磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

日本の大事な話-編集者の学校・編-

2009年10月07日 | 読書日記など
『日本の大事な話-編集者の学校・編-』
   元木昌彦・聞き手/斎藤孝、他・述/
     ロコモーションパブリッシング2005年

「記者クラブ」のことが書かれてあった……。
--やばいシステムですね……。マスコミに批判されている現政権は健全だが、大手マスコミは今も、病的であると思う……。
--原子力の報道がまともにならない限り、ほぼ全体が重病であることは否めないだろう……。
「公害と原発のあるところに民主主義はない」



ドキュメンタリー映画『TAIZO』や『地雷を踏んだらサヨウナラ』が話題になっていた。

「グズを認めない世の中だから、今は天才が出にくい」
--芥川竜之介は精神分裂症(統合失調症)だと書かれてある……。

人体実験? 下「」引用。

「一般論としては、日本酒二合、ビールだったら中瓶二本までだ。ダブルのウイスキーの水割りで二杯まで。これは、国立久里浜病院が人体実験をやった結果、出した酒量なの。日本酒一号のアルコールは三時間たったら消えるんです。だから二合だと消えるまでに六時間。一番理想的な呑み方は、朝、目が覚めたときにアルコールが消えてればいいんだ。」

明るい晩年……。下「」引用。

「人のせいにする「他罰」はダメ。「自罰」の人に明るい晩年」

ピカソ……。下「」引用。

「確かにピカソがフランコ将軍を批判して「ゲルニカ」を描いたけど、私に言わせれば、あの絵はそこで止ってしまっています。私はもうちょっと先に行きたい。
 戦って平和を手に入れるためには、そのイメージをつくらなければならない。-略-」

できたのでしょうか?

「記者クラブは、知っていても書かない」 下「」引用。

「元木 完全に記者クラブは押さえられてしまっている。
鳥越 今回のことで今の日本の記者クラブ制度の体質がモロに出てしまった。彼らにはチェックできない。検察の体質それ自体が問題になっているときには、内部から「コイツらが悪い!」と告発しようとした人間が逮捕されて裁判にかけられているのに、記者クラブの人間たちは何も言えない。言ったが最後、閉め出されてしまうからね。
元木 しかし、締め出されても書くべきことは書かないと。私が「週刊現代」をやっていたとき、警視庁の中にはオウム信者がいるという記事をやりました。記事にする前に、警視庁から電話がかかってきて、やめてくれと言う。やめませんと答えると、記者クラブの皆さんには「ご理解をいただいている」って言う。知っているけど書かないということです。」

index

「金持ちが貧乏なサラリーマンの収入を奪い取る式の不良債権処理」

小泉流・道路公団改革でも。下「」引用。

「ところが最後の最後になって、風を見ていた小泉サンが今井委員長を生け贄にしてしまった。いつもの彼のやり方で、直前になって、「国会で通るかなんて考えてなくていい」って言い出して、マスコミや国民に向かって「あいつが悪者だ!」と切り捨ててしまった。それで結局、松田(昌士・JR東日本会長=委員)案という極論に走ってしまった。
 あの案が出た途端、道路族は拍手喝采して、「ほらみろ! あいつらは改革案のひとつもまとめられない」とすぐに動き始めた。すでに来年度から三兆円の国費を高速道路に突っ込むし、道路公団民営化までにもう三兆円注ぎ込むことになっています。-略-
元木 民営化推進委員に選ばれる直前の猪瀬さんにインタビューしたと、「自分が入れば小泉改革は本物だ」と言っていたんですがね。」

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イラク……。下「」引用。

「イラクの敵は一位がアメリカ、二位イギリス、三位が日本だと。今まで日本は友好国扱いだったのに、この小泉パフォーマンスのおかげで日本はテロの標的になってしまったんです。」

「バブル時のワンルームマンションの値段で都心のビルが買える異常事態」







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