Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

回想の古伊万里 127(染付梅花文そば猪口)

2021-05-14 23:12:19 | 古伊万里
 尊敬する古伊万里の大先輩、Dr.kさん、そして素晴らしいコレクターにして故玩館の主人、遅生さんのところで「そば猪口」が紹介されていましたので
ワタシも便乗してウチにある最後のそば猪口を紹介したいと思います。
「染付梅花文そぼ猪口」

高さ6cm、口径7cmほどの猪口で、上半分はグラデーションの付いた輪線で塗られ、下半分にはよく分らないものの
業者さんの言うところによると「梅花文」が描かれています。
そば猪口については同じ伊万里でも守備範囲外でありまして、はっきりした時代は判りませんが、間違いなく幕末に近い江戸後期だとは思われます。
江戸中期末あたりから登場する「蛇の目高台」、時代判定の大きなポイントであることは確かです

内側に文様はなく、いわゆる雑器として量産された品であることは確かでしょうか。
この品を購入したのが10年くらい前だと思いますが、それ以来そば猪口は購入していません
このあたりの時代の品だと普段使いすべき品かも知れませんね。