磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊文春 2011年4月28日号

2011年10月23日 | 読書日記など
『週刊文春 2011年4月28日号』
   島田真・編/文芸春秋2011年

特集名 総力特集 大震災「官邸迷走40日」の全行状



「独占スクープ 「オレの選挙区に50台タンクローリーを出せ!」 下「」引用。

-総力特集-玄葉国家戦略担当相 復興を裏切る 大スキャンダル」
「大震災直後、東北全域はガソリン不足にあえいでいた。そのとき、福島第一原発から三十キロ圏内にある田村市に突如やってきた「緊急支援」。そこには地元選出の玄葉大臣の指示があった--。何よりも公平が求められる復旧現場で起きた「利益誘導」疑惑の実態を暴く。」

「細胞生物学の権威が緊急報告 太田成男(日本医科大学大学院教授)放射能に勝つ「食材」「水」 キーワードは「赤と緑」。活性酸素を潰せ!」 下「」引用。

「簡単に説明すれば、放射線は体内に入ると水分子と反応し、活性酸素を生み出す。厄介なのは、この活性酸素が、体内のDNA(遺伝子)を破壊する作用を持っていることだ。-略-鮭、ニンジン、ホウレンソウ、タコにも活性酸素を抑える物質が」

【モノクロ口絵】「これぞ正真正銘「世界一受けたい授業」 炉心から30cmの特別講義 京都大学で「原子炉と放射線」を学ぶ」

↑ 「誰でも見学可能! 原子力研究の最前線」 下「」引用。

「今年度の学部生向け原子力講義の受講物は、例年の五倍。立ち見も出ているほどです」
 国内では珍しい原子力研究教育機関である京都大学原子炉実験所。三澤毅教授は、そこで多くの「原子力のプロ」を育ててきた。-略-
 そう、平時は静謐な原子炉も、事故が起きれば人類に鋭い牙を剥く。それだけで三澤毅教授の「熱血教室」は厳しい。
「実験の初回、私は「皆さんが使うのパソコンでありません。うっかり操作を誤って緊急停止、なんてことになったら、新聞に載る大事故ですよ」と学生に話します。当然、みんな物凄く緊張感を持って実験する。でも、そうしないと本当の『原子力』を持って実験する。でも、そうしないと本当の「原子力」を身をもって学ぶことにはならないんです」-略-」

【モノクロ口絵】「液状化、節電を乗り越えてTDL再開 傷だらけの夢の国」 下「」引用。

「液状化が激しかった駐車場は使用可能になっていたが、誘導員と三角コーン、そして石灰によって手書きされた矢印ばかりが目立っていた。
 いざ入場券を購入しようとすると、いきなり余震発生。窓口は即座に閉められ、ランド内のお客はその場にしゃがむよう指示されていた。
 -略-係員に尋ねてみると、「すぐ停止するので、迎えに来たキャストに従って避難して下さい」。それで大丈夫? 「大丈夫なように設計されています」。今、福島で手一杯の会社もそんなこと言ってたような。
 ランドに続いていずれもシーも再開すれば、一日に五十七万キロワット時の電力(約五万世帯分)が必要だとか。福島第一原発一号機の発電量は四十六キロワット時。“夢の国”が元通りになる日は来るのだろうか。」









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