須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

ヒトツバカエデとハウチワカエデの紅葉

2019-11-21 09:38:34 | 樹木
2019年11月21日 <父>

先月末、増富温泉の奥にある本谷川渓谷で素晴らしい紅葉(黄葉)に出会ったのですが、
樹木の種類が特定できずにアップが遅れてしまいました。
渓谷を彩っていたヒトツバカエデ(一葉楓)とハウチワカエデ(羽団扇楓)を紹介します。
どちらも大きな葉でとても目立っていました。

まずはヒトツバカエデの黄葉です。遠目にはダンコウバイの黄葉のように見えましたが、
近づくと葉の形が全く違います。夏に入笠山で見たムシカリに似ていますが、全体の雰囲気が違い
こちらは紅葉します。
先日、購入した紅葉ハンドブック(林将之著、文一総合出版)でやっと種類が分かりました。
葉が薄くて透ける様に黄葉してます。切れ込みがない葉が名前の由来です。カエデに見えませんね。
11月19日に<母>がアップした葉もヒトツバカエデです。





対角線魚眼レンズで見上げます。黄色い葉が渓谷の上を覆って感動的。まだ緑が残った葉もあります。





足元には落葉も。今頃はもっと黄葉した落葉で埋めつくされていることでしょう。





すぐ先に、赤く色づき始めたハウチワカエデを見つけました。
須玉にあるコハウチワカエデ(小羽団扇楓)より葉が大きく迫力があります。





近づきます。色々のステージの紅葉が同時に見られます。





さらに近づきます。大きくて丸い葉を葉うちわに例えたことが名前の由来です。


2019年10月31日 山梨県北杜市にて オリンパEM-1
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2 コメント

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天狗を思い出します (fukurou)
2019-11-21 09:54:09
須玉の父様
おはようございます。
ハウチワカエデは天狗のウチワを思い出す形ですね。
紅葉と黄葉、どちらも美しいです。
カエデの仲間は対生の葉を持っていますので、カエデの仲間だと分かりますが、そこからが大変ですね。
よく似た種類もありますので。
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カエデは難しいです ()
2019-11-22 08:56:00
fukurouさん
押し葉にした大きなハウチワカエデを見てみました。本当に天狗の団扇のようです。
カエデの仲間の特徴は、葉が対生につくことなのですね。
メグスリノキ、ハナノキ、チドリノキなどを見つけたら、対生がどうか確認します。
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