今回はドイツにおけるピノノワールについて語ってみます。この品種はドイツにおいてはSpaetburgunderと呼ばれています。いまやRiesling、Mueller-Thurgauに次ぐ作付面積になり、ドイツにおける3大品種になりました。そのトップクラスのものはブルゴーニュのハイレベルのもののポテンシャルを脅かすまでになっていると言わざるを得ません。
とは言いましてもやはり各地でそれぞれキャラクターが違うタイプが生産されています。例えばRheingauのAssmanshausenでは伝統的でクラシカルなタイプが多いですし(バリック仕立てはあまり知りません)BadenではEUの生産地域分類でブルゴーニュと同じB地帯に属することもあってか力強い骨格を持ったのが多いと思われます。
Wurttembergでは確かにこの地域はドイツ13地域中最も赤ワインの生産量は多いのですがレンベルガーやトロリンガーなどといった伝統品種の影に隠れてしまいがちです。しかしA地帯にしては力強いしっかりした骨格のピノが生産されて然るべき生産地域かと思われます。
Frankenにおいては白品種の作付が圧倒的に多くあまり良いものがないかと思われます。しかし僕は大して飲んだ訳ではありませんがRudolf Fuerstなどは(高値ではありますが)コンクールで好評価を受けるようなハイレベルのSpaetburgunderを提供します。
料理との相性ですがまずは無難に(都内に存在するようですが)フランス料理、しかもブルゴーニュ料理を得意とするレストランに持ち込みしてフランス党の人達の鼻をブラインドで明かしてみたいとつい考えてしまう僕は天の邪鬼でしょうか?
とは言いましてもやはり各地でそれぞれキャラクターが違うタイプが生産されています。例えばRheingauのAssmanshausenでは伝統的でクラシカルなタイプが多いですし(バリック仕立てはあまり知りません)BadenではEUの生産地域分類でブルゴーニュと同じB地帯に属することもあってか力強い骨格を持ったのが多いと思われます。
Wurttembergでは確かにこの地域はドイツ13地域中最も赤ワインの生産量は多いのですがレンベルガーやトロリンガーなどといった伝統品種の影に隠れてしまいがちです。しかしA地帯にしては力強いしっかりした骨格のピノが生産されて然るべき生産地域かと思われます。
Frankenにおいては白品種の作付が圧倒的に多くあまり良いものがないかと思われます。しかし僕は大して飲んだ訳ではありませんがRudolf Fuerstなどは(高値ではありますが)コンクールで好評価を受けるようなハイレベルのSpaetburgunderを提供します。
料理との相性ですがまずは無難に(都内に存在するようですが)フランス料理、しかもブルゴーニュ料理を得意とするレストランに持ち込みしてフランス党の人達の鼻をブラインドで明かしてみたいとつい考えてしまう僕は天の邪鬼でしょうか?
ピノノワールとシュペートブルグンダーは同じワインとは思いませんが、ブラインドで間違える人などいるのでしょうか。もちろん品質とは関係ない話です。
シュペートブルグンダーはブルゴーニュ料理には合わないと思いますがね。
EUの生産地域の分類ですが加盟各国の生産地域をそれぞれ気候や特性に合わせて(例えば不作の年に補糖や補酸をしていいか等)EUが(しかもEC時代から)割り振っているのです。ある特定の品種に対してではありません。(ある意味理不尽かもしれませんが)気候がかなり異なるSachsenとPfalzでも同じA地帯として扱われる訳です。
そちらではこのEUによる生産地域の分類はあまり知られていないのでしょうか。