磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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創作民話絵本5 しなずのお六

2009年07月25日 | 読書日記など
『創作民話絵本5 しなずのお六』
   さねとうあきら・文/いしくらきんじ・絵/国土社1982年

お話しの世界としても、楽しむことがボクにはできませんでした。



この絵本とは関係がありませんが、アジアが独立国になったのは、日本が戦争をしたおかげだという人たちがいます。

それは事実ではないとボクは考えます。

ドロボウが入って、防犯ができたなどというのは、ドロボウがいうのは、大きな間違いだと思います。

ドロボウがいいわけがありませんね……。

--この本はそこまで、ひどくはありませんが……。

悲劇は悲劇のままのほうがいい。

カルト教団のような思想は非文化的なものだとボクは思います。

もちろん、このような物語を伝える人たちを批難するのではありません。

悲劇は悲劇として、人権を大切にして生きてもらいたいのです。

この文章にひっかかりました……。下「」引用。

「-略-このような信仰を失った人が、老人を山に捨てる〈姥捨伝説〉のことを、ひどく残酷な風習だと思うのは、無理ありません。しきし、老人が山に入るのは、新しい生命を授かるためであって、最近の老人自殺と同じように考えるのはまちがっています。-略-」

信仰の自由もあるし、そのような権利も認めるべきだろうと思います。

あくまでも、悲しい物語……。

当時は、そうしなければ、子どもたちまで、餓死してしまう……。

その辛さなど、同じ人間なら、考えてほしいものです……。

彼らの極限の生活も忘れてもらってはこまります。

きれいごとにされては困ります。

--ボクはそう思います……。







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