ベツレヘムの家畜小屋発

グレグレ耶蘇・桜泉のブログです。

マタニティマーク

2007年09月25日 | マムレの樫の木陰発(ゆーくん妊娠ライフ)
Jくんを身ごもっていたときに、自治体から貰ったマタニティーマークストラップは、何かとお役に立った(気がした)。
後生大事に、実家の台所のドアノブにかけてとってあった。(そういうの大事っていうか?)
そしてこのたび妊娠が判明した当日、実家にいたので、早速ストラップを回収。
金属部分が見事に錆びていたのでペンチで取り外し、市販のストラップにつないで修理は完了、翌日から早速かばんに取り付け、駅など人ごみに出るときだけ外側にちらりんと垂らして行動している。
たいした効果は期待していないが、「押さないでね」「ぶつかってこないでね」「優先席に座っていても怒らないでね」の願いをこめて、そしてひそかに、さらに親切な老若男女が電車内で現れないか、これは半ばギャンブル的な気持ちで、遊びを込めて待っている。

しかし。
今回は何か、効き目がない。
Jくんのときは、マークを見て席を譲ってくれたおじさんがいたのだけど、そばにいた別のおじさんが、自分が譲られたと思って座っちゃって、しゃーねーな、と思っていたら、今度はその人がマークを見て、すみません!とがぱっと立ち上がるという、ちょっと笑えるような事件もあった。
しかし今回は、そういう効き目はぜんぜんない。
優先席に座っていて、ちょっと冷たい視線(若い?女が何で座ってるんだ?ということ)を送られたときに、これ見よがしにぴらぴらいじって見せることはあるが、それで効果があったかどうか、分かりようもないし。

賞味期限かね?Jくん用のものだから?いや関係ない。

・・・と考えていて思い当たったのは。
思いがけない敵がいるのだ!
こいつ
厚生労働省のマタニティストラップ!

桜泉のは、同じ画面の下から三番目のなのだ。
あまりに厚労省のが普及してしまったので、それ以外のデザインのは、マタニティマークだと認識されないのかもしれない!

く。くやしい・・・。

マークの普及はいいことなんだけど。
他のマークもあることを、普及しろよー!
それとも、厚労省以外のは使っちゃいけないってのかい?

デザインとしては、厚労省のあの甘ったるい絵柄より、桜泉の使っているやつのほうが数段優れていると確信している。
ぱっと見て、文字を見ずも図だけで意味が分かるからだ。
しかも色使いも二色で、直感的に分かりやすい。
厚労省のマークでは、ぱっと見た場合には、妊娠・妊婦をあらわすかどうかは分からないではないか。駅に張られたポスターあればこそ、これだけ普及したわけで。
露骨に妊娠を表してはいけないとでも思ったのだろうか。ばかめ。その意識こそが、妊婦を苦しめるんだよ。けっ。(←この辺独り言)

今でも、武蔵野市はこのデザインで配布しているようだし、近くでは千代田区も別デザインのを配布しているようだが・・・。

将来は、お上の力でマタニティマークは完全統一されてしまうんだろうか。
くそぅ・・・。(いや別に、考えてみたら、桜泉がデザインにかかわったわけでないし、どうでもいいんだけど、なんだか無性に悔しい。)