ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

素直にうれしい

2010年09月07日 23時48分06秒 | 日記

総会やらなんやらで、しばらく家を空けることが多かった最近。
しばらく職場に行ってなかったからこそ、見えたものがありました。


久しぶりに教室に入ったとき、保護者のみなさんが
「クルーサーイ!」
「ずっと見なかったじゃないの!」
「どこに行ってたのよ!」
「本当にずっと来なかったからさびしかったじゃないの!」
と、一斉に言ってくれたとき、
びっくりして、そして 心からうれしくて、
ここには、私の居場所があるんじゃないの、と思えました。

毎日いろんな教室を回り、ある日突然(私にしたら突然)
子どもたちがいないときもあるので、
子どもたちや親からしたら、週に1~2度会うか会わないかの存在の私。
それでも、話題にしてくれていたんだ、と
居場所なんかないもーん、とどこかすねていた自分を反省です。
普段、目を合わせることもなかった保護者や子どもたちでも、
実は、ちゃんと私を見ていてくれたんだと、素直にうれしい。




夜は、副センター長に誘われて、食事に連れて行ってもらいました。
副センター長は女性。2人。
「食べなさい、たくさん食べなさい。」
「コレ、辛くないから、すべて食べなさい。」
「さちえはおいしそうに食べるわね。」
と、イサーン(東北)名物ガイヤーング(ニワトリのあぶり焼き)を
お皿にどんどん載せてくれて、
私一人で、ニワトリ一匹平らげたんじゃないかというくらいの食べっぷり。



二人ともとても親切で、車から降りると、
「気をつけて、危ないから。」
とわたしの手を握り歩いてくれます。
はじめの頃は、このタイ人の女性同士の親密さにびっくりしたけど、
今では、手を握られたり、肩を抱かれたり、顔を触られたり、
親しげに触られるのがちっとも嫌ではなくて、むしろうれしく思うようになりました。
もともと末っ子、年の離れた兄と姉なので、ほぼ一人っ子状態で育った私は、甘えんぼうなところがあるので、
こういうかわいがられ方は性に合っているみたいです。

「夜だけど、遊びに行くわよ。」
と、夜もやっている タラートポンラマイ(果物市場)というところに連れて行ってもらい
ドリアンを買って、3人で 公園でもぐもぐ。

私のために一生懸命ドリアンを選んでくれる2人。



「さちえ、今度はまた違う店に行くわよ!」
という二人の言葉が、本当にうれしい。
まだなーんの役にも立ってない私を、本当にかわいがってくれています。
保護者にも、子どもたちにも、センター長達にも、応えたいなあと思う今日です。