雨の日が楽しいわけは

昨夜からの雨はやまず、かといって外出をためらうほどの降りでもないから、夕方、梅郷の吉野郵便局まで歩く。ATMを使いたかったのだけれど、6時少し前に到着して5時半で終了の表示を確認。ち。

散歩に出たと思えばいいや、と帰路はゆっくり霧がはう山々を見ながら散歩。雨。決して嫌いではないのだ。青梅山里このあたりは、雨になるとかならず山に霧がかかり、その移りゆくさま、濃淡の加減がいい感じなのだ。

目に焼きつけておけば、いつか墨絵描くときに役立つかもしれない、とちょっと打算的な目つきで山を仰ぎ、しっとりと濡れながら、頬のしずくが気持ちよくてたらたら歩く。