須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

正月のカノープス

2016-01-08 11:55:34 | 太陽・月・星
2016年1月8日 <父>

大晦日は残念ながら須玉でカノープスを見ることが出来ませんでした。
快晴でも低空に少し雲があると、高度2度ほどの星を見るのは難しいです。

元旦の深夜、デッキに出ると真南のアカマツの左にカノープスが見えています。
まず家族に見てもらったあとに、20ミリ広角レンズで撮影。


2016年1月1日 23時41分



カメラを上に向けると冬の大三角が見えています。


2016年1月1日 23時59分



何とか20ミリ広角レンズで冬の大三角とカノープス(アカマツの右)を同時に撮ることが
できました。しかし苦しい構図ですね。もう少し広い範囲が写るレンズが欲しいですが…。


2016年1月2日 0時11分

カノープスは-0.7等星。シリウス(-1.5等星)につぐ、全天で2番目に明るい恒星です。
中国では南極老人星と呼び、この星を見ると縁起が良く、寿命が延びるとされています。
3年半前に91歳で亡くなった義母にも見てもらったことがあります。長生きできたのは
南極老人星のお陰かも知れません。

関東地方では(中国でも)すごく低空に見えるため、明るいカノープスはやっと見える程度に
減光されてしまいます。光害(ひかりがい)あると見ることは難しいです。
ず~っと昔、自宅近くの多摩丘陵から見たことを思い出しましたが、今は無理でしょうね。
コメント (2)
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