磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊金曜日 2012-2-24

2012年03月28日 | 読書日記など
『週刊金曜日 2012-2-24』
   平井康嗣・編/金曜日2012年

特集名 ハシモトは今日も噛みつく



「反核運動発祥の地、杉並で「脱原発」訴え 住民主体の“有象無象”デモ」 下「」引用。

「世代や職業や政治に関係なく「脱原発」の一点でつながった“有象無象”デモが二月一九日、東京・杉並区であり、お年寄りから子どもまで約五○○○人(主催者発表)が約四・五キロを思い思いのスタイルで楽しみながら歩いた。
 杉並区は第五福竜丸が被爆した一九五四年、日本初の本格的な反核運動となった原水爆禁止署名運動の発祥の地。当時、原水爆禁止の一点でさまざまな団体や個人が結ばれて、署名は半年間で三○○○万を超えた。
 今回の脱原発杉並デモの準備も、地元の住民たちが中心となって多彩な発想を出し合った。ポスターやビラが自主的に次々とつくられ、あちらこちらに掲示されていった。-略-
 デモの先頭は、黄色の風船で飾られたベビーカートが並ぶ「キッズ隊」。カラオケセットを積んだカラオケカーでは、脱原発を訴える替え歌も多く披露された。ドラム隊やバンドカーなども出現、沿道の人たちも楽しそうに手を振ってデモ隊に応えていた。
 さらに「デモに参加した」と申告した客の代金を割り引く「デモ割り」を導入する飲食店も登場し、地域ぐるみでデモを支えた。
 デモを繰り返しても政府や電力会社が動かないという焦燥感が市民側の一部に漂うなか、「脱原発杉並デモ」は新しい運動の希望を示した。何もしないままでは原発推進側の思うつぼだ。」

もくじ

「役員に石原知事元秘書 瓦礫処理事業を受注する鹿島建設」 下「」引用。

「被災地の災害廃棄物処理をめぐって、東京都の石原慎太郎知事と鹿島建設との不透明な関係が明らかになりつつある。
 瓦礫処理は、鹿島建設を中心とした大手ゼネコン九社が約二○○億円で受注しているが、その鹿島の常務執行役員に石原都知事の元公設第一秘書である栗原俊記氏がいることがこのほど分かった。
 瓦礫処理について、石原氏は会見で「反対する人には黙れ、と言えばいい」と豪語し、不思議なほど積極姿勢を示している。
 栗原氏は鹿島に入社後、まもなく石原氏の公設第一秘書に。その後、一五年にわたって石原氏に仕えることになるが、その間「黒シール事件」を起こしている。これは一九八三年、第三七回衆議院総選挙で、石原氏の対抗候補である故新井将敬氏の選挙ポスターに「元北朝鮮人」などと書いたシールが貼られた寺家。シール貼りを主導した栗原氏は公職選挙法違反の容疑で書類送検された。石原氏はこの時「秘書が勝手にやった」と弁解していたが、栗原氏が石原氏の身がわりになった形だ。
 栗原氏は、一五年という空白期間があったにもかかわらず、復職後は営業本部副部長を務め、現在は同社の常務執行役員にまで上りつめている。-略-」

index

index

「原発を建てられるように「基準」を作っていた 原子力安全の最高責任者2人を国会事故調が追及!」2月15日。下「」引用。

「人口過密な日本には原発を建てることができないので、建てられるように基準を作っていた--驚愕の事実が原子力安全委員長から語られた。-略-」
15「原子力資料情報室の伴英幸・共同代表が憤る。「班目(*春樹)発言を素直に読めば、日本に原発は建てられないし、今後、新指針を作っても既存の原発が適合しないことは明かだ。寺坂(*信昭)発言を聞くと、安全・保安院の防災対策に現実味がなく、いざというに機能しない無能集団であることがはっきりした。原発を再稼働させてはならない」
 二氏の証言は原発の危険性を一層浮き彫りにした。」

index

index

「新自由主義と大学」大内裕和。下「」引用。

「小説や哲学といった人文学あるいは人文知は、国や社会のあり方を根本的に批判する力を育む。市場主義に基づいた新自由主義が強まる中、大学経営までも短視眼となり、大学は企業が望むような人材の養成所と化した。中でも、人文知の軽視は顕著だ。卒業・入学シーズンの今、グローバル経済下での大学の変容を「知の現場」から問題提起する。-略-」

index

「原子力文献を最初に訳した『朝日』記者 田中慎次郎」下「」引用。

「米国のスマイス報告を「原子力の軍事利用」を翻訳した。これは日本で最初の原子力文献になって“原子力こと始め”と呼ばれたりしたものだ。だから田中氏は学界からも一目おかれて、学者たちの勉強会にも講師として招かれた。田中氏の影響で原子力の道に進んだという学者も少なくない。朝日新聞社内でも゛「田中学校」などと呼ばれて渡辺誠毅・奥田教久・岸田純之助といった優れた弟子たちを育てた。」

index

「原発事故の責任隠蔽に荷担するな」

「【投書】「公務員のデモは違法」とNHKが報じるも訂正せず」

【投書】公明(原発推進)と池田(脱原発)、匿名希望。下「」引用。

「「自公路線」を推進しようとする創価学会本部や『聖教新聞』の一部(全部とは言いません)も同様です。
 そこに見えるのは、既得権益にすり寄ろうとする保身です。それは、宗祖・日蓮が身をもって示した「殉教のリスクをいとわない」生き方の真逆です。
 宗祖の原点に立ち返れるかどうかが創価学会員に問われていると思います。」








index

INDEX

INDEX



エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。