牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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今は昔。平成の世でも、ミネラルウォーターよりも日本酒の方が売れていた。

2023-04-07 12:37:51 | 附属酒類経済研究所
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

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業界紙にミネラルウォーターの生産・輸入量の記事が出ていました。





生産量、輸入量をそれぞれ丁寧に調べて頂き、大変勉強になりますが、この記事によれば、国内生産、輸入の合計では471万キロリットルで過去最高を更新したということです。
別表には2000年からの推移も出ていて、そこからの増加はなんと432%と4倍以上に増えています。

先般、日本酒の出荷量が1993年から73%減と、およそ4分の1になったことを嘆きましたが、ダブルスコアと言うか、逆の現象が起きているんですね。

では、両者の現在での量を比較するとどうなのでしょう。

日本酒の出荷量:37万1,729キロリットル
ミネラルウォーターの生産・輸入量:471万キロリットル

日本酒はミネラルウォーターに対し8%くらい。
まあ、ミネラルウォーターの方が10倍売れていると言われても納得ですし、その意味では健闘しているとも言えますね。

ただ、日本酒が昔の4分の1、ミネラルウォーターが昔の4倍ということは、昔は16倍の差があったということ。
つまり、昔はミネラルウォーターよりも日本酒の方が売れていたということになります。
(「昔」と言っても平成の時代、ですよね)

いやぁ、今は昔。
平成は遠くになりにけり、です(と、昭和が語る)。





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