ベツレヘムの家畜小屋発

グレグレ耶蘇・桜泉のブログです。

10年越し、初めての町

2009年03月13日 | その他もろもろ
十年間関心持ち続けていた、ある福祉作業所を、今日訪ねることができました。
平日しか開いていないのです。育休がチャンスでした。しかしJくんの育休中に叶わず、ゆーくんの育休の終わりにようやく叶うとは…。

来週もう一度行く予定です。

初めての場と初対面の人に、暫くクールダウンできないド緊張。自分のコミュニケーションの拙さ。人や者を見る目の冷たさや嫌らしさ。それらをひしひし感じました。
でも、不思議と、良い体験ができた思いに満たされています。

障害を持った人との関わりは、戸惑い、苛立ち、緊張する場面もなくはありませんでした。
しかし、だから逃げて目を背ける必要はないという感触も持ちました。

高みに立った弱い私は(高みに立つのはその人が弱いからでしょう)、打ち砕かれねばならない、しかし、仲間や、強い支えがあるなら、恐れるに足らず…。
なんてまるで敬虔なクリスチャンみたいなことを、反芻しながら帰路を急いでいます。(乳児の母はシンデレラ。)

初めての町はちょっと寒くて落ち着きませんでしたが、なんとなく見覚えがあるのは何故だろう…とも思いつつ、もうすぐゆーくんが待つ家です。