牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

センセイ稼業って難しい。「へぇ~」狙い?の日本酒特集。

2018-03-03 12:03:04 | 酒の本棚(書評?)
                           
                           【公式HPはこちら↑】





フリーペーパーというか、PR誌というか、広報誌というか。






一昨日(かな?)「特集が『今、注目の日本酒』ですよ」と頂戴しました。


気になりますね。


特集は見開き×3の6ページ。



日本酒ブームが再来している。驚くほど、
バラエティー豊かな日本酒が出回り、
若い男性や女性の間でファンが急増している。
うまさはもちろん、今、注目の銘酒を紹介しよう。

(最後の「うまさはもちろん」って何?)


カッコいい記事です。

最近はこういうものも外注することが増えてきたのか、こちらは「マガジンハウス」が編集しているようです。
(©は○○広報委員会)


内容は、形通り?に、特定名称酒の種類の説明から始まり、「食と酒のジャーナリスト」の先生(女性)が色々と語る、という構成。

女性ファンを獲得!というくだりでは、新政No.6山形正宗が登場。

また、日本酒通を唸らせた銘酒としては、磯自慢乾坤一日高見





「モダンタイプ」と紹介されているのが、油長酒造の「風の森」や伴野酒造の「BeauMichelle」、あるいは仙禽「雪だるま」とか「天の戸シルキー」など。

そして、「冷やか、お燗か」という場所では、長珍紀土華鳩貴醸酒いづみ橋遊穂などが紹介されています。





いやぁ、このセンセイのセレクションは、なかなかマニアックですね。
(自分自身、実際に飲んだことがあるものって半分くらい、です。それはそれで反省点かもしれませんが)

売っている店も、、、、、「はせがわ酒店」なら売ってそうですけど、、、、。


方向として「人の知らない(珍しい)」銘柄を挙げ、「へぇ~」というのを狙っている感があります。

まあ、このセンセイの書いたものをちょっと見てみると、そこでも今回名前が挙がっている蔵元の名前が見られます(他の種類のものも含む)ので、「ぶれない」というか、センセイがLOVEな蔵元さんなのでしょう。

#ウチも「お勧めは」と言われれば、とりあえずは担いでいる「白鷹でしょ」とか言っちゃってますが。



ただ、冊子の性格上、お酒に関係なく広い範囲の方が読まれるものとすれば、「比較的ポピュラーで、値段も手ごろで、美味しい」ものをお勧めするほうが業界的には良いと思いますが、センセイとしてはそれはダメなんでしょう。


センセイ稼業も、難しい。


そだね~





★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★

★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します

応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界三美人はクレオパトラ、 ... | トップ | 春のうららの隅田川。梅の盛... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

酒の本棚(書評?)」カテゴリの最新記事