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コミック昭和史 第3巻(講談社コミックス)日中全面戦争~太平洋戦争開始

2010年09月04日 | 読書日記など
『コミック昭和史 第3巻(講談社コミックス)日中全面戦争~太平洋戦争開始』
   水木しげる・著/コミックス1989年

やはり、目のつけどころが、他の著者とはことなると思います。



1934年近衛首相が「東亜新秩序の建設」を発表。--「大東亜共栄圏構想」の前駆。

1938年3月南京に日本軍のてこ入れによる「中華民国維新政府」が作られた。
前年には、やはり日本のてこ入れによる「中華民国臨時政府(北京)」が作られていたが、これに合流させたという。その中国側の中心人物が汪兆銘。

水木しげるは、新聞配達。
日本工業学校に補欠で入学。
両方とも落第。

保険で大儲けの祖父と父。

満州でも、貧乏人がわりをくったという。

夜学に通ったが、軍事教練がはげしくなっていった……。

兄貴は戦車兵として召集がきたが、「海軍予備学生」の第一期として入学したという。

ラジオ放送で、ヒトラーの演説が放送されていたという。迫力があたそうだ。

昼間に、宝塚ファンで観劇。

シンガポール戦では南京虐殺事件にならぶ事件として戦後問題となったという。

そして、水木しげるのところにも召集令状。

兄は館山砲術学校で高射砲を習って海軍少尉に。ニューギニアへ。

ゴミ箱見学をする東条英機。下「」引用。

「かなり視察好きだったとみえて庶民のゴミ箱をやたら視察するので評判になった。-略-
 大根の葉も魚の骨もことごとく食したとみゆる……。国民の模範だ!!」

「ゴミ箱あさり」と【goo wikipedia】にも書かれてある……。

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水木はラッパがきちんと吹けない、それで配置をかえてほしいと頼んだら南方へ。









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