磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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この国のことば

2007年05月15日 | 読書日記など
『この国のことば』
         半藤一利・著/平凡社2002年

いろいろなエピソードが書かれてあります。飛鳥時代から書かれてあります。一項目、一ページという感じで読みやすいかもしれません……。



「泣く子と地頭には勝てぬ」という言葉。下「」引用。

「かくて鎌倉幕府の基盤が出来上がった。なんて歴史的事実より「泣く子と地頭には勝てぬ」という名言が残ることになる。すなわち、ある抗することのできない絶対力のことを指す。そこから「地頭」のかわりに「税務署」「社長」「サラ金」、いやいや、ちかごろいちばん多いのは「女房」とする言い換え。わたくしもまた、その一人。」


あれ? 「泣く子と地蔵には勝てぬ」じゃなかっの?

ネットで検索する。

やはりボクと同じように間違っている人もいる……。

しかし、地蔵さんと勝負する人はいないだろうなあー。(-_-;)

そりゃ、勝たないでしょうけど……。




茶を広めた人というのもやはりおられたようです。下「」引用。

「「茶は養生の仙薬なり」--栄西禅師の功績
 源実朝(さねとも)に進上したその著『喫茶養生記』にはこうある。
「茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。山谷これを生ずれば、その地神霊なり。人倫これを採らば、その人長命なり。天竺(てんじく)唐土おなじくこれを貴重す」
 書いたのは臨済宗の開祖の栄西(えいさい)。鎌倉時代の高僧である。宋の国に渡ること二度、日本に禅を定着させる道を開いた最初の人。」


小林一茶じゃなかったのか?

と思った人は……いないですか?

その一茶のことも書かれてありました。

「「世の中は地獄の上の花見かな」--小林一茶の人生観」

なかなか、意味深い……。まさにその通りですね……。


吉田松陰がアメリカに行こうとされたことのことが書かれてありました。
しかし、国際法でダメだという。
そのことをアメリカ人も書き残していたという。下「」引用。

「それで、アメリカ側の記録『遠征記』にはこうある。「日本人の強い知識欲の証拠」として受け止め、「彼らは知識を広くするために厳しい国法を冒し、死の危険を辞さなかった」と記し、「日本人のこうした傾向の中に、この国の希望にみちた前途が開けている」と讃(たた)えている。」


そして、松陰が死刑にされたのは、今の数え方では29歳の時だったとか……。若い!


西郷隆盛の像は、鹿児島と上野。
上野の像について糸子夫人は、
「こげんなお人じゃなかった」と。
城山公園の方が似ているのでしょうか?









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