ヤクザと原発－福島第一潜入記－

『ヤクザと原発－福島第一潜入記－』
　　　鈴木智彦・著/文芸春秋2011年

ボクの児童文学を教えてくれた先生は、「暴力団員は弱者」と強く主張する人でした。
ボクは犯罪に関するかぎりは、加害者という方ですが……。
弱者を否定できないとも思います。

犯罪者集団としては、「原子力ムラ」に比べたら、小粒ですね。
－－ファシズムもそうでしたが、闇社会と結び付くものです。
新自由主義とファシズムが結び付いた今の政治屋たち。
上辺だけを信じていたら、庶民の生活は今より大変になることは間違いない……。



「炭鉱暴力団系の系譜」から続くという……。
歴史とともに、暴力団も冷血になっていきますね……。
それよりも、冷血なのが「原子力ムラ」と思いますが……。
そのような人たちと組める人たちに仁侠があるのでしょうかね？

堅気のボランティア（元暴力団組長・後藤忠政）、南相馬市で炊き出し。
仁侠があるといえるでしようね。

AKBを熱唱しながらやけくそ踊りしたという著者。
すごいAKBが歌えるんだ。まったく知らない……。

アルジャジーラに協力して、リビアを取材するというのも読みたいものです。







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