三笑会

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「ストックホルム合意を検証する」その8

2022-01-16 21:31:22 | 日記
「ストックホルム合意を検証する」その8
日朝政府間協議:合意文書
平成26年6月4日
外務省

更問1:今回の日朝間の合意は、日朝政府代表団間の合意か、それとも、日朝両政府間の合意なのか。
・5月26日~28日の日朝政府間協議で協議した内容を、代表団が本国に持ち帰って報告した上で、四大臣会合を受けて、日朝両政府間の合意として確認し、発表に至ったものである。

更問2:日朝双方は署名したのか。
・署名は行っていない。

更問3:協議の場で朝鮮語版も確認したのか。
・確認した。

更問4:5月29日夕刻の合意内容発表に至った経緯いかん。北朝鮮側とも連絡を取り合った上で発表を行ったのか。
・5月26日~28日の日朝政府間協議で協議した内容を、代表団が本国に持ち帰って報告した上で、四大臣会合を受けて、日朝両政府間の合意として確認し、発表に至ったものである。
・その間の日朝間の連絡の有無を含め、具体的調整の逐一については、外交上のやりとりであり紹介することは差し控えたいが、日朝間で十分に調整を行った上で対外発表を行うこととしたものである。
(合意を発表した時点で、北朝鮮代表団はまだ北朝鮮に帰っていなかったが、本国に直接確認することはできたのかと更に問われる場合)
・北朝鮮側内部のプロセスについてお答えする立場にないが、日朝間で十分に調整を行った上で対外発表を行ったものである。
(北朝鮮側も両政府間の合意と考えているのかと問われる場合)
・具体的調整の逐一については、外交上のやりとりであり紹介することは差し控えたいが、北朝鮮「政府」として合意するものであることを十分に確認した上で、対外発表を行うこととしたものであり、北朝鮮側も30日にソン・イルホ大使がぶら下がり会見で合意した文書を読み上げた他、朝鮮中央通信が「朝日政府間会談で合意した内容」と題し、合意内容の全文を報道した。

更問5:今般、日本側が発表した合意文と北朝鮮側が5月29日夕刻に朝鮮中央通信を通じて発表した文には若干異なるところがあるが、事実関係いかん。本当に「政府」間合意なのか。
・北朝鮮側は、30日午前にソン・イルホ大使が北京にてぶら下がり会見を行い、合意した文書を読み上げた他、同日午後の朝鮮中央通信は「朝日政府間会談で合意した内容」と題し、合意内容の全文を報道した。
・ご指摘の29日夕刻の朝鮮中央通信の報道について、ソン・イルホ大使はぶら下がり会見で、同報道は記者が取材した内容を報じたものと説明している。

~続く~