講談社の幼年創作童話12 どろんこぼっこ

『講談社の幼年創作童話12　どろんこぼっこ』
　　　さねとうあきら・作/梅田俊作・絵/講談社1977年

悪魔女の次は、神様のお使いの話だってさ。
－－さねとうさんはにぎやかだね。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。
「ひとりむすこを　なくして
まい日　おさけばかり　のんで
いた　まんぺいは、おそなえの
あわめしの　上に　ふしぎな
ものを　みた。むすこそっくりの
ちいさな　ぼっこさまだった……。」

ぼっこさまとは、山のかみさまのおつかい……。下「」引用。
「みなさんには、そうって　おしえて
あげますが、こういう　小人たちは、みんな
山の　かみさまの　おつかいなんですって……。」

親しみを感じる、まんぺい。下「」引用。
「うおうい、ぼっこさまあ！　あしたも
きっと　きなされいや！　おらあ、かならず
めしを　そなえとくから……。」
　まんぺいは　はしらに　しがみついて、
おもわず　こえを　かけて　しまいました。」






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