【創作びより】

運動会のドラマ


土曜日は、次女と三女が通う保育所の運動会。日曜日は、長女が通う小学校の運動会だった。どちらも、たくさんのドラマがあった。
保育所では、0才児から5才児までの子供達がハリキる姿に、心がなごんだ。演技してる途中、お母さんを見つけて、ワンワン泣き出す子。一緒に走っていた女の子がこけると、立ち上がるまでジッと待ってあげてた男の子。足のマメがつぶれるほど練習した竹馬で、みごとな演技を見せてくれた年長さん…。どの子も個性があって、みんないい表情をしていた。
けれど、そんな時も創作脳はクルクル動き出す。これがもし、○○の運動会だったら…。あの子が主人公で、こんな事件に巻き込まれたら…。ここへもし、△△がやってきたら…。
いかんいかんと思いつつ、創作と日常は、わたしの中でもう、切っても切りはなせない存在になってる。ふと横を見ると、絵本作家の夫なんて、スケッチブックを出して、楽しげにアイデアを描きつけている。わーお!うわ手がいた!!
先生が子供達の名前をマイクで呼ぶ。あ、このお名前は、幼年向け童話に。この子のお名前は、高学年児童文学にいいなぁなんて、頭の中の棚に片づけていく。
小学校の運動会も、みんな練習に練習を重ねた結果があらわれてて、心が温かくなった。組み体操の苦手な女の子を見ると、自分の子供の時を思い出した。あー、児童文学の世界でなら、あなたをヒロインにすることができるのにぃーと思ってしまう。
いろんな子供達がいて、いろんな可能性を秘めている。そんな子供達が夢中になって読んでくれるような本が書きたいなあ。抱きしめてくれるような物語を作りたいなあ。
って・・・、こんなことを考えながら、応援席に座ってるおばさんも、あやしいもんだ(笑)

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