堺北民主商工会

堺北民商ホームページはこちら

こんな相談をうけました

2006年09月11日 12時50分01秒 | 活動紹介
先週末、サラ金多重債務の相談にのりました。
息子さんが病気の為に仕事を辞めた事、治療にお金がかかった事が原因で借入れが、かさみ、返済不能の状態に陥った方の相談でした。
「もう死んでしまいたい」
そんな言葉も出ました。
高利の借金さえ無ければ、何とか商売はまわっていくのに、アクシデントにより泣く泣く借りたサラ金により、人は命を絶つところまで追い込まれるのです。
僕はこの事を世間の人にもっと知って欲しいと思います。

高金利の規制ですが、サラ金業界の巻き返しにより、9年間もの長期の特例をつくり、殆ど今までと同じ形で貸し出しが出来るようなザル規制になろうとしています。
これでは何の意味も無ければ、涙を流す人の救済にもなりません。

自民党は「業界への配慮が必要」と言います。しかしそれは献金を沢山貰っているからです。この党にはより良い社会を目指す気が無いのは明白では無いでしょうか?
自民党の態度に対して、共産党の小池議員はテレビでこう発言していました。
「配慮というならば何故、増税や医療改悪はすぐに行うのか!?」
・・、非常に的を得ていると思います。

結局この相談者の人はその場で民商に入会。共に法律的な解決と、商売と暮らしの見直しによる再生を頑張って模索される事になりました。

「もう死んでしまいたい」
そんな悲しい事は二度と考えないで済むように!
苦しい道ですが、共に頑張りたいと思います。

投稿者:つ