磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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脱原発・共生への道

2008年05月19日 | 読書日記など
『脱原発・共生への道』
   槌田劭・著/樹心社1990年

こんなことは笑い話にもならない。下「」引用。

「日本の原子力安全委員会を揶揄(やゆ)してね、原子力安全宣伝委員会と改称すべきではなかろうかなどという話が、その失態を指して語られたことなんです。」



帯に書かれてあります。下「」引用。

「横暴な暮らしを超えて、共生社会を!!
チェルノブイリ級の原発事故が、もし日本で起こったら……その可能性がますます高まる中で、工業社会は繁栄のかげりを急速に深めています。やがて来るてあろうその崩壊の不幸を味わいたくないなら、今こそ私たちは、エネルギー多消費の、この罪深い横暴な暮らしを超えて、堅実に生きる道を、共生への道わ歩み出さなければならない!!」

しかし、ある程度の電力量がないとやってはいけないと思いますが、現在では代替エネルギーが増えていますね。

でも、電力会社は原発をつくるために、借金をしているので、新しい事業をすることはできないのではないでしようか?

チェルノブイリ事故から話しははじまる……。下「」引用。

「チェルノブイリの死の灰が日本でも降った
 -略-どこから話を始めたらよいのか迷うんですけれども、おそらく確実に皆さんが知っておられるのは、あのチェルノブイリ原発事故だろうと思うんですね。-略-」

安全宣伝委員会と、安全宣伝マスコミがある日本……?。下「」引用。

「この検査の対象はバブコックウィルコックスの製品だけじゃなくてウェスティングハウスの製品も同じ扱いになっていて、そうなるとメーカーがちがうから大丈夫だという日本での言い方は通らなくなったわけですよ。だから日本でも遅ればせながら、加圧水型の原子力発電所についてその部分の点検をするということで、加圧水型の原子力発電所は運転を全面的に止めざるを得なくなった。
 この経過の意味するところは大切です。原子力を推進する官庁は安全のためよりも、原子力を推進するための、いわばその安全宣伝活動にこれつとめている、ということが明らかになったということです。だから、日本の原子力安全委員会を揶揄(やゆ)してね、原子力安全宣伝委員会と改称すべきではなかろうかなどという話が、その失態を指して語られたことなんです。」

「嘘つくな!」と国民がいわないと大変なことになるかもしれないという……。下「」引用。

「我々としてはですね、「嘘をつくな!」と原子力発電所を持っている電力会社に断固言わねばならない。原子力発電所に重大事故を起こされたら困るから、原子力発電所を止めてくれと強く言わねばならない。」

1973年、トイレットペーパー・パニック。
いわゆる石油危機で、トイレットペーパーが店頭から消えましたね。
--著者は水をつけた布でふいたという。

買いだめとか、売り惜しみとかありましたね……。

わが家は3つ買いだめといって、それならいつものことだと友人に笑われた……。

金持ちは置き場所にも困らないようだ……。

田舎に住んでいたので、「落とし紙」というのがあって、それも使いましたね。

ちょっと、ザラとした紙でした。








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