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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

北海道駒ケ岳を一周する

2024年03月14日 | 北海道シリーズ


窓から外を見れば予報通りいい天気♪ この日は駒ケ岳一周を決行! 少し気温は
低くて風が強そうだが、主に列車に乗る旅だし、駒ケ岳を眺めるためには晴れた日が
いいと思ってこの日を選びました。長期滞在をしていると、遠足の日を天気予報に
相談して選べるのが利点です^^


函館本線を北上すると、噴火湾に面する森町に出ます。列車の中から、右手に駒ケ岳が
眺められます。しかし「函館本線」には2つのルートがあり、大沼から駒ケ岳を東に
ぐるりと回る「砂原支線」があります。なぜかこちらも「本線」と名付けられており
ますが、こっちは本数も少ないローカル線です。

ずっと気になっていたので、かつて「富士山一周」の旅行をしたように、駒ケ岳を
360度から眺めるという一周の旅をしてみようと思ったわけです。函館市民の誰に
聞いても「砂原支線に乗ったことがない」と言います。用がなければ乗りませんからね。

大沼から最短距離で北上する路線は険しい山を越えていくので、最初は緩やかにぐるりと
遠回りするルートが作られて、そちらが「本線」だったのではないかと思いましたが、
実は迂回ルートがあとから作られたそうです。太平洋戦争のときに、輸送力を上げる
ために急こう配の山越えルートに加えて迂回ルートを作ったとか。


函館駅。すっかり雪は消えました。


去年乗ったいさりび鉄道。函館湾をぐるりと回って行くので、対岸に函館山がよく
見えます。それで車両の黄色いストライプもその景色を表しているのです。


おお、屋根があってもホームには雪が積もるのだな。。


札幌行きの特急列車にはたくさん人が乗りましたが、森行きの各駅停車には人が
ずっと少ない。


さて発車! 雪国の気動車はなんだか力強く見えますね。


山間部に入るともう雪景色だ。たしかに急こう配をゆっくりと頑張って登ります。


仁山という駅です。丸い看板にうっすら「歓迎」と書かれています(^益^)w