磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

COURRiER Japon 2012-5

2012年08月09日 | 読書日記など
『COURRiER Japon 2012-5』
   冨倉由樹央/講談社2012年

特集名 日本の「明日」の話をしよう。



東大大学院生の開沼博さんが東大話法を使われていますが、教授たちのように駆使している感じはしません。早く社会学の手法をとる社会学の学者さんになってほしいものです。日本に社会学はないとまでいわれる分野ですから、やりがいはあるはずですね。

「【ニューヨーク・タイムズ】“復興”は誰のものなのか? 被災地を引き裂く「世代間の断層」」 下「」引用。

「未来を見据えた復興プランが重要なことは、多くの人が理解している。だがその実現には、そこに住む者にしかかわらない複雑な障害がある。-略-
「本音が言えない若者たち」-略-
 ヒロアキの父親はこう言う。
「上の世代に対して本当はこう言いたいんです。『言いたくはないけれど、たとえ浜が全部もとのとおりになっても、10年後には誰も住まなくなっているよ』とね」」

「【ル・モンド】「和を重んじる国」に変化の兆しが… 反原発運動は日本の転換点になるか」 下「」引用。

「東日本大震災に伴う福島原発の事故から1年が過ぎたが、問題は山積したままだ。そんななか日本の社会に渦巻く反原発の気運を、フランスのベテラン記者が見つめる。-略-
 メディアで、子供や女性、障がい者といった弱者の声を代弁している落合恵子はこう言う。
「団結するか、しないか、自問している余裕などないのです」」

「原子力ムラ」に、和なんてありません。
「付和雷同」です。
反原発にも和があるのは一部で、電力会社と深い仲の電力文化人もいますね。
気をつけて欲しいものです。

こんな策略もあるのですから……。

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