須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

奥村土牛記念美術館

2014-10-03 15:57:24 | 公園・庭園・美術館・水族館
2014年10月3日 <母>

白樺湖からは麦草峠経由松原湖に下る予定だったのに
何を間違ったか帰宅にはずっと遠回りの方向へ出てしまったのです。
思えば牧場があったのもすでに間違ったルートでした。

それでも須玉の我が家に向かうR141をひた走っていると、
奥村土牛(おくむらとぎゅう)記念美術館の看板が目に入りました。
かねて一度は行きたかった美術館なので、ちょうど良い機会と
行く事に。

奥村画伯は東京の生れですが空襲で家が焼け旧八千穂村に疎開しました。
4年間滞在したご縁で当地に奥村土牛記念美術館が出来たそうです。
主に素描や下図が収蔵されています。






純和風の建物で、この可愛い下駄で日本庭園にも出られます。






花の季節には素晴らしい藤棚、今は涼しい木陰を作り
ベンチに座っていると池を渡る優しい風を感じます。






築山から建物を見る。






時おり訪れる人がいて、1階、2階の展示室をゆっくりと観て
廻ります。
歌舞伎役者や舞子さんの顔の素描が何点かあり、
私はそれに強く惹かれました。






2階から庭園を見る。



本日の写真は全て<父>

画伯は生涯現役で描き続け、1990年5月20日に
記念美術館が開館した4か月後に101歳で亡くなりました。
山種美術館には多くの作品が所蔵されているそうです。
コメント (2)
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