何も書くことが無いので、とりあえず以前のネタの焼き直しですが、少しだけ視点を変えたネタとなっております
「ニシキオオツバメガ」については2019年9月に一度紹介していますが、防虫剤の入替時に画像を撮り直したので、再度取り上げてみました。
以前も書いたように、一般的に「世界で一番美しい鱗翅目(蛾)」と言われるだけあって、怪しい美しさに溢れています
まずは後翅の一番目立つ部分の拡大画像です
さらに拡大すると鱗粉の並びが見えて来ます
勿論この怪しい色は鱗粉の色ではなく、複雑な光の干渉による「構造色」ではあります
前翅は金緑色ですが、やはり後翅の派手さにはかないません
裏面は表よりも派手な印象です
裏面も後翅の派手な色が目立ちます
裏面では胴体の近くの金色の部分も目立ちます
この蛾の構造色については、コチラのサイトで詳しく解説されています
この蛾が大好きと言う人はあまりいないとは思いますが、人智の及ばない怪しい美しさを持っていることは確かです。
ちなにみ、この蛾はマダガスカルの特産種ですが、特に珍しい種ではなく
しかも昼に飛んでいるということなので、一度飛翔する姿を見たいもんではあります。
とてもガには見えません。
しかも、裏側の方が派手なのですね。
こんなのが飛んでいたら、ぜったいにつかまえたくなりますね。
私は「ガ」は嫌いですが、これなら見るだけなら許せますね(^_^)
でも、手で触ることまでは出来ません(><)
裏面のほうが綺麗なんですね(^_^)
古伊万里でも、たまに、裏面のほうが綺麗というのがありますよね(^-^*)
見分け方はあるものの、どの方法も決定的ではないようです。
とはいえ、このような豪華な(?)蛾もいることを思うと
蛾=地味で茶色いというイメージは変えないといけないようです。
しかし、さすがにマダガスカルまでは行けない・・・
これくらい美麗だと蛾であることは忘れてしまいそうです。
かくいうワタシもそこらを飛んでる蛾は苦手です。
古伊万里も中期の品には裏面が表より手が掛かっている品がありますよね
蝶の標本でも裏面が美麗な種類だと、わざと裏面で展翅するようです。