南紀を大きく一周し、また白浜へ戻ってきました。これは宿の窓からの眺めです。
立派なリゾート・ホテルなので、こんな伊勢海老が出ました~(゜゜)
ここは「クエ」という魚で有名です。白身魚で鍋にすることが多いようですが、これはパリパリに揚げてありました^^
さて、この宿を選んだ理由は、三味線を習っている係長の兄弟子が、今晩とある宴会で演奏を披露することになっていたからです。せっかく白浜を旅しているわけだから、聞きにこいとお誘いを受けていたのです。
係長は兄弟子と携帯電話で連絡を取りながら、演奏の直前になったら会場に入ってこいと言われておりました。宿に入るとき、入り口に「野○聖○後援会御一行様」と看板が出ていたので、少し嫌な気分になりましたが、宴会場に行ってみると、なんとその宴会!(゜゜)
オレわ○明党の次に自○党が嫌いなのにーヽ(`益´)ノ
宴会場の入り口では、「何号車でいらっしゃいますか」と腰の低~~い対応。係長が「○○さんの関係で…」と言うと、その兄弟子はこちらでも顔のようで、「ああ、それではどうぞ~」と丁寧に中へ入れてもらいました。もちろん熊野牛のしゃぶしゃぶが並んだ席につくわけでなし、二人は宴会客と離れて後ろのほうに立ちました。
某代議士の挨拶が続いており、「くるしい、くるしい、くるしい戦いを続けております。みなさんの御支持を、どうぞよろしく…」などと連呼しており、そのあと高齢の後援会長が「生まれたときから自○党!これからもずっと自○党!」なんて大声を出しております。
そしてやっと演奏が始まりました。200人のじーさんばーさんたちは御馳走を食べ始め、悲しいことに三味線はあまり聴いていない様子。演奏会に来たわけではありませんからね。所詮おまけなんですw
そのうちひとりのじーさんが喚き始めました。
さきゃー(酒は)ねーのかよっ!おらっ!!!おいっ!!!
さきゃーどーしたんだっ!!!おー!!!
もんのすごい剣幕なので、対応した仲居さんはぐっとこらえているようでした。
きっと代議士様の御一行なので、とても偉くなった気分でいたのでしょうね。ちなみにご自分で旅行代金を払っているわけでもないでしょうね。そのお金はどこから来ているのでしょうか。私の勝手な想像では、この飲み食いは、票集めの下品な接待←代議士←ゼネコンなどからの献金←公共事業など←税金←赤字国債←後世の人たちの借金、もしくは金融破たんによるインフレ、つまりみんなが持ってる円の暴落、ということになるのではないでしょうか。
そんなことを考えていたら、ホテルの若い宴会係が近づいてきて、にっこりと丁寧に話しかけてきました。
あのー、こちらの宴会のお客様が、なぜこちらにいらっしゃるのかとおっしゃってまして…
一瞬なにを言い出すのかと思ったら、「出て行け」ということだったのです。タダ聞きしてんじゃねーよ、と。
ううむ、このもっとも下品な連中に、出て行け呼ばわりされるとは、一生の不覚とはこのことなり…_| ̄|〇