磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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小説サダコは生きる-ある原爆少女の物語-

2008年09月06日 | 読書日記など
『小説サダコは生きる-ある原爆少女の物語-』
   カール・ブルックナー(著)/
     片岡啓二(訳)/学習研究社1963年

以前にもこの本を二冊紹介しています。

サダコ ヒロシマに灯は消えず サダコは生きる

タイトルもかえてあるので、別の本かと思わないですか?




ティベッツ大佐ではなく、当時は中佐ではないでしょうか?

--書き換えることによって、何か意味でもあるのでしょうか?

といっても、大佐と書かれているのは、この本だけではないです。

リレーというのも、日本では陸上のトラック競技ですが、この本三冊とも自転車レースです。

それは、ドイツの読者の気をひくというのなら、読者を獲得したいためという理由だろうとは思いますが……。

しかし、何よりも大切なことは、核兵器の悲惨さ、非人道的なことを一人でも多くの人に伝えることでしょう。

これを南京があったから、真珠湾があったからとすり替える核保有国の人たちの意見に従うことはできません……。

これは、人類にかかわってくることです。

そして、『核の冬』ということさえあるのです。

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中国では、言論の自由を奪うことが可能だろうし、アメリカでは資本で口を塞ぐこともできるでしょうが、この現実から逃れることにはならないのです。

ロシアでも同様のことでしょうが……。

しかし、ロシアや中国の大使は広島の平和式典にも参列。

日本にとって唯一の同盟国というアメリカは参列なしで、『原爆神話』をとなえている……。

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ラッセルは『戦争は疫病』といいましたが、一番の病気はアメリカのようですね。

--これは、国の問題ではなく、人類の問題でもあるというのに……。
いまだに理解できていない常任理事国。こんな人たちでは、平和はつくられないとボクは強く思う……。







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