毎年のことです。今年で18回目となります。
この冒険賞は、世界的な冒険家だった植村直己さんの偉大な業績を記念して、毎年その一年間にもっとも凄い冒険をなした人を表彰するものです。
昨年一年間の中から選ばれたのは、東京在住の田中幹也さんです。
田中幹也さんの数々の冒険は凄いですな~。
厳冬期のカナダ内陸部2万2千キロを、単独踏破されたそうです。
植村直己さんが北米最高峰のマッキンリーで消息を絶ったのも、厳冬期の2月13日のころです。
今からちょうど30年前の、昭和59年のことです。
植村直己さんが遭難してから12年後、旧日高町は植村直己冒険賞の表彰を始めます。
それから数えること、今年で18回目です。
どんな方が冒険賞に輝いているか書き出してみます。
第1回受賞者 (平成8年) 尾崎 隆さん 幻の山ミャンマー最高峰初登頂
第2回受賞者 (平成9年) 米子昭男さん 左腕なしのハンディを乗り越えヨットでの太平洋・大西洋単独横断
第3回受賞者 (平成10年) 関野吉晴さん 人類の旅5万キロをたどるグレートジャーニーの冒険
第4回受賞者 (平成11年) 大場満郎さん 史上初の北極単独横断と南極4000キロ単独横断
第5回受賞者 (平成12年) 神田道夫さん 熱気球でヒマラヤ越えに成功
第6回受賞者 (平成13年) 中山嘉太郎さん 中央アジア・シルクロード12000キロの走り旅
第7回受賞者 (平成14年) 山野井泰史夫婦 ギャチュンカン峰(7952m)登頂成功
第8回受賞者 (平成15年) 安東浩正さん 厳冬期ソベリア単独自転車横断
第9回受賞者 (平成16年) 渡邊玉枝さん 女性世界最高齢で8000m峰5座登頂
第10回受賞者(平成17年) 永瀬忠志さん リヤカーで世界4万3千キロ徒歩踏破
第11回受賞者(平成18年) 小松由佳さん K2に日本人女性初登頂
第12回受賞者(平成19年) 野口 健さん エベレスト北陵登頂成功
第13回受賞者(平成20年) 該当者なし
第14回受賞者(平成21年) 中西大輔さん 自転車で地球2周15万キロ走破
第15回受賞者(平成22年) 栗秋正寿さん 中央アラスカ83日間、ナンター冬季単独登頂
第16回受賞者(平成23年) 斉藤 実さん ヨット単独最高齢(77)最多(8回)世界一周
第17回受賞者(平成24年) 竹内洋岳さん ダウラギリ無酸素登頂、8000m峰14座完登
第18回受賞者(平成25年) 田中幹也さん 厳冬期のカナダ内陸部2万2千キロ単独踏破
受賞される皆さんは、もうメチャクチャ凄いことをされます大冒険家、植村直己さんと同じことです。超人ですね。
《冒険家 毎年国府 集います》