磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ながさきの子うま

2006年07月14日 | 読書日記など
『ながさきの子うま』
   大川悦生・作/宮本忠夫・絵/
     新日本出版社1984年

「母の木」の作者の大川悦生さんの作品ですね。





表紙裏に書かれあります。下「」引用。

「あのせんそうのころ、長崎の町では、まだ馬のひく荷馬車がたくさんみらました。なんにも知らない馬たちも八月九日のおひるまえ、アメリカが落とした爆弾で、一しゅんのうちに……そのなかには、かあさん馬とおさない子馬も……」


被爆者の方たちとの交流も書かれてありました。下「」引用。

「四年まえの八月、葛飾区立上平井中学の江口保先生(長崎県立瓊浦(けいほ)中学時代に被爆)や同僚の先生、同校卒業生母親有志らの一行に加わって行ったときのこと。谷口稜曄(すみてる)さん(長崎原爆乙女の会会長)との出会いも忘れられませんけれど、なぜかその一枚の馬のパネルが胸にきざまれたのでした。
 あの戦争末期、坂の多い長崎市内では、荷馬車などをひく馬のすがたがどこででも見られたそうで、被爆者の証言にも馬のことがよく出てきます。ふつうの馬の二倍もある大きなふくれた馬が立ったまま死んだという話も、まえに聞かされました。」



被爆地には象はいなかったのでしょうか?

象好きのボクは気になりました。




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