須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

プンゲンストウヒの涙

2021-07-08 08:57:48 | 樹木

2021年7月8日 <父>

このところ、こまめにアジサイの花柄剪定を行っています。

今週初め、大きくなり過ぎたアジサイ剪定について、

植栽サポーターに依頼がありました。

駐車場脇に植えられていて、乗降に支障があるようです。

剪定前の様子。花は終わりかけですが、濃い紫色の珍しいアジサイです。

 

 

剪定していると、ご近所の方から声をかけられました。

もう亡くなられたHさんが入居当初に植えたそうです。

車への影響を説明して、心を鬼にして剪定を続けました。

剪定後の様子です。45Lゴミ袋2つ分の剪定枝がでました。

すべてゴミにするのは忍びなく、ダメもとで10本を

さし木にして、株もとに植えました。

 

 

帰る途中、枯れてしまったプンゲンストウヒの伐採作業が行われていました。

 

 

作業後の切り株を見てみました。樹齢は40年を超えていました。

 

 

隣りにあるプンゲンストウヒの下には、鳥の白いフンがたくさん落ちていました。

あれ!よくみるとフンではなさそうです。

 

 

見上げると、プンゲンストウヒの剪定の後から樹液がでていました。

もう枯れてしまった仲間を悲しんでいる涙のように見えました。

環境に合わない場所に植えられたのを、恨んでいる涙かも知れません。

2021年7月5日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5


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2 コメント

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アジサイの剪定 (fukurou)
2021-07-08 09:10:41
須玉の父様
おはようございます。
アジサイは花後すぐい剪定する方がいいのですね。
アジサイの花芽は花が終わったらすぐ形成されるそうですから、夏以降に剪定すると花つきが悪くなると聞いたことがあります。
プンゲンストウヒにとって環境は暑過ぎるのでしょうか?
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アナベルは来春剪定 (須玉の父)
2021-07-08 16:51:07
fukurouさん
今が花柄剪定の好機ですね。
枯れて来た花色の変化を楽しむ場合、いつ剪定していいか迷います。
アナベル(アメリカアジサイ)は花芽形成が遅いため、
来春剪定しても花を楽しめます。
温暖化で残ったプンゲンストウヒも、近いうちに枯れてしまうでしょうね。
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