Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

新集成伊万里

2022-02-10 21:01:21 | 日記
「新集成伊万里」というのは小木一良先生の監修した古伊万里の図録で、平成五年に初版が発行されています。

この図録を初めて見たのは今から20数年前で、当時毎月のように東京へ出張していたワタシは、新幹線の待ち時間、寸暇を惜しんで
八重洲ブックセンター5階(だったかな)の陶磁器関連の書籍が置いてある売り場へ通っていました。

そこに並んでいたのがこの「新集成伊万里」でした。
とは言え値段を見ると二万円也と、伊万里に興味を持ち始めたばかりの者にとっては厳しいお値段
そんなこともあって、こんな立派な図録は買うことはないんだろうなと決めつけていました。
しかし、10年近く経ったある日、ヤフオクで数千円で売りに出ているのを発見、特殊な書籍なので競合もせずに落札と相成りました
かくして念願の図録を安く入手した訳ですが、このような立派な図録に載っているような品は入手できない(後期・幕末の品は除く)
と思っていたんですが、一応ウチにも中期までの品で2品図録掲載品があります。(いずれも傷物ですが・・・)
その①
回想の古伊万里 3」で紹介した「草花文皿」
その➁
回想の古伊万里 119」で紹介した「山水波文皿」

図録に載っていれば良い品という訳ではありませんが、収集を続ける上でなにがしかの励みになったことは確かでしょうか。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒田の人さんへ (遅生)
2022-02-11 05:37:57
私が最初に購入した伊万里の本です。高かったですが、勉強になりました。
今見ても、ワクワクする品ばかりです。
そのなかに、二つも同手があるとは、さすがに酒田の人さんですね。
さらに、三つ目、四つ目をめざしてください(^.^)
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2022-02-11 19:30:26
私もこの本は持っているのかな、と思って書棚を見てみましたらありませんでした(><)
やはり、高いので買いそびれてしまったようです(~_~;)

買った物と同じような物が本に載っているのを発見すると嬉しいですよね(^_^)
自分の審美眼が追認されたような気持ちになりますものね(^-^*)

これから、三つ目、四つ目を目指して頑張ってください(^_^)
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遅生さんへ (酒田の人)
2022-02-11 20:04:42
これが初めての伊万里の本でしたか!
さすがに豪華図録だけに中期までの品は凄い品が多く掲載されていますよね~
伊万里を勉強する上では小木先生の図録は外せないように思います
図録の掲載品はちゃんとした業者さんでないとコワいところがありますが
是非探してみたいところです。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2022-02-11 20:08:56
この図録、やはり定価で買うのは気が引けますよね
そのお金を出すなら別の伊万里をひとつ、と思うのが普通のように思います
(ワタシもそのクチでしたが)
図録で自分の収集品と同手を見つけると嬉しいのは誰でも同じですよね!
図録に載っているのを知ってから購入するのとは喜びが違うように感じます。
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