何年かぶりに、夕食はスキヤキ。
長女が「今日の晩ごはん、何?」と聞いてきたので、
「スキヤキやよ」と答えると、「何、それ?」という返事が返ってきました。
「ええっ! スキヤキ知らんの?」と聞くと、うなずく娘。
帰ってきた夫も、
「うちの家で、スキヤキなんて初めてやん!」
「なんでぇ、2、3回目やん!」と言っても、
「いいや、初めてや!」と、ゆずらない夫。
その横で、次女はお皿に割った卵をごはんにかけようとしています。
きょ、今日は、たまごかけごはんじゃないですから…。
いよいよ食卓につき、夫がシャンパンを開けながら、
長女と「麒麟の田村くんの本、よかったやろう」
「はじめのとこが、すごいやんなぁ」「泣けるよねぇ」なんて
話に花が咲いて、シャンパン開ける手が止まってる、止まってる!
ふと見ると、次女がお肉ばかりガツガツ食べているではないですか!
「ちょ、ちょっと、はよ開けてよ! お肉なくなるやん!」
年甲斐もなく、叫んでしましました。
いざ食べだすと、娘3人の食欲があまりにすごくて、
夫は小さくなって、白菜ばかり食べているようす。
うどん玉を入れても、ほとんど娘たちにかっさらわれてしまいました。
あっけなく終わった、スキヤキ劇場。
次回は、何年後でしょうか…。