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足掛け三世紀のお付き合いの灘の「白鷹」さん関連の説明資料を作っていて、改めて思い出した。
良い酒を追求して辰馬本家(白鹿)から分家したという白鷹のこだわりの一つに「樽ふり(樽振り)」というのがあります。
これ、酒を詰める前に樽を洗う際に水ではなくお酒を使うというもの。
もちろん、白鷹さんのホームページには誇らしげに出ています。
白鷹の蔵では樽詰の酒が主流の時代、酒を詰める前の樽洗いに決して水を使わず、酒で洗っていました。この作業は“樽ふり”と呼ばれ、樽詰の酒が残り少なくなった時、酒の質が悪くなってしまうことを避け、最後の一滴までその品質が変わらないようにと、酒の無駄を承知で実施したものでした。
それでは、白鷹以外にこういうことをしている(していた)蔵元さんってあるのかな?と「樽ふり」で検索したのですが、ヒットしたのは白鷹関連で3件(1件はウチ)、あとはお酒のサイトのミニ小説に1件あるだけ。
「白鷹⇒こだわり⇒樽ふり」というのは周知の事実だと思っていたのですが、そもそも「樽ふり」自体が(業界でも)知られていない感じです。
自分の常識は世間では、ということ、よくありますが、これもそのようです。
もっと宣伝せねば!と思いつつ、上掲した3件のうちの1件(白鷹への蔵元取材記事)を読んでもう一つの「!!」が。
先代社長へのインタビューです、上記のような「樽ふり」が紹介されているのですが、そこの写真が、こんな写真。
「地酒蔵元会」ホームページの白鷹取材記事より
答えは簡単です。当社では、樽を洗うのに、水ではなく酒で洗うからです。
この作業は“樽ふり”と呼ばれ、酒で樽ふりをするために使用する酒量は、この当時で年間に約12,000本(1升瓶換算)。それだけの酒を、酒質を守るために費やしていたのですが、この酒による樽ふりを社命として守らせ続けたのも、初代・悦蔵でした。
説明は「樽」ですが、写真は造りの「桶」ではないですかね?
頻度等を考えると、桶を洗う方が量的には少なそうなので、樽でするなら桶もすると考えた方が妥当だとは思いますが、これまで「桶ふり(というのかな?)」は考えたこともなかったです。
いやぁ、勉強になるなぁ。
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