磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

週刊新潮 2011年4月21日号

2011年07月15日 | 読書日記など
『週刊新潮 2011年4月21日号』
   酒井逸史・編/新潮社2011年

特集名 「大震災」曙光の荒野



「「サハラ沙漠」横断の老俳優(前島幹雄)が犬を拾って歩く福島の沙漠」三匹の犬とともに写真があった。 下「」引用。

「地震が起こり、津波が原子力発電所を呑みこんで、そして残ったところに見つけたものは--老人と犬。
 福島第一原発、20キロ圏内の福島県富岡町で奇妙な翁と出会った。-略-とり残された犬に縄をつけ、-略-」 

フクシマ/ヒロシマランニング

「理想の避難所「赤坂プリンス」の定員が埋まらないその理由」 下「」引用。

「不人気の要因としては、「生活コスト」も大きい。避難所であれば原則的に生活費はかからず、むろん3食付き。一方、赤プリは設備こそ快適でプラバシーは保てるものの、「割高感」は歴然。歯ブラシやトイレットペーパーなどは自己負担で、食費は当初は朝300円、昼夜が各500円となっていた。入所開始直前の8日夜、都は急きょ食費を全額負担する方針に変更したが、あとの祭り。-略-」

「これから流行りそうな鉛の壁の「放射能防護住宅」!?」1室数千万円にも。

「誰も知らないけれど川崎市には「原子炉」が5基あった!」 下「」引用。

「武蔵工大が1基、日立と東芝がそれぞれ2基ずつ計5基が、すべて川崎市内に建設されたのである。」

「「政治家は義援金を出せない」はとんでもない「誤解」だった」 下「」引用。

「つまり、議員個人が一旦、政党支部に寄付を行い、その政党支部が義援金を出す形をとれば、選挙区への支援は可能。全国が選挙区である参院比例代表の選出議員も、この方法なら被災地に義援金を送れるのだ。」

「「暴走原発」正門で涼しい顔の「札幌医大」教授の良識」
「札幌医科大学の高田純教授(57)」4月9.10日の福島訪問。下「」引用。

「みんなチェルノブイと混同しすぎですよ。チェルノブイリは日本の軽水炉と違い、燃料棒が格納容器の中になく、周りは黒鉛。そのために黒鉛が発火して、大惨事になった。福島の場合、地震で緊急停止した時点で、すでに核反応は止まっており、あとは冷えてゆくだけ。冷えるにつれて、放出される放射性物質も減ってゆくんです」
 その率は法則に従い、7倍の時間で10分の1に低減するという。つまりは、
「温度も放射線量も3月11日の停止から、7日後で最初の10分の1、49日後には100分の1になる。だから今よりも酷くなることはありませんよ」
 教授ののる車はついに福島第一原発のフェンスに行き着いた。この間の服装はジャンパーとズボンのまま。マスクもしていない。
「原発の正面ゲートやフェンスに従って測定しましたが、毎時0.035~0.059ミリシーベルトでした。炉心近くは別として、少なくとも原発の外、人家のある辺りでの健康被害はまず考えれません」
 門扉の前でも淡々とした表情のままの高田教授。」

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