Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

回想の古伊万里 126(染付魚文 魚形皿)

2021-05-05 21:18:51 | 古伊万里
 古伊万里の魅力に出会ってから早いもので20数年になります
収集を始めた頃はまだ好みがはっきりしていないこともあって、今考えるとなんでこれを買ったか?、という品も結構あります。
今回の品も、そんな収集を始めて日の浅い時期に購入した品です。
「染付魚文 魚形皿」
恐らく中期古伊万里の魚形皿としてはもっともスタンダードな品で、横26cmX縦13cmほどのわりと大ぶりなサイズです。
柴コレの7-555に同じタイプの品が掲載されており、同じ型から作っていますので、当然のようにサイズも同じです。
側面の文様はいくつかバリエーションがあるようですが、この品の場合は波文が描かれています
柴コレの掲載品は高台の紋様が違っており、しかも全体に上手に見えることを思えば、この品は中期でも時代が下がるのかも知れませんね。
ウロコの部分もそれらしく表現されています。
ところで、柴コレには6-262に同じ魚形皿でも全体に瑠璃釉が施された品が掲載されており
いつかは入手したいと思っていますが、未だに一度も見たことがありません。
やはり珍品なんでありましょうか。