ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

タンブン

2010年09月05日 23時43分18秒 | 日記
センターでの写真をネットに載せる許可をもらいました。
多少話が複雑で、しゃべって通じる気がしなかったので、紙に書いてセンター長に読みながら見せました。
すると、 職員の写真OK  センターの写真OK
 子どもたちの写真は一人だけが写っているものはNG 
 だけど、私と2人とか、他に写っている人があればOK だそうです。





さて、
お坊さんに ものをあげたり、お金をあげることを タンブンと言います。
タンブンの直接の意味は 徳を積むということ。
お坊さんに差し上げることで、徳を積む気持ちがあります。
タイでは、お坊さんはとても 尊敬すべき存在です。
女性がさわるのもいけません。
バスの席は一番前のいい席は、お坊さんの席です。
道をお坊さんが歩いてきたら、立ち止まってお坊さんが過ぎるまで待ちます。

タンブンのために、お寺に行ってきました。
お寺は ワット といいます。
前日に、センター長から
「さちえは宗教は何だ?」と聞かれ
「う~ん・・・ 仏教・・・」
と自信なく答えました。
うちには仏壇があるけど、そんなにいつも仏教のことをおもっているわけではない。
同じ仏教といっても、タイ人の厚い信仰心に比べたら
「仏教です」なんて 言うのも遠慮してしまいました。

「神道じゃないのか?」と聞かれてまた言葉に詰まります。
たしかに、神社も行きます。
太宰府天満宮のお守りももってます。
初詣にも行きます。
要するに、日本人の多くは、宗教のいいところ取りです。
 初詣に神社に行き 
 家には仏壇があり、
 神棚がある家もあり、
 結婚式は教会で挙げる。
こういうのは、敬虔な信仰者には信じられないことだと思います。




さて、お寺に行く日。
 朝からみんな、とてもおしゃれしていて きれいです。


  

 お寺に着くと、お供え物の準備です。



 このお金が刺してある串の根本を見てみると・・・ お米でした。



 お母さんに チュッってする姿。
 かわいくて、もう一回とリクエストして写真を撮らせてもらいました。
 


 まずは、センター長がお坊さんに何か話し、ひざまづいて拝みます。この方は親子で 仏様の前で拝みます



 お坊さんのお説教らしきものが始まったら、みんな 手を合わせたり
 頭を床近くまで下げて拝んだり。
   

 私も見よう見まねで 同じことをします。
 となりにいる 職員の ニムが ずっと教えてくれました。

 

  
  
 この方も職員。
 お腹の中に赤ちゃんがいます。 なにを願っているのかな。



 コレが終わったら、みんなで塔のような所まで歩きます。
 行進です。



     

 この女の子がどうやらメインのよう。
 どうやって選ばれるのか、きっと羨望の的だろうな。
 きれいに着飾っています。



 塔についたら、みんな靴を脱ぎ、塔の周りをぐるぐる歩き出しました。
   
 
 え? ここ、ほぼ、外だけど、靴脱ぐの???
  みなさん 当然のように 靴を脱いで歩いて行きます。
 私も同じくやってみます。

 
 ガラスの破片が落ちているので、拾って隅に置いたり、
 石ころで アイタタと言ったりしながら
 はいていたストッキングもビリビリです。
   
    「あ・・足の裏いたーーーい」



 昨日作ったお花やろうそくをもって、少年僧を先頭に歩きます。
   

  
  

  
  左側の白い服の女性が副センター長
  紫の服の女性が 第2のカウンターパート。ピティンさん。買い物やいろんな面倒を見てくれる優しい方です。 
 

最後はみんなで記念写真。この全体写真さりげなく私も入っています。
いつシャッターが切られたのか、もう撮影はおわったのか、わからない記念撮影でした。
だからみんなあっち向きこっち向き。いつもこんな感じなのかな。  笑
 


  


 カメラをもってきている人もたくさんいて、やはり、特別な行事らしいです。


 特別な日なので、お寺に行ったあと、午後はなにもなし。
 お寺の存在がとても大きなタイです。