ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

書き入れ

2010年05月13日 | 俳句雑考

12日、撮影会に同行して南薩を巡った。

 キャベツ

キャベツの高騰がやや治まってきたらしいが、畑ではその収穫に忙しかった。
開聞岳に霞みがかかっており、鳶が一羽たかだかと舞っていた。

   玉菜は巨花と開きて妻は二十八     草田男

作者は愛妻家のつもりだったが、弟子どもからは恐妻家とみなされていたらしい。

 初鰹

山川港では鰹の水揚げで活気づいていた。
首都圏行きの大型トラックも待機していた。

   目に青葉山郭公初鰹    素 堂

江戸期、郭公をホトトギスとも読んでいたらしい。


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