【第61回宣伝会議賞】作品意図の書き方、私の場合。
おはようございます。
宣伝会議賞も折り返し地点をすぎ、残り3週間となりました。
宣伝会議賞を目指す方々は、「作品意図」をどのように書かれているでしょうか?
実は、私、昨年まではずっと、
「○○は△△だということを表現しました」
と、「表現しました」1本で通していました。
が! これはやばいのではないかと気づいたのです。
今から4年前、協賛企業をされていた方に、コピーがどのように届くか、見せていただいたことがありました。
すべてエクセルで入力されていて、コピーと作品意図だけが表示されていました。
そうして、応募者の名前はまったく見えないようになっていました。
そのことをふと思い出し、もしかすると、審査員の立場なら、作品意図の書き方がまったく同じだと、同じ応募者が書いたことに気づくのではないかという考えに至ったのです。
「表現しました」
「表現しました」
「表現しました」
もちろん、「そんなこと気にしないよ」「関係ないよ」という方もおられるでしょう。
ですが、1つの課題で100本応募する方も多いですが、そのなかで一次審査を通過する作品は、多い方でも、7〜8本ではないでしょうか。
100本書いているのに、20本、30本通過している方はほとんどおられません。
もしかして、もしかすると、審査員の立場からすると、同じ人のコピーを何本も「えらびにくい」という深層心理があるのでは?と予測しました。
これは、あくまでも私の予測です(笑)
なので、取り越し苦労かもしれませんが、作品意図の書き方を変えようと思い至りました。
例えば、
・○○だということを表現しました。
・○○だということを表現しています。
・○○だということをアピールしました。
・○○だということをアピールしています。
・○○だということを意図しました。
・○○だということを意図しています。
・○○だということを表しました。
・○○だということを表しています。
・○○だということをコピーにしました。
・○○だということをコピーにしています。
などなど。
ほかにも、もっと書き方はあると思います。
人によって、まったくちがうかもしれません。
私は以前のエクセルを見た感想では、そんなに長く書く必要はないと思っています。
宣伝会議賞を初めて目指す方のなかには、
「作品意図って、どう書けばいいんだろう?」
「みんなどんなふうに書いているんだろう?」
「作品意図の書き方に決まりはあるの?」
と悩まれる方もおられるかもしれません。
宣伝会議賞の公式サイトには、作品意図については、
『作品には必ず企画意図を明記してください。』という表記だけで、特に決まりはないようです。
「ほかの人は、どんな意図でコピーを書かれたんだろう?」と気になった場合は、宣伝会議賞の授賞作品や一次審査・二次審査・三次審査を通過した作品が掲載されている『SKAT(スカット)』をご覧になることをオススメします。
また、コピーライターの方が書かれている本の中には、どのような経緯でそのコピーが生まれたかが細かく掲載されていたりもします。
『SKAT(スカット)』やコピーライターの方が書かれた本は、書店やネットでも購入できますが、図書館にもあります。図書館では、棚に並んでおらず、書庫にあることも多いので、閲覧を希望して出してもらってください。借りて帰ることもできます。
さぁ、「こんなん書いてんと、はよコピー書かんかい」という、同志?仲間?のツッコミが聞こえてきそうです(笑) 皆さん、温かくてやさしくて、言葉を大切に使う素敵な方ばかりです。
同じく宣伝会議賞を目指す皆さん、最後まで全力、出し切りましょう!
締め切りの11月1日まで、今日を含めて、あと26日!
まだ、26日もあります!!!!!
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こちらは、コピーライター&児童文学作家
大野さとみ(おおのさとみ)の
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