明日への東京宣言 都民の都民による都民のための都政

『明日への東京宣言
　　　　都民の都民による都民のための都政』
　　　　　　　　　芝田徳衛・編著/本の泉社2007年

マスコミにいいたいのは、誰か脚本でもかいているのですか？　叩きだしたら、こんなに出てくるなんて……という方がいました。



帯にこう書かれています。下「」引用。
「すいせんします
「本書は、石原都政による『貧困と格差拡大の東京」に替わる『都民のための東京』の青写真を提示する。石原都政を変える大きな統一の旗印になることを期待する」
　　　　渡辺治・一橋大学大学院教授」
「都民の生活と都政についての、わかりやすい最良の入門書です。気になる項目から読み始めるのがベストです」
　　　　杉原泰雄・一橋大学名誉教授」


石原都知事の自慢はこの大学の卒業だったと思いますが……。(-。-;)


スローガン「強気を助け、弱きをいじめる」
今の行政にかかわるほとんどの方のスローガンですね。


憲法25条という言葉を珍しく見ました。下「」引用。
「「福祉はぜいたく」「東京に格差がない」「あっても危機的ではない」などと憲法第25条の「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」や地方自治法第一条の「住民の福祉の増進を図ることを基本とする」自治体の役割に背を向け続ける石原都政。」


餓死者240人もいたという。下「」引用。
「東京（23区内）の餓死者（栄養失調死）この10年間で240人」


オリンピックで大型開発をしようとしている石原都知事。

「環状メガロポリス」

「いじめ」問題に対しての石原都知事の見解。
石原都知事「親が喧嘩の仕方を教えた方が良い」
石原都知事「私なんか、子どもに喧嘩のしかたを教えた。非常に効果があって、たちまち相手を倒したら学校の番長になっちゃった」と鼻高々に話したという。

index


オリンピックの構想で理解できたつくられた財政危機。下「」引用。
「東京都の予算規模は世界の国の一国に匹敵
　東京都の予算規模は06年度で総計12兆4000億円で、国家予算との比較では一般会計では約1割を占め、世界の中でも一国の年間予算に匹敵する規模である。
　この財源は、新自由主義と巨大開発中心による都政の経営路線を転換し、ムダをなくし適切に運営されれば、生存権をすべての人々に保障し、住民福祉の充実と都民のための環境・防災優先のまちづくりの財源に十分充当することができることを示している。」


豪華出張も問題になりましたね。下「」引用。
「石原都知事の桁違いの豪華海外出張問題である。知事在任中19回の出張で、資料が入手できた15回分総費用が2億4000万円。1回当たり1600万円も使い、01年6月のガラパゴス諸島への9日間の出張では、206万円をかけて最高級の宿泊施設を備えた大型クルーザーの見物で1400万円の出費だ。」