磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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定本アニメーションのギャグ世界

2011年01月29日 | 読書日記など
『定本アニメーションのギャグ世界』
   森卓也・著/アスペクト2009年

「アニメーションのギャグ世界」(奇想天外社 1978年刊)の改題改訂増補



図書館の説明文。下「」引用。

「カートゥーン全盛期のアメリカ漫画映画の数々を徹底解剖。「アニメの生き字引」が、ポパイ、ドルーピー、トムとジェリー、バッグス・バニーたちの世界を案内する。「崖の上のポニョ」など新たに書き加えた定本。
著者紹介 〈森卓也〉1933年愛知県生まれ。南山大学中退。56~79年まで尾西市役所勤務。映画評論家。アニメーション研究家。著書に「アニメーション入門」「映画そして落語」「シネマ博物誌」など。」

帯に書かれてあります。下「」引用。

「手塚治虫氏も絶賛した
幻の名著を増補決定版で復刻!
“アニメの生き字引”が案内する。ポパイ、ドルーピー、トムとジェリー、バッグス・バニーたちの世界。
『アニメの生き字引』森さんほどこの名にピッタリの人はいない。
驚くべき記憶力! それもこの人のアニメへの愛情と献身の賜物だと思うと、頭を下げるほかはない。手塚治虫」

「田無スタジオ」アメリカからの受注合作。下「」引用。

「「田無スタジオ(電通映画社)へ移り、ご難の『ピノキオの新しい冒険』(61~62)の取り直しがほ完了した時点で、MOMプロの社員約百三十名は全員解雇され、次の劇場用長編『ウィリー・マックビーンの冒険』(63、一時間三十分)は、撮影期間中だけギャラを保障される、“契約者”で作られることになる。
 よくある話だ。アメリカからの受注合作という不安定な仕事では、ブランクができた場合、たとえ一ヵ月間でも、給与その他の出費は、ぼう大な額になる。-略-」

「田無スタジオ」明け渡し……。下「」引用。

「この作品(*『アンデルセン物語』)のトラブルから、電通映画社が手を引き、MOMは田無スタジオ明け渡しのやむなきにいたり、大田区の三幸スタジオへ移った。」

「ウォード・キンボール・インタビュー (「みんなで語ろうHIROSHIMA 4-第四回国際アニメーションフェスティバル広島大会-」より)」

マッカーシー旋風とチャップリンの映画のボイコット。下「」引用。

「と同時に、下院の非米活動委員会が「映画産業への共産主義の浸透」に関する第一回聴聞会を開き、やがては脚本家・監督あわせて十人(いわゆるハリウッド・テン)が追放されることになる。また『チャップリンの殺人狂時代』が、アメリカ在郷軍人会とカトリック系諸団体による上映が、アメリカ在郷軍人会とカトリック系諸団体による上映ボイコットを受けた。-略-」

ファンタジーは難しい。下「」引用。

「ファンタジーは難しい。例えば誰かが子供向けの幻想小説を書き、手練手管で“宮沢賢治の幻の作品”にでっち上げれば、賞揚する連中が続出しよう。だが無名の実名で発表したら、もし出来が良くても、かえりみる人はまずあるまい。」






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