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福祉タクシーの現場で起きていることは、お酒の物流の問題と似ています。

2024-04-28 11:00:50 | 附属酒類経済研究所
                          
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一昨日かな、日経にこんな投書記事が出ていました。





障害者へのサービス、有料化を


福祉タクシー運転手の方の投稿なのですが、こんな文章から始まっています。

4月の法改正により、障害者への「合理的な配慮」が事業者に義務づけられた。多様な障害を持つ一人ひとりの客に向き合いながら、民間事業者として採算が取れるようなサービスとはどうあるべきだろうか。

続いて、車いすのままでも乗れるように、などのタクシーでの配慮が記されていますが、主旨はその後で、車を降りた後の「玄関まで送って欲しい」などのニーズ
これ、本来はタクシーのサービスに含まれていないそうです(そりゃそうだ)。
実際には対応してあげたいし、対応したりするケースもあるようですが、そうするとその分時間増は避けられないし、ルール通り断るとその運転手さんが悪者になったり、結構ややこしいみたいです。
(それで「有料化を」となるわけですね)

実は、お酒の物流にも同じことが生じているんですよね。

メーカーから卸、卸から小売りの両方で、トラックドライバーが荷下ろし(ひどい場合にはフォークリフトでのパレット運び)などの付帯的というか本来の任務ではない業務が発生しているというのがかねてよりの話題となっています。

実際、何年か前に国交省等が音頭を取って時間を計測したところ、ドライバーは「荷卸し」以外の作業に8~9分程度時間を費やしている(あるいは「滞在時間が倍になっている)という例もありました。



出典:飲料・酒物流に係るR2年度の取組について


ただ、お酒の場合はこれ自体をサービスとして捉える動きがある一方で、タクシーの場合は許認可制でその辺りが統一的に扱われてしまうのが難しいのかもしれませんね。

とはいえ物流の人手がひっ迫している昨今、酒類業界ではこうした問題は「待ったなし」。
うーん、円高よりも頭が痛い。。。。




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