まず最初はMueller-Thugauからです。この品種は所謂交配品種の元祖というか魁の品種として有名です。ドイツでも90年代の半ば頃迄作付面積第1位でした。今は2位に交代してしまいましたがそれでもドイツに於いては確固たる地位を占めています。Riesling、Spaetburgunderと並んでご三家と言えるでしょう。この品種は作付面積辺りの収穫量がかなり高いのでリー〇フラ〇ミ〇ヒやマ〇ン〇といった大量生産品のブレンドといったイメージが強かったです。しかしながらきちんと収量を制限すれば良い(Rieslingには及びませんが)ものが出来るかと思われます。Frankenですと貝殻石灰質の地所でtrockenでもhalbtrockenでもlieblichなタイプでも気軽に楽しめるワインを産しますし甘口ですとPfalzでも1949年にレープホルツがこの品種から初めてTBAの収穫に成功したという好例があります。
他国でもイタリアの南チロルの辺りでも(ドイツでいう)良いtrockenタイプのワインが作られていますしニュージーランドでも(今はソービニヨンブランが有名ですが)作付面積の2~3位を占めていたそうです。
我が国でも北海道ワインが凝縮させた果実から秀逸なワインを生み出しています。
とにもかくにも僕に言わせると使い勝手のいい品種です。値段も基本的にRieslingに比べると安いことが多いので懐にも優しいですし。
まぁ、色々な国や地所のを気楽に楽しみましょう。
他国でもイタリアの南チロルの辺りでも(ドイツでいう)良いtrockenタイプのワインが作られていますしニュージーランドでも(今はソービニヨンブランが有名ですが)作付面積の2~3位を占めていたそうです。
我が国でも北海道ワインが凝縮させた果実から秀逸なワインを生み出しています。
とにもかくにも僕に言わせると使い勝手のいい品種です。値段も基本的にRieslingに比べると安いことが多いので懐にも優しいですし。
まぁ、色々な国や地所のを気楽に楽しみましょう。
ご指摘のように「気軽に楽しめる」と言うのは「酸が弱く飲み易い」ということですので、また土壌の影響よりも遥かに強い味を考えると流行とは別にしてもこの品種を今後とも熱心にやる事はないと思います。
決して悪いワインとはいいませんが、初心者向けのワインなのですね。その証拠に流行の頃でもまともな醸造所はこの品種を殆ど作っていなかったと思います。
5月にお会いしたときにお尋ねしようかどうか迷ったのですがレープホルツの49年のこの品種からの初めてのTBAの収穫について(試飲会には何回も参加しておられるとのことでしたので)何かご存知でしょうか。